趣味どきっ! 国宝に会いに行く 第3回▽尾形光琳 紅白梅図屏風・燕子花図屏風

放送日 2015年4月16日(木) 10:15~10:40
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
10:15~

オープニング映像。

国宝に会いに行く 橋本麻里と旅する日本美術ガイド (バラエティ/情報)
10:16~

国宝 陽明門を紹介。現在平成の大修理を行っている。陽明門の左右には国宝の回廊が伸びている。回廊には孔雀や梅の枝、鶴などが彫刻されている。デコレーションが豊かなのは徳川家の威光を示すためだったのではないかと橋本は述べた。

MOA美術館では3月3日まで尾形光琳300年忌記念特別展「燕子花と紅白梅 光琳アート 光琳と現代美術」が開かれた。ここでは国宝に指定されている「燕子花図屏風」が展示された。橋本さんは屏風に描かれた花は「コピー&ペースト」されていると話した。また屏風は伊勢物語がモチーフとなっており、多くの絵師は燕子花と橋と人物を描くが尾形光琳の作品には燕子花しか描かれていない。省略することによって想像が掻き立てられると橋本さんは紹介した。そして視点の違いで表情が変わる構図も見所である。

尾形光琳は雁金屋の次男として生まれ、幼い頃から流行の最先端を行く着物のデザインが身近にあった。雁金屋小袖雛形帳には燕子花の文様も描かれていた。光琳は絵の才能を発揮していくが、父が亡くなり莫大な遺産を手にするも大名貸の証文が不渡りと放蕩により財産を失った。そこで絵の才能を活かすようになったという。光琳の立ち姿美人図画稿や円形図案は重文に、八橋蒔絵螺旋硯箱は国宝に指定され、「光琳波」「光琳文様」が確立した。

尾形光琳は自ら住まう屋敷のデザインも行なった。MOA美術館の一角には「光琳屋敷」が再現されている。

MOA美術館に展示されている「紅白梅図屏風」は国宝に指定され尾形光琳晩年の傑作といわれている。水流の地には銀箔が使われ、にじみ止めのにかわ液「どうさ」で波の紋様を描き、硫黄の粉をまぶすことで水流の地が黒く変色し、どうさの部分のみが銀色に残るという。この技法は主に工芸品のみに使われており、光琳は工芸と絵画を融合させた。またデフォルメされた白い梅の花も当初はピンク色で、元禄期の町人の華やかさをもった屏風だった。

尾形光琳の残した「光琳菊」や「光琳枝梅」と言ったデザインは、今も現代的な作品に取り込まれている。

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陽明門
回廊
尾形光琳
燕子花図屏風
紅白梅図屏風
伊勢物語

エンディング (その他)
10:37~

尾形光琳についてトークがされエンディングを迎えた。

次回予告がされた。

キーワード
尾形光琳

告知 (その他)
10:39~

「ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美」の告知。Bunkamura ザ・ミュージアムにて6月28日まで開催。

キーワード
ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美
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