超絶 凄(すご)ワザ! 夢かなえますSP〜世界目指すフィン&究極クルミ割り器

放送日 2017年10月22日(日) 9:00~ 9:50
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
09:00~

「超絶 凄(すご)ワザ!」は50分に拡大し、月1回のスペシャル番組に。今回は視聴者の依頼に技術者が挑む、夢かなえますSP。フィンスイミングの日本代表から、「世界を目指せる日本製フィンを作って」との依頼。さらに東日本大震災の被災地のおばあちゃんたちから、「クルミの実を大粒で取り出せる道具を作って」との依頼。

今回は視聴者の依頼に応える夢かなえますSP。「世界記録を目指せる日本製フィンを作って」「国産クルミから実を大粒で取り出せる道具を作って」という2つの依頼に挑む。

キーワード
東日本大震災
クルミ

夢かなえますSP (バラエティ/情報)
09:01~

最初の依頼人は、早稲田大学フィンスイミングサークルのシックスビート。日本製のモノフィンを作ってほしいという依頼。日本人は欧米人に比べて足の横幅が大きいので、ヨーロッパ製のフィンだとサイズが合わないという。開発したフィンを使い、50mアプニア日本代表の梶沼が記録更新に挑戦する。ハマカーン神田らがフィンスイミングで泳ぎ比べをした。フィンスイミングは競泳の1.5倍のスピードが出る。

3人のスペシャリストがフィン開発に挑む。設計の田村は材料工学の専門家でフィン研究歴30年。日本水中スポーツ連盟の副会長。田村はフィンの横幅を72cmから76cmに広げ、イルカの尾ひれを参考に面積を2割削減した。フィンの板づくりを担うのは、カーボン職人の井上。先端を薄くすることで板先をしなりやすくさせた。靴の担当は山元。ゴム加工メーカーモリテックの職人で、一点物の加工を得意とするゴムのスペシャリスト。梶沼の足型から作ったゴムを手作業で削り、極薄で一体形状の靴を作った。

記録挑戦の2週間前、梶沼に完成したフィンを渡した。梶沼は試しに泳いでみて、水をかく手応えがないという問題点を指摘。板の面積を減らし過ぎたことが原因。さらに、フィンのハジがめくれるという問題も見つかった。2日後、田村は解決策を模索していた。

昭和63年、日本製のフィンが作られたことがあった。フィンスイミングがオリンピック種目になる可能性があり、日本企業が学者たちと共同開発した。その学者の1人が若き日の田村だった。田村は独学でフィンを研究し、商品化に力を尽くした。しかし、フィンスイミングはオリンピック種目にならず、フィンの開発・生産は中止された。田村はそれから30年、1人で研究を続けてきた。30年の思いが詰まったフィンが登場する。

完成品を披露。2つの問題点の解決のため、足回りの面積を増やし、カーボンの繊維の向きを変えて強度を高めた。完成したのは2日前で、梶沼は1日しか練習できなかった。

本番。梶沼が50mアプニアの記録更新に挑む。梶沼の自己ベストは14秒81。記録は15秒26だった。梶沼は、世界学生選手権の優勝タイムよりは速く泳げたのでよかったと話した。

4月に行われた世界学生選手権の優勝記録は15秒33。今回の梶沼の記録は15秒26で、それを上回った。梶沼は再挑戦を申し出た。

梶沼が50mアプニアの記録更新に再挑戦。自己ベストは14秒81。1回目は15秒26。2回目の記録は14秒98だった。

記録更新はならなかったが世界と闘える好記録が出た。梶沼は世界に挑戦できる手応えがあると話した。

岩手・野田村のおばあちゃん達からの依頼。クルミを大粒のまま取り出せる道具を作ってほしいという。クルミの名はオニグルミ。クルミは硬く、強く叩きすぎても粉々になり大粒の実は取り出せない。さらに中の実はやわらかく、取り出す時に粉々になりやすい。大粒で取り出せるのは約3割と効率が悪い。しかしこのクルミの実に村の復興がかかっている。東日本大震災で野田村も津波の被害を受け、多くの村民が仕事を失った。何もかも流された村の人達の目に止まったのが、野田村のいたるところに自生するオニグルミの木。これを商品にすることで村に新たな仕事を生み出そうと、拾い集める人、加工する人、わずかでも収入になるはずと震災の翌年から始めたという。

オニグルミと違い、洋グルミは品種改良され中の実が取りやすくなっている。ちなみに洋グルミ用のクルミ割り機に、オニグルミには使わないでと書いてあるものもあるという。

硬いクルミから大粒の実を取り出す難題に挑んだのは、工具メーカーのロブテックス。まずはすでにある工具で割ってみることに。割れればいいならばと5トンの力で電線ケーブルなどに金具を取り付ける工具では、実が粉々になってしまった。社長は新たな工具を開発することに決めた。この難題を託されたのが林さんを中心とした技術者6人。目標は実を半分の大きさで取り出す道具の開発。大粒の実を取り出すためまずは病院でCT写真を撮ってもらい内部の構造を分析し割る手段を考える。すると殻は外側だけでなく、実にピッタリ密着した内側にもあることがわかり、最初から行き詰まってしまった。

今回は2分の1サイズの大粒の実を取り出すことを目標にした。開発期間残り2週間、やっと打開策がみつかったと連絡があった。片刃で切りつつ割ることで、クルミの下半分だが、無傷のまま実が姿を現した。しかし上半分はどの方向で殻を割っても肩が引っかかり外すことができない。その5日後、ついにクルミの上半分への解決策をみつけたという。十字に切れ目を入れることで、目標としていた2分の1サイズの実を取り出すことに成功した。

スタジオではおばあちゃん達が素晴らしいとビックリした。作業効率を上げるため改良が加えられた完成品がスタジオに登場。

おばあちゃん達のいつものやり方と開発した道具で、10分間の実の取り出し競争を行った。実を取り出したクルミの数は依頼人チームは31個に対し、開発チームは12個。しかし大事なのは大粒をどれだけ取り出したか。

判定は大粒を選別するふるいにかけ、残った実の重さで競う。依頼人チームは17.3g、開発チームは19.4gでわずかに上回っていた。圧倒的に開発した道具のほうが無駄が少ない。完成した製品を依頼人チームに渡した。

収録から2週間後。フィン依頼人の梶沼さんは、日本製フィンで世界記録を出すため練習していた。依頼人の一人だった冨山さんは番組収録を機に、理系の血が騒ぎ後日、フィン開発者の田村さんのもとを訪ねた。

野田村のおばあちゃん達は、林さんが送ってくれた説明書のおかげもあり、新しい道具に慣れ始めていた。説明書と一緒に、林さんたちから別のクルミ割り機も送られてきていた。実はこの機械、成功確率が低いため実際には使えないのだが、実をまるごと取り出せる性能を持っている。

超絶 凄(すご)ワザ!の次回予告がテロップ表示。

超絶 凄(すご)ワザ!の番組HPアドレスが表示。

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