決定!2020年東京五輪 2013年9月8日放送回

放送日 2013年9月8日(日) 10:00~11:30
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
10:00~

武田真一アナらがオープニングの挨拶。2020年オリンピックの開催地が東京に決定したことを受け、前回の東京オリンピックを振り返りながら思い描いていく。

キーワード
2020年東京オリンピック
東京オリンピック

決定!2020年東京五輪 (ニュース)
10:01~

2020年夏季オリンピックの開催地が東京に決定したことを受け、ブエノスアイレスから猪瀬直樹氏と竹田恒和氏が中継。竹田氏は「国民の皆さんの期待に答えられたことで心から嬉しく思っています。多くの方々の声援があっての勝利だったと思うので、本当に感謝しています」とコメントした。また、福島第一原発の汚染水問題について、猪瀬氏は「事実と風評が入り交じった形で広まっていましたから、事実と対策をきちんと伝えました」と語った。

「最終プレゼンテーションに対するIOC委員の反応はどうでしたか?」と聞かれた猪瀬氏は、「1人1人の主張が全体のプレゼンテーションになっていくという流れが上手くいき、情熱が伝わったと思います」と答えた。また、竹田氏は「4年前の招致活動が良い経験になり、良い点・悪い点を反省して今回に活かせたと思います」などと語った。

東京・世田谷区の駒沢公園より中継。スポーツイベントが開かれており、現在の様子や福島県の物販ブースなどを紹介した。福島県東京事務所の方は、「震災以降支援いただいている東京の人たちと喜びを分かち合いたい。復興の加速を期待したい」とコメントした。

東京開催の理念の薄さが指摘されていた日本について、猪瀬氏は「理念は、日本人が常に持っている力をきちんと説明だ出来ることだと思っています。例えばタクシーの運転手さんが親切だとか、落とした財布が返ってくるとか、そうしたホスピタリティを持っているなど、私たちにとって当たり前のことが世界では稀なんです。このホスピタリティの確実性、すなわち日本人こそが理念で、今回のオリンピックではそのことが伝わると思います」と話した。

為末大が「今回東京でオリンピックを開催するにあたって、世界に対してどんな価値が提供出来るのか教えてください」と聞くと、竹田氏は「次の世代の若者たちにスポーツの素晴らしさ・スポーツの価値を繋げられるといった大会を開催することが最も重要だと思っています。スポーツが中々出来ない発展途上国に対しても、安倍総理が進めるプロジェクトなどで世界の子どもたちにスポーツを与えるチャンスを、オリンピックを通じて日本が率先してやることが大切だと思います」と語った。

2020年オリンピックの開催地が東京に決定したことについて、スタジオでトーク。生島淳は「浪人して良かったのかな、と思います。2016年の大会の招致はならなかった訳ですが、その失敗の原因を招致委員会の方々が分析し、ロビー活動の有効性を認識して実行した所、第1回の基礎票が上がったので効果があったのだと思いますね」と話した。

東京・板橋区の板橋イナリ通り商店街より中継。約300人が集まった五輪開催都市決定セレモニーが無事終了し、さっそく記念でビール一杯サービスなどを行っているという。ほとんど寝ずに決定までをテレビで見守り、決定と同時に大喜びする様子や、セレモニーの様子などを紹介。商店街会長は、商店街をあげて盛り上げていきたいと答えた。

2020年夏季オリンピックの開催地が東京に決定したことを受け、ブエノスアイレスから中継。福島第一原発の汚染水問題に関して、安全性を懸念する声が予想以上に多かったことや、ブエノスアイレスはスペイン語圏だったためマドリードを応援する空気があったこともあり、猪瀬知事をはじめ、招致委員会のメンバーは現地入りしてから日増しに焦燥感や緊張が高まっていたという。また、今回はロビー活動に力を入れたことや、国をあげて招致活動をしたことが実を結び、勝因となった。

2020年オリンピックの開催地が東京に決定したことについて、スタジオでトーク。潮田玲子は「東京は安心・安全な環境を選手に約束しましたが、選手にとって完璧な環境でこそ好成績を出すことが出来ると思うので、東京だからこそ良い結果が出たと言われるような大会になれば良いなと思います」とコメントした。

2020年夏季オリンピックの開催地が東京に決定したことを受け、ブエノスアイレスから中継で太田雄貴選手と佐藤真海選手に話を聞く。太田選手は「東京に決まった瞬間にコンタクトレンズを失くすくらい泣いてしまって何も覚えていないです。ただ、本当に嬉しかったのは覚えています。最終プレゼンテーションはこれ以上ない出来で、IOCの方々にも良くやったとの声をかけてもらいました。最終プレゼンテーションだけでなく、今まで積み重ねてきたことを評価してくれた結果だと思います」と語った。

佐藤選手はプレゼンテーションで「スポーツに救われた」と発表したことについて聞かれると、「今回東京が伝えたかったスポーツの力というのを、試練を乗り越えてきた自分の体験を交えて世界に伝えたのは本当に感慨深いことだと思います」と話した。

2020年オリンピックの開催地が東京に決定したことについて、スタジオでトーク。招致活動でアンバサダーとして活躍した三宅宏実は、「東日本大震災で助けてくれた世界中の人々に、オリンピックを通して感謝の気持ちを伝えてたい。また、次世代の夢を広げ、輝くきっかけになれば良いと思いました」と話した。

スタジオで、1964年東京五輪についてトーク。三宅宏実は伯父・三宅義信の金メダルを紹介し、「今でも輝いていて、漆など日本伝統で作られています。もう年季が入っていて、ボロボロになっているリボンの部分が物語っています」と話した。

スタジオで、1964年東京五輪についてトーク。生島淳は1964年東京オリンピックでは普及したものについて速報システムや冷凍食品、警備を挙げ、「東京オリンピックから今までに繋がる社会のインフラが出来た時期でもありますね」と話した。

東京・世田谷区の駒沢公園の球技場より中継。そこで行われているサッカー教室の先生であり、メキシコ五輪銅メダルの釜本邦茂を迎えた。釜本は前の東京五輪にも出場しており、出場時の自身の出来はよくなかったが、自らの力がわかる機会を得たと語り、これからのスポーツ文化の向上に期待したいとコメントした。

2020年夏季オリンピックの開催地が東京に決定したことを受け、ブエノスアイレスから中継で田中理恵選手と入江陵介選手に話を聞く。スピーチについて、入江選手は「震災以降暗いニュースも多かったんですけど、スポーツのニュースは国民すべてを笑顔にするので、そういった”スポーツの力”を伝えていきたいと思い、それが伝わっていれば嬉しいです」と語った。

2020年オリンピックを目指すかについて聞かれた入江選手は「今すぐにイエスとは言えませんが、まずは3年後のリオに向けてしっかりと頑張っていきたいと思います。その後は、選手としてかどういった立場でかは分かりませんが、東京オリンピックには関わっていきたいと思っています」と話した。また、田中選手は「もう少し若かったら現役を目指しますが、7年後にはもう30代なので、何らかの形で関わっていきたいと思っています」と語った。

2020年オリンピック・パラリンピックの開催地となった東京。その開催計画の特徴は「コンパクトな会場配置」で、28の会場が選手村から半径8km圏内にあり、招致アンバサダーの澤穂希選手は「試合に集中できる環境・交通だと思う」と話した。競技会場のエリアは選手村を中心に2つに別れており、都心部の「ヘリテッジゾーン」では1964年東京五輪で使われた施設を再び競技会場として利用する「遺産を継承する」ことも計画の柱となっている。また、東日本大震災の被災地・宮城県の宮城スタジアムでも競技が行われる。

2020年オリンピックの開催地が東京に決定したことについて、スタジオでトーク。山本晋也は「招致活動をした選手たちは未来の子どもたちと言っていますが、本当はアスリートですので自分たちも活躍したいと想っているのが本音なのかなと思います」と言うと、為末大は「選手たちは自分が出るのではない舞台を取りに行ってるんですね。今の現役選手たちの活動は本当に素晴らしいことだと思います」と語った。

スタジオで、2020年オリンピックが東京に決定したことを受け、東京が世界から期待されていることについて出演者に話を聞く。生島淳は「効率的、かつ安心して大会を迎えられることが大きいと思います」と話し、山本晋也は「例えばアテネオリンピックの際には”人間とは何か”というテーマでオープニングをしましたが、その点日本はどういう哲学のテーマで何の出し物をするのか、不安を覚えますね」と語る場面も。

視聴者からのメールを紹介。「東京五輪開催による経済効果が、東日本大震災復興と福島第一原発被災者の方に還元されることを祈っている」「準備や運営のために都民や国民が負担すべきコストやリスクについても説明してほしい」などと寄せられた。

東京・世田谷区の駒沢オリンピック公園より中継。子どもたちがオリンピックに出場したいとそれぞれボードに書いて見せた。

為末大は「今回の東京オリンピックを境に今後のオリンピックに変化を齎すことも考えて良いと思います。例えばパラリンピックを中心にして、バリアフリーに適応した街づくりするなど、新しいコンセプトを提案すること。また、次のオリンピックにバトンタッチする時に、大きな国でしか開催できない肥大化したオリンピックではなくて、コンパクトにして色んな国にチャンスがあるような大会にして、”東京オリンピックから変わったよね”と言われるものが出来るとも思います」と話した。

東京・板橋区の板橋イナリ通り商店街より中継。思いをボードに書いてもらったが、子どもたちは「オリンピックに出場したい」と、商店街の会長は「未来の子ども達へ、つなげ五輪の輪」と書いた。

終戦から19年の1964年9月7日、東京五輪の聖火リレーが行われ、当時米国統治下の沖縄からスタートとなった。女子バレーボールでは日本が優勝し、「東洋の魔女」の名を世界に知らしめ、ウェイトリフティングでは三宅義信選手が日本人の金メダル第一号となり、メダル獲得ラッシュのきっかけとなった。また、陸上では、ローマ五輪で「はだしの王者」として知られたアベベ選手が連覇を達成する中、円谷幸吉選手の懸命な走りが日本中に感動を与えた。

山本晋也は映画「東京オリンピック」を紹介。この作品に携わっていた山本は「男子の砲丸投げには殆ど観客がいなくて、2000ミリのカメラで撮影しましたが、自分で獲ったものが5秒でも使われているのは嬉しかったですね」などと語った。

1964年のオリンピック開催地に選ばれた東京は、首都高速道路など街を大きく変える大規模工事が着工。事業費1兆円が盛り込まれ、1日3万人と言われた外国人を迎え入れるために高層ホテルや国立代々木競技場などの建設が進められた他、東海道新幹線が開通した。

横浜神奈川区で仕立て屋を営む藤崎徳男さんは、1964年東京五輪のバレーボール選手36人分のブレザーを手がけた。藤崎さんは当時の入場行進を振り返り、「最後に選手団が入ってきた時にはみんな私と同じ感激で、自分が選手になったような気持ちになった」などと話した。

第2回東京パラリンピックの写真を紹介。為末大は「2020年辺りにはオリンピアンより早く走れるパラリンピアンが出てくる可能性もある程、パラリンピックのレベルは近年上がってきています。また、その技術が他のハンディキャップを持っている人に転用されていくこともありますから、ますます重要な大会になっていくと思います」と語った。

2020年オリンピックの開催地が東京に決定したことについて、スタジオでトーク。武田真一が「世界を意識することはアスリートにとって飛躍のチャンスにもなりますよね」と聞くと、三宅宏実は「目標とか挑戦は大事なキーワードになってくると思うので、挑戦してどんどん進化し続けていく日本を見てみたいと思います」と話した。

スタジオトーク。2020年東京オリンピックの開催計画で特徴的な「コンパクトな会場配置」について、潮田玲子は「移動時間が長くなると選手のコンディション作りも難しくなるので、そういった面で移動時間が短いのは大切なことだと思います」と話した。

更に、被災地でも競技が行われることについて、生島淳は「ただ宮城スタジアムでサッカーが行われるだけじゃダメだと思います。世界と接する折角のチャンスなので、10代の若い人たちはボランティアで世界に触れることも大事だと思います」と語った。

スタジオで、2020年東京オリンピックのスケジュールを発表。5か月以内に大会組織委員会を設置し、順次競技施設や選手村な配備などがされる。また、2019年にはラグビーワールドカップやオリンピックテスト大会が行われる予定。課題としては人の流れの増加に伴う交通アクセスの改善が必要で、都の経費が予想以上に膨れる恐れもあるという。

東京で2回目のオリンピックを開催する意義について、本間由紀則は「景気の低迷が続くなど閉塞感が漂う中、オリンピックを開いて成功させることは日本にとって大きな分かりやすい目標になると思います。招致委員会はオリンピック・パラリンピック開催に伴い、経済効果は3兆円にものぼるとの試算を出しています。また、被災地復興を支援することが掲げられ、木材などを被災した企業に優先的に発注することも検討しています」などと語った。

スタジオで、2020年東京オリンピック開催の課題についてトーク。生島淳は「都民への負担があると思うので、精査する必要があります」と話した。一方、為末大は体罰問題や選手と指導者の関係を挙げた。

スタジオで、2020年東京オリンピック・パラリンピックに託す夢を発表。生島淳ら各出演者が「1人1人がホストシティとしての意識を持つこと」、「新しい価値を世界に示して欲しい」、「日本の文化を沢山盛り込んだ、夢や希望が溢れる大会にしてほしい」などとコメントした。

キーワード
ブエノスアイレス(アルゼンチン)
2020年夏季オリンピック
汚染水
2020年東京オリンピック
IOC
世田谷区(東京)
安倍総理
板橋区(東京)
マドリード(スペイン)
板橋イナリ通り商店街
東京都
猪瀬知事
震災
東京五輪
東日本大震災
メキシコ五輪
澤穂希選手
福島第一原発
アテネオリンピック
リオ
沖縄県
東洋の魔女
三宅義信選手
円谷幸吉選手
アベベ選手
ローマ五輪
三宅義信
東京オリンピック
1964年東京オリンピック
首都高速道路
東海道新幹線
神奈川区(神奈川)
東京パラリンピック
2020年東京五輪
2020年東京パラリンピック
宮城県
2020年パラリンピック

エンディング (その他)
11:29~

エンディング映像。

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