ドキュメントしこく ミャンマーから来たエース〜ゾーゾーウー 日本野球への挑戦

放送日 2013年10月14日(月) 5:15~ 5:40
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
05:15~

野球ミャンマー代表のゾーゾーウーの日本野球への挑戦を特集する。

ミャンマーから来たエース~ゾーゾーウー 日本野球への挑戦 (バラエティ/情報)
05:16~

四国アイランドリーグの香川オリーブガイナーズにミャンマー出身のゾーゾーウー投手が入団した。彼は香川オリーブガイナーズとプロ契約を結んだ。ミャンマーからプロ契約の選手が出るのは初めて。彼はミャンマーのためにも頑張りたいと話した。野球選手として小柄なゾーゾーウーの武器は正確なコントロール。彼に監督も期待を口にしている。

ミャンマーに野球が伝わったのはごく最近のこと。1988年に軍事政権の支配が始まり貧困が拡大し若者たちの間に薬物中毒が広まった。そこで元国連職員の岩崎亨さんは子どもたちが夢中になれるものをと野球を教えるようになった。その中でゾーゾーウーは実力が認められ日本生きを勝ち取った。ゾーゾーはヤンゴンのはずれで生まれ育った。貧しい暮しが続く中ゾーゾーウーの活躍が家族の希望となっている。

日本に来たゾーゾーは、チームの寮で暮らし始めた。一人海外で戦うゾーゾーに家族は地元の食べ物を持たせていた。チーム合流から1週間、香川オリーブガイナーズはリーグ首位を走っていた。その試合にゾーゾーが登板し、緊張で体が硬くなっていたゾーゾーは藤長賢司選手にヒットを打たれすぐに交代を命じられた。

ゾーゾーの挑戦にはミャンマーのチームメイトたちも期待を寄せている。ゾーゾーの初登板の映像をみたチームメイトはゾーゾーは憧れの存在で誇りに思っているとコメント。ゾーゾーのピッチングを見つめるウェピョーマウン投手は彼と一緒に日本で活躍したい、ゾーゾーにチャンスを切り開いてほしいと語った。

ミャンマーで軍事政権による独裁が終わったのは2年前、海外との交流が再開しゾーゾーは日本へ来ることができた。しかしミャンマーで夢や希望を持つことが出来る若者はごくわずか。自分が実績を残さないとミャンマーの仲間を顔向けが出来ないとゾーゾーは語る。

7月に入りゾーゾーは投球フォームを改良して球のスピードをあげる課題を突きつけられていた。伊藤コーチは今の段階では投げさせられる状況ではないと語った。初めて教わった投球フォームを確認しながらゾーゾーは何度もシャドーピッチングを行った。初登板以来出場が遠ざかるゾーゾーは募る不安を口にした。

そんな時ゾーゾーにウェピョーマウンから励ましの電話があった。翌日ゾーゾーはいつもどおりにグラウンドに向かった。表情からは迷いは消え、球速が上がり始めた。チームメイトが去ったあともゾーゾーは一人残り下半身を鍛えた。彼のひたむきな姿を見た渡辺靖彬は休日に自主練習をするようになった。

7月15日にゾーゾーは公式戦の先発投手を言い渡された。プロとして2度めの登板、ミャンマーの仲間たちの思いを背にマウンドに立つ。前回ヒットを打たれた藤長を打ち取り、次々と打者を内野ゴロに打ち取っていった。この日は2回途中まで投げヒットは1本も許さなかった。ゾーゾーはプロとしてやっていく手応えを感じていた。ミャンマーの野球が世界に誇れるようになる日を夢見てゾーゾーウーは走り続ける。

キーワード
香川オリーブガイナーズ
ヤンゴン(ミャンマー)
藤長賢司選手

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