NEXT 未来のために 2016年5月17日放送回

『NEXT 未来のために』(ネクスト みらいのために)は、NHK総合テレビジョンの教養ドキュメンタリー番組である。

出典:goo Wikipedia

放送日 2016年5月17日(火) 1:30~ 2:00
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
01:30~

間渕則文さんは過疎地でドクターカーを走らせている。救急医・間渕則文さんの闘いを追う。

キーワード
ドクターカー

“いのちの交差点”に立つ ある救急医の闘い (バラエティ/情報)
01:31~

岐阜・中津川は地域により救急車が病院に着くまでに30分以上かかる。2年前まで心肺停止の患者の救命率は全国平均の半分以下だった。中津川市民病院に2年前、救急医療の現状を変えたいと間渕さんが乗り込んだ。病院とかけあいドクターカーの導入を説得した。力を入れているのは救急隊との訓練である。ドクターカーが到着すれば医師の指示のもとで治療に参加できる。

朝7時過ぎ出勤前の間渕さんに消防から出動要請が入った。5分後にドクターカーに飛び乗る。現場まで30kmで、救急車は患者を乗せ病院に向かっていた。患者の状態は一刻を争う事態で、間渕さんは救急車と合流しその場で治療することにした。患者の内木周三(77)は呼びかけても反応がない状態だった。救急隊に指示をしながら脈拍・血圧を正常にする治療を始めた。内木さんの意識が戻り、胸の痛みがあるとし、急性心筋梗塞と確信した。搬送先の病院へ手術の準備を要請した。間渕さんは術前の処置を救急車内でやり終え引き渡した。病院には、内木さんの息子の妻が付き添ってきた。

間渕さんの勤務は9日働き5日の休みとなる。同僚の医師と2人交代でドクターカーを走らせている。勤務中は好きなお酒も匂いだけで我慢している。間渕さんは名古屋出身で地元の医学部に通っていた頃から救急医を志してきた。44歳で岐阜の県立病院で救命センター長に就任し、いち早くドクターカーを導入し、地域の救急医療に力を注いだ。中津川の救命率が低いことに気が付き、ドクターカーが必要と考え、センター長を辞してこの街にやってきた。

間渕さんはヘルメットにつけたカメラの映像を繰り返し見て、無駄な動きがないか研究する。間渕さんが中津川に来てから2年、心肺停止患者の救命率は6倍の19%に回復した。

90代の父親が自宅で倒れたと息子から連絡が入った。血液中の酸素が不足し呼吸不全に陥っていた。呼吸器の専門医がいる病院は90km離れ、高齢の家族が看護に通うには遠い。間渕さんは20km離れた病院に連絡し受け入れてもらうことになった。1ヵ月後、岩木さん家族を訪ねた。桂三さんは父親が倒れる前から妻ががんで名古屋の病院に入院している。家事は全て桂三さんがしている。間渕さんが近くの病院を選び、89歳の母を毎週連れていくことができている。

間渕さんの原点は祖父の背中だった。50年前の新聞記事に静岡の無医村に診療所を開いた祖父が紹介されている。患者との信頼の構築は祖父と比べるとまだ及んでないと話している。

夜8時過ぎ、72歳の夫が意識を失っていると通報があった。心臓停止の時間が長く、間渕さんは助かる可能性は少ないと直感した。通常救急車であれば病院へ搬送するケースだが、間渕さんは無理して運ばないと決めていた。夫の最期をどこで看取りたいか家族に問いかける。夫は生前から自宅で最期を迎えたいと言っていた。

間渕さんが助けた患者が自宅に戻ってきた。急性心筋梗塞で倒れた内木さんである。間渕さんが看取りに立ち会った時の映像を見返していた。思わぬことを言っている時もあるという。一期一会の救急現場でも、患者・家族から信頼される医者でいたいと考えている。

キーワード
中津川市民病院
ドクターカー
北消防署
中津川(岐阜)
加子母(岐阜)
中日新聞
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