国会中継 参議院予算委員会質疑

国会中継(こっかいちゅうけい)は、日本の国会の会期期間中に随時放送される中継番組であり、現在では、通常はNHKの総合テレビとラジオ第1で「国会中継」のタイトルで放送されているテレビ番組・ラジオ番組を指す。ただし、過去にはNHK以外の放送局が委員会審議を中継した例もある。

出典:goo Wikipedia

放送日 2018年2月1日(木) 9:00~11:53
放送局 NHK総合

番組概要

参議院予算委員会質疑 (ニュース)
09:00~

衆議院予算委員会質疑の模様を伝える。予算委員長は金子原二郎。

日本共産党の辰巳孝太郎による質問。辰巳議員は森友学園問題について、財務省が省内のやりとりを1年近く経って公開したが、「文書は廃棄した」と述べてきた前理財局長の証言は虚偽ではないかと指摘し、疑惑隠し、隠蔽であると追及。財務省の理財局長、安倍首相らが答弁に立ったが、辰巳議員は前理財局長の証人喚問を求めた。

辰巳議員は「2016年10~11月にかけて安倍首相夫人付きの秘書が森友学園元理事長の要望を受けて、財務省に照会をかけて元理事長に回答しているが、どのような要求だった?」と質問し、理財局長は「定期借地の優遇措置についてだった」などと答弁した。辰巳議員は「財務省が首相夫人が森友学園小学校建設に関わっていると知らないわけなはい」と追及したが、安倍首相は元理事長の証言は二転三転するなどとして、これを否定。辰巳議員が首相夫人の証言を求め、審議が中断する場面があった。

日本共産党の倉林明子による質問。倉林議員は国民健康保険の現状について、協会けんぽなど、それぞれの医療制度で加入者1人あたりの所得に対する保険料負担を確認。加藤勝信厚生労働相は、国保は10.6%、協会けんぽは7.6%などと説明した。倉林議員は市町村国保における加入世帯主の職業構成割合の現状は、圧倒的に非正規・無職が多いと指摘し、国保加入者の負担が多いのでは?と質問。加藤厚労相は国庫対策では低所得者対策も含めて財政支援を行う事にしている、などと答弁した。

倉林議員は直近の国民健康保険料滞納金額と、差し押さえ件数・金額を確認し、加藤厚労相が具体的数字を説明。倉林議員はなぜ差し押さえ件数・金額が右肩上がりなのか?と指摘し、差し押さえの現状を解説し、国保の現状の見解を聞き、安倍首相は低所得者が多く加入する保険社に対する、財政支援拡充を行うなどし、国保の財政基盤を大幅に強化する、などと答弁した。

倉林議員は国民健康保険の徴収は国税徴収法に基づき行われるが、差し押さえをしてはならない給与の限度額、なぜ差し押さえをしてはならないと定めているのか?と質問し、国税庁次長が説明した。倉林議員は生存権を脅かすような差し押さえはやってはならないのでは?と追及し、4月から本格実施となる保険者努力支援制度を問題視し、麻生財務相らがこれに答えた。

倉林議員は生活困窮世帯向けの子どもの医療費助成制度について、入院・通院どれぐらいで実施しているのか?と質問し、加藤厚労相は通院・入院ともに中学生までを対象としている市区町村が最も多い、などと説明した。倉林議員は子どもの医療費助成制度に対し、国保への減額措置が見直される事になったが、中身と影響額の説明を求め、加藤厚労相が答えた。倉林議員は、国として子ども医療費助成制度を検討してほしいとの声に答えるべきでは?と質問し、安倍首相は慎重な検討が必要だ、などと答弁した。

日本維新の会の浅田均による質問。浅田議員は働き方改革に関連し、同一労働同一賃金を実現するには、官民給与格差を是正する必要があると指摘し、官民でなぜ差があるのか?などと質問し、人事院局長はラスパイレス指数で、正確に比較する事が適性だと思う、などと説明した。また浅田議員は「産業、従業者帰省別民営事業者数」「一般労働者の企業規模、年齢階級別賃金」というパネルを解説し、給与比較の正当性妥当性を再確認し、官民給与価格を改める必要性があると主張。人事院の一宮なほみ総裁は、調査法は社会経済状況を踏まえ、常に見直しており、現在の比較方法は適性と考える、などと答弁した。

浅田議員は「産業、従業者帰省別民営事業者数」というパネルを解説し、

浅田議員は民間給与調査には、人事院、厚生労働省、国税庁と3つあるが、一本化する必要があるのでは?と質問。安倍首相は「すぐに一本化するには課題があるが、公務員の給与および調査のあり方は、人事院において専門的見地から判断されるべきもの」などと答弁した。

日本維新の会の片山大介による質問。片山議員は待機児童対策の目標のために保育士は確保できるのか?と質問。安倍首相は保育士の処遇改善などの具体策を説明し、今年度末までに必要な11万人以上の保育人材が確保できる見込みである、などと答弁した。片山議員は平成27年の保育士確保プランの確保目標が、保育士から保育人材に変更された理由を聞き、加藤厚労相が説明した。

片山議員は保育士の処遇改善が重要になるが、保育所の委託費の中に含まれる人件費が他の項目に使われるケースがあると指摘。松山政司少子化担当相手は、委託費の仕組みを説明。安倍首相は委託費は適正な給与水準が維持されているなど、一定の条件を満たす場合にのみ、柔軟な対応ができるようになっている、などと答弁した。片山議員は保育士の年収の基準額は約380万円だが、実態は約315万円であるといった内閣府のデータを出し、委託費の給与以外の流用を問題視した。

片山議員は総務省の補正予算案のうち、旧姓表記のためのマイナンバー制度のシステム回収に100億円をつけている事を問題視。野田聖子マイナンバー制度担当大臣は、女性活躍の観点から、旧姓を使用しやすくなるよう使用拡大の取り組みを広げる必要がある、などと説明した。

片山議員は、野田大臣に対し、先週末に全国の自治体にマイナンバーの書簡を出したがその内容は?と質問。野田大臣は国民の利便性のために最大限に活用してもらえるように改めて要請した、などと答弁した。片山議員はマイナンバーカードの普及率拡大をすべきでは?と質問し、野田大臣は現在は過渡期であり、国民に一番身近な市区町村のみなさんにお勧めしていただきたく発出した、などと答弁した。

希望の会(自由・社民)の山本太郎による質問。山本議員は森友学園問題について、3月の証人喚問で衆参院の中で偽証罪に問われる事はあったか?などと質問。質問の中身がわかりづらいと審議が中断する場面もあった。

山本議員は安倍首相と森友学園元理事長の発言に食い違いがあると指摘し、偽証かどうか徹底的に検証すべきと主張。安倍首相が口封じのために長期勾留を指示したという事はないか?と質問し、審議が中断する場面もあった。また外務相にネルソン・マンデラ・ルールズの説明を求め、元理事長らに非人道的な扱いが続いていると主張した。

山本議員は、アベノミクスにより国民の暮らしが豊かになった根拠とは?と質問。茂木敏充経済産業相は、名目GDPが過去最大の549兆円、有効求人倍率の上昇などといった具体的な成果をあげた。また山本議員は民主党政権から貯蓄ゼロ世帯の割合が増えているというデータの見解を求めた。茂木大臣は日本は少子高齢化に直面しているが、潜在成長率を引き上げることが、最大の課題で、人づくり革命、生産性革命に全力で取り組むなどと答弁した。山本議員は経済拡大と言いながら、消費増税で冷え込まして何がしたいんだ?などと主張した。

立憲民主党の蓮舫による質問。蓮舫議員は少子化をいつ国難と認識したか?来年度予算案で国難は突破できるのか?待機児童問題は解決するか?教育費無償化より園そのものへの支援の方が教育の質が上げるのでは?などと相次いで質問し、安倍首相、茂木敏充経済産業相らが答弁した。

蓮舫議員は安倍首相に「子供たちに大胆に投資するので財政健全化目標は困難」と明言した意図について聞いた。安倍首相は税収の見積もりが変わった、などと答弁した。蓮舫議員は、消費税増収部分を子どもに回すから目標が達成できないのか?去年の政府の財政試算でプライマリーバランスの黒字化は達成していたか?などと相次いで質問し、茂木経済産業相らが答弁。蓮舫議員は歳出削減の必要性を主張した。

蓮舫議員は安倍内閣が新たに設ける出国税の内容、どれだけ検討したか?欧州旅行でもLCC利用でも同じ税率か?などと質問。石井啓一国土交通大臣は、出国税の正式名称は国際観光旅客税出国であり、1回出国する度に1000円を徴収するなどと説明した。

蓮舫議員は茂木経済産業相に、線香をタダで配る目的は?と質問。茂木経済産業相は統制の拡大を含め、様々な目的をもって進めている、などと答弁した。

無所属クラブの薬師寺みちよによる質問。薬師寺みちよは何故補正予算案を組む必要があるのか?と質問。麻生太郎副総理・財務相は、29年度補正予算は本予算の作成後に生じた、災害、核・ミサイル問題など様々な事情に緊急的に対応するものである、などと説明した。

薬師寺みちよは、東京オリンピック・パラリンピック、平和についての考えを聞いた。安倍首相はオリンピック・パラリンピックは世界的な平和の祭典であり、世界各国がスポーツを通じて理解しあい、平和を作ることの重要性を発信するものにしたい、などと答弁した。

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