特報首都圏 今を生きる君たちへ〜92歳の作曲家 大中恩のメッセージ〜

『特報首都圏』(とくほうしゅとけん)は、NHKで1984年4月6日から2017年3月10日まで放送されていた関東・甲信越地方向けの地域情報番組である。原則毎週金曜日に放送されていた。

出典:goo Wikipedia

放送日 2016年9月24日(土) 10:55~11:25
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
10:55~

大中恩さんは「いぬのおまわりさん」と「やサッちゃん」など数多くの名作を生み出してきた日本を代表する作曲家。90歳を超えた今、大中恩さんは新たな曲づくりに挑んでいる。同世代の絵本作家、かこさとしさんと共に平和の尊さを子供たちに伝えようとしている。

キーワード
いぬのおまわりさん
サッちゃん
かこさとしさん

今を生きる君たちへ~92歳の作曲家 大中恩のメッセージ~ (バラエティ/情報)
10:56~

つのだりょうこさんが「サッちゃん」を披露。92歳の作曲家 大中恩さんについて今も現役で活躍され感激と話した。

作曲家 大中恩さんは毎月2回、自らが主催するコーラスグループの指導をしている。大中恩さんの曲づくりには70年以上変わらないこだわりがあるという。メロディーは言葉を伝えるためにある。詩集や絵本を読み共感した言葉に曲をつけていく。

大正23年、東京で生まれた大中恩さんは高校卒業後に作曲家を夢見て東京音楽学校に進学した。しかし太平洋戦争によって音楽の勉強はほとんどできなかった。学徒出陣が始まった昭和18年、大中恩さんは自由に音楽ができない虚しさを感じ、翌年には海軍に招集され大中恩さんは特攻隊を志願するようになった。大中恩さんが口ずさんでいた母が子を思う気持ちを綴った歌に仲間たちは思わず泣いてしまったという。

大中恩さんは終戦後にプロの作曲家として活動を始め死んでいった仲間たちを胸に曲づくりに臨んだ。中でも「サッちゃん」など子ども向けの歌に力を入れた。戦時中は口にもできなかった言葉を戦後生まれの子どもたちには大声で歌ってほしかったという。

戦争時代に自由に歌が歌えなかった体験が大中恩さんの曲づくりの原点だった。つのだりょうこさんはただ楽しい気持ちばかりで歌っていた。背景には平和を願う気持ちが込められていてびっくりしたと話した。子どもの歌の歴史を紹介。宮下俊也さんは大中恩さんの作品は芸術性が高いと話した。

宮下俊也さんが「サッちゃん」を演奏し解説をした。またのだりょうこさんは大中恩さんの歌を歌っていて言葉や歌詞に沿った無理のないメロディーだと思うと話した。

福島県鏡石町は5年前の東日本大震災で被災。町内の家屋の6割以上が壊れた。650人の子どもたちが通う鏡石町立第一小学校も大きな被害を受けた。震災の半年後に大中恩さんが作曲した曲が届いた。この学校は大中恩さんの妻の出身校、元気を取り戻してほしいと作曲された。「鏡石のこどもたち」の前向きな歌詞に教師たち子どもたちの負担になるのではと考えた。しかし朝の会などで歌ってみると子どもたちの心を捉えた。今年、大中恩さんを招待して子どもたちが歌う機会が設けられた。

今年、92歳になった大中恩さんは自らの集大成とも言える作品を作ろうとしている。曲をつけようとしているのは日本を代表する絵本作家 かこさとしの絵本。地球上の全ての生き物が集まり声を揃えて大合唱するストーリー。お互いを理解し心を通わせようと呼びかける言葉。今の時代だからこそ子どもたちに歌ってほしいと2人は思った。

大中恩さんの新しい曲が完成。宮下俊也さんの伴奏でつのだりょうこさんが歌った。

大中恩さんの新曲について宮下俊也さんは詞に歌われている平和とか喜び。それが曲についているので長く歌われる曲だと思うと話した。そして視聴者から寄せられたメッセージを紹介した。

キーワード
大中恩さん
サッちゃん
おとなマーチ
東京音楽学校
太平洋戦争
学徒出陣
おなかのへるうた
いぬのおまわりさん
鏡石のこどもたち
鏡石町立第一小学校
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