国会中継 NHK平成25年度予算審議?参議院総務委員会?

国会中継(こっかいちゅうけい)は、日本の国会の会期期間中に随時放送される中継番組であり、現在では、通常はNHK(日本放送協会)の総合テレビとラジオ第1で「国会中継」のタイトルで放送されているテレビ番組・ラジオ番組と、株式会社ドワンゴのニコニコ生放送でNHKと同一タイトルでライブストリーミング配信しているインターネット番組を指す。ただし、過去にはNHK以外の放送局が委員会審議を中継した例もある。

出典:goo Wikipedia

放送日 2013年3月28日(木) 0:25~ 4:43
放送局 NHK総合

番組概要

NHK平成25年度予算審議 趣旨説明 (ニュース)
00:25~

参議院総務委員会より、NHK平成25年度予算審議の模様を放送。「承認を求めるの件」を議題とした今回の審議について、総務大臣の新藤義孝、またNHK松本正之会長から提案理由が説明された。

キーワード
放送法
NHK

NHK平成25年度予算審議 質疑(午前) (ニュース)
00:32~

民主党の山根隆治による質疑。NHK受信料の問題について、不祥事を受けて徴収率が心配されるような状態に落ち込んだが、その後どのような努力をして経営改善し、現在の徴収率はどうなのか?と質問。松本会長は、職員が信頼回復に全力で取り組むと同時に、徴収活動をおこない、平成18年度以降少しずつ徴収率が回復し、平成22年度には不祥事前以上の徴収率を確保していると答えた。

国際放送の充実・強化について、現在NHKワールドの受信可能な国・地域は130にもおよんでいるが、実際にそれらの地域で見てみるとなかなか見ることができない状態なところがあり、こうしたことはどんなことが問題なのかと質問。松本会長は、顕著に充実されているのはここ4~5年であるということなどを説明し、山根議員は様々な司法を駆使して実際に映像を見てもらうことが大事だと語った。

東日本大震災のときに在日の外国人や観光で来た外国人たちが、そのときどんな手段で情報を得たのかに関心があるが、山根議員はIOMにて外国人同士が情報提供をし合って助け合ったという話を聞いたと語り、そしてこうした災害時に外国人へNHKとしてはどのような情報提供をしていくか?と質問。これに対し、NHKの石田研一理事が震災時におこなった取り組みを説明。

国際共同制作の強化について、「知られざる大英博物館」は非常に評判が良かったが、放映された韓国のブログによると第1部の古代エジプト、第2部のギリシャのみ放送し、第3部の日本は放送されなかったという。山根議員がこの事実関係を確認した。

NHKさいたま放送局が移転するという計画が発表されたが、計画が2年延期されるとの発表があったことについて、延期にともなってNHKとして特別な対応をすることがあるのか?と質問。NHKの福井敬理事は、延期によって業務に支障がでることはないと答えた。

民主党の加賀谷健による質疑。韓国では今月20日に、主要放送局や大手銀行がハッカーによる攻撃を受けて大きな影響を受けていると報じられているが、NHKでも同様なサイバーテロに遭う可能性はあるのか?と質問。NHKの松本会長は、サイバーテロに遭う可能性は否定できないと答えた。

完全地デジ化に移行し、各家庭にあるテレビの装置にはB-CASカードがついているが、このB-CASカードはどんなものなのか、またカードの目的をあまり理解してもらえていないのではないか?と指摘し、説明を求めた。

NHKセンターの建て替えについて、財源の確保を踏まえて構想の具体化を進めるとの注文をつけているが、この計画について説明してほしいと要望。現在の建物はだいぶ古く、だめになったときには大変な事態が発生するため、残り期間がだんだん少なくなってきていると指摘した。

民主党の藤末健三による質疑。中国では今PM2.5が問題となっているが、日本から中国の様子をみるとマスクをしている人ばかりだと見られているが実際はそうでもなく、現地在住の日本人らから話を聞くと、マスクをしている人はほとんどみないという話があり、報道内容と現地の声が違うといった状況をどう思うか?と質問。松本会長は、NHKとしては事実を客観的に捉えて真実を伝えるということになっていると答えた。

NHKの目的には「放送および受信の進歩発達に必要な業務をおこなう」ということが書かれ、法律の中に国際放送および境界国際衛星放送をおこなうといったことがあり、NHKは他の民法とは違って技術研究所を有している。藤末健三議員は、日本のお家芸であるテレビがどんどん落ちている中、この技術研究所の力を使ってほしいと思っていると語った。

最後に、新藤大臣にNHKの使命は何なのかということを事業計画に徹底してもらいたいと要望した。

民主党の難波奨二による質疑。来年度は3か年計画の中か年で、当初計画では平成25年度は47億円の赤字だと見込まれていたが、今回衛星契約などにより収支均衡を図ったというが、それについてどんな感想をもつかと質問し、松本会長らが回答。それを聞き難波奨二議員は、役職員全員が頑張った結果だろうと語った。

消費増税に伴ってのNHKの経営への影響、受信料に対して消費税を添加する考えはあるのか?と質問。松本会長は、施工例に基づいて添加していくことになると答えた。

東京スカイツリーへの送信の切り替えの問題について、受信障害などの現状をNHKとしてはどのように対応しているのかと質問。久保田啓一理事は、東京スカイツリーに移転した場合、東京タワーから受信していた世帯ではほとんど問題なく受信できるが、一部の地域で障害が発生する可能性があるため、民放局と一緒に平成23年7月に東京スカイツリー移行推進センターを設置して対策を進めているところだと答えた。

NHKでは給与制度の見直しをするといった話があるが、なぜこの改革をおこなうのか、改革をすることによってNHK自体がどのような変化になるのかと質問。松本会長は、NHKが公共放送としてきちんと将来にわたって役割を果たしていけるのか、視聴者から信頼をもらえるのかということが中心だと答えた。

自由民主党の藤川政人による質疑。松本会長に平成25年度の業務運営の意気込みを聞き、東日本大震災においてのNHK受信料免除世帯の件数を確認。

NHKの受信契約を、個人宅であれば1つの契約でどの部屋でも見ることができるが、ホテルなどの場合は客室があれば稼働率が低くても100%の契約が必要になってくる。最近は観光客が減っていて苦しいということで、100%受信契約を行った場合は2台目以降は半額にするといったサービスを用意したが、これについてはどのように思っているのか?と質問。

自由民主党の二之湯智による質疑。NHKは従来の年功序列的な体形を見直し、実績主義を導入するとして現在労使交渉をおこなっているということだが、評価する基準をどうするのかと質問。吉国浩二専務理事は、経営計画の4つの重点目標などに示された、公共放送の使命達成に各部局・各職員がどれだけ貢献したかという観点から判断されるべきだと思うと語った。

現在放送中の大河ドラマ「八重の桜」は予想以上の好評で、全国各地の放送局から大河ドラマで地元を取り上げてほしいとの要望が寄せられるが、何を持って大河ドラマの主人公を決めるのかという基準がわからないため、教えてほしいと要望。松本会長は、視聴者のニーズや時代の動き、一年にわたって視聴者の興味をひきつけけられる主人公なのかどうかなど、そういったことを考慮して決めていると語った。

自由民主党の中西祐介による質疑。これからのNHKは新しいメディア環境への対応、大規模災害を備えた公共放送の機能強化に力を入れていってほしいと語り、まずこの予算審議の放送が深夜になっている理由を説明してほしいと要望した。

中西祐介議員がNHKのある番組で、テレビ画面はついているけれども携帯などをいじりながらおもしろそうなところだけを目にやったりする様子をみかけ、これからのテレビの役割は大きく変化するのではないかと語った。また今の時代はインターネットとの融合が重要であり、その例を紹介。先の時代を見据えて、これからのNHKの役割、これからの放送と通信との融合についてどのように考えているのかと質問。松本会長は、ハイブリッドキャストなどを使い、放送通信連携というかたちで技術開発やコンテンツ開発をすすめていきたいと語った。

これからのコンテンツの海外展開について、韓国がコンテンツの輸出をのばしている背景には、海外に活路を見出さなければ大変厳しい状態の中でコンテンツ産業を育成するという政府の総合的な支援策が構築されているためだと指摘し、NHKのこれからの努力と経産省の取り組みはどうなっているのかと質問した。経産省は、2007年からJAPAN国際コンテンツフェスティバルを開催していることなどを語った。

キーワード
NHK受信料
民主党
NHK
NHKワールド
IOM
知られざる大英博物館
韓国
サイバーテロ
B-CASカード
著作権
PM2.5
消費増税
デジタル放送
東日本大震災
八重の桜
ハイブリッドキャスト
JAPAN国際コンテンツフェスティバル

NHK平成25年度予算審議 質疑(午後) (ニュース)
02:32~

公明党の木庭健太郎による質疑。放送機能の強化について、平成24年度からの3か年の経営計画では安全・安心を守る公共放送の機能を強化するため、いかなる災害時にも対応できる放送設備と体制の強化の一環として、本部のバックアップ機能を大阪局に整備したが、2段構えのバックアップ機能という考え方に対しての会長の意見を求めた。

前の3か年計画において、NHKは視聴者に対して「受信料の10%還元」を約束したが、7%の値下げをして、残りの3%に関しては経済状況の悪化による収入減少分と、東日本大震災にともなう緊急の設備投資への還元分で、結局は7%で止まっていると指摘。現時点で、10%還元をどのように整理しているのかと意見を求めた。

みんなの党の寺田典城による質疑。都会での65歳以上の高齢者の増加率は40~50%近くになっていて、これからは高齢者のエネルギーを活用していかなければならないと言われている中で、NHKの役割をどのように考えているのか?と質問。松本会長は、高齢者のエネルギーを活用したものを若者とコラボするなどをやっていくと語った。

受動受信について、総務省は受信料体制のありかたを見直すことが抜本的な解決方法だとしているが、このことについてどう捕らえているのか?と質問。新藤大臣は、受信者の意図という主観的な要素を緩和することが、制度の安定性に影響を与え、これが公平性の確保を阻害するという問題点があることも事実だと語った。

生活の党の主濱了による質疑。平成24年度予算案で、受信料収入が予算に対して42億円増収の見込みであるということに対して敬意を表し、何が増収の要因だったのかと質問。松本会長は、10月から値下げをおこない、半年で224億円程度発生するため、これをいかにリカバーするかと、チームを立ち上げてとりかかったと語った。

給与制度について、一般的にNHKは給料が良いといわれているが、NHKの説明では1人あたりの給与は民放と比べると1~2割安く、大手新聞社と比べてもおおむね低い水準だとしている。その上で基本賃金を5年間で10%引き下げようとしているが、これは給料が高いという認識のもとで進めているのではないのか?と指摘した。

日本共産党の山下芳生による質疑。前NHK経営委員長が東京電力の社内取締役を、経営委員長のまま兼職しようとしたところ、国民視聴者から大きく非難され、結局はどちらも辞任することになったが、報道の中立性から見てこのような兼職は成り立ち得ないという認識はあるか?と質問。浜田健一郎経営委員長は、非常勤の経営委員は、放送法にあるものに該当するもの以外は認められていると答えた。委員長自身の意見は差し控えたことに対し、山下芳生議員は「公共放送の使命、報道の姿勢が問われる問題だ」と返した。

また賃金の引き下げについて、安倍首相が経済3団体のトップと会談して賃上げの要請をして、その後一部に限り賃上げの動きが起こったが、それに反してNHKの給与制度改革の中で賃金を圧縮すると示したことは、デフレからの脱却に水をかけることにならないのか?と指摘した。

みどりの風の亀井亜紀子による質疑。みどりの風は政党だが、1月の「日曜討論」で“各党に聞く”という対談になぜでていないのか?と指摘されたことがあると話し、このことについて番組側に聞いたところ、国政選挙において得票率2%以上を獲得、または国会議員が5人以上のどちらかの要件を持っていれば政党と認められるはずなのに、どちらも満たしていないと政党だと認められないと言われたと語った。これが公平で中立であると感じられないと訴えた。

現在発売されているとある雑誌に、中山成彬議員が衆院予算委員会において日韓併合朝鮮総督府時代について発言したところ、非常に話題になって国会放送の動画がYouTubeにアップされたが、それをNHKが著作権の侵害だとして削除要請をし、削除された。しかし、同じ日の予算委員会で辻元清美議員が従軍慰安婦問題について質問したものは削除されておらず、その差は何なのか?と質問。石田理事は、確認次第著作権違法ということで削除要請をおこなっているが、追いついていないのが現状で、時間差がでることになったのではないかと語った。

社会民主党の又市征治による質疑。この1年間、どのくらいの放送時間を使って震災関連の話題を伝えているのかと質問、松本会長は913本の番組を放送したと答えた。また、NHKは視聴者や局内の報道に関する活発な議論をおさえることなく、多様な意見を発信してほしいと意見し、言論機関としての中立構成・不偏不党を守っていく決意を示してほしいと要望した。

NHKは新たな職員制度として、地域職員を設けて全国転職の職員とのあいだに差をつけるとしているが、今でも正規職員と非正規職員の間に差がある上に、さらに職員の間に格差を生み出すのかと懸念されると指摘。地域スタッフという人たちは、どういう仕事と身分でどのようになっているのか?と質問。福井理事は、雇用契約ではなく、委託契約に基づいての受信契約収納業務の委託・受託の関係だと答えた。

日本維新の会の片山虎之助による質疑。不祥事などで色々あったNHKがこの2年でだいぶ落ち着いてきたと話し、そこで就任から2年2ヶ月の松本会長に対して感想を聞きたいと要望し、また会長のイニシアティブで職員給与を下げるのか?と質問。給与に関して、このことは引き継いだ経営者として間違いなくきちんと行い、経営計画の中に示されていた前提条件やその後の変化というものを取り入れてやるつもりでいると語った。

また番組について、民放とあまり競争しないでほしいと指摘。片山議員は、NHKらしい番組をやってほしいと語った。

森田高による質疑。NHKなり放送が日本のために何ができるのかということに関して、日本方式のデジタル放送の世界展開についてこれからの決意を質問。新藤大臣は、テレビと携帯同時にデジタル放送を受信できるのは日本方式だけであり、災害時に有効だといこと、日本方式を入れた国にそれなりの信頼があるとするならば、私たちはこの先の海外展開も今の展開をすることによって先の展開まで担保できるのではないかと語った。

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デジタル放送

NHK平成25年度予算審議 採決 (ニュース)
04:34~

参議院総務委員会より、NHK平成25年度予算審議の模様を放送。「承認を求めるの件」を議題とした今回の審議について、採決。全会一致で承認すべきものと決定された。

キーワード
放送法
NHK
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