ひるまえほっと 〜関東〜

放送日 2019年6月4日(火) 11:05~11:30
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
11:05~

オープニング映像が流れた。

特集は「高血圧について」。今日本では4,300万人の患者がいると言われているが、治療のガイドラインが今年たらしくなった。高血圧にならないために、なってしまった時はどう付き合っていけば良いのかについてお伝えする。

各局リポート (バラエティ/情報)
11:05~

きょうの舞台は神奈川県逗子市。豊かな自然がありながら都心へのアクセスも良く、別荘地や住宅地として人気の街。しかし最近は人口減少で空き家などが目立ってきている。そんな中、逆手に取って小さなビジネスを起こす人が増えている。その様子を取材した。

週末、多くの親子連れが住宅街の中にある里山に集まってきた。手作りのブランコや秘密基地作り、さらにどのすべり台など、およそ30家族が会費を支払って東京などから参加している。運営しているのは41歳の塚越さん。4年前にビジネスとしてこの活動を立ち上げた。都心から電車で1時間の逗子市。海や里山など豊かな自然に恵まれている。しかし最近は人口減少が続き、空き地や空き家が目立っている。塚越さんは里山のほかに空き家だった古民家を安く借り、ミニ四駆大会や流しそうめんなど、子供が楽しく遊べる場を作っている。元は東京の大企業勤めだった塚越さん。都会での子育てに満足出来ず、ふるさとの逗子市に戻って今の生活を始めた。一番の心配は集客。元手が少なく、宣伝は費用のかからないSNSが頼りだった。「不安があった」そうだが、SNSでの宣伝は大成功。Facebookに投稿した、自由に遊ぶ子どもたちの姿が子育て世代の心を掴んだ。喜ぶ子どもの様子を撮影する参加者たち。それがさらにインスタグラムなどに投稿される。こうして広がる「共感」が逗子市の小さなビジネスを支えている。

逗子には広告費をかけずに客を集める小さな会社が他にもある。ゼネコンを辞め、夫婦2人でユニークな建築業を始めた中田さん。お客さんにも壁や床貼りなどをしてもらう「参加型」の家づくりをしている。その思いを発信するのに大切なのがSNS。この日の現場では飲食店をはじめる女性がタイル貼りの作業を一緒にやった。自分の家造りに手応えを感じているお客さんの様子をSNSにアップさせてもらう。そんな中田さんの作業場に塚越さんの姿が。実はこの2人はSNSで互いの仕事を知り、新しいビジネスを打ち出した。子どもたちが本格的なモノづくりの楽しさを体験できる場を提供するという。自由な発想でモノづくりに挑戦するのを中田さんたち建築のプロがサポートしてくれる。SNSが生んだ小さなコラボレーション。塚越さんは「ここまで上手くいくことは少ない。他にもこういうコラボが出来たら良いなって思う」などと言った。誰もがSNSで発信し、共感する今。小さなビジネスにも大きな可能性が広がっている。

柘植さんは「SNSでの広がりってスゴイんですね。こういう場を求めていた大人や子供って実はたくさんいるのかなっていう気もしますね」などとコメントした。最近は中田さんらの取り組みに共感し、同じコンセプトで家造りを行う建築家仲間も増えているそう。SNSを使った小さなビジネスはこれからどんな広がりを見せるのか。

新茶の季節を迎え、茨城県内のお茶の産地でも新茶の生産が行われた。坂東市や境町など茨城県西部の猿島地方では江戸時代から特産の「さしま茶」が生産されている。こだわりの一杯を求めて産地の堺町を訪ねた。

向かったのは道の駅に4月にオープンした施設。建築家の隈研吾さんが設計した。最初に目についたのはオシャレなランプ。このランプシェイドの生地は茶葉で染めている。2階のカフェで味わえるのが、さしま茶を使ったスイーツ。抹茶とのセットが人気メニュー。原さんはさしま茶とプリンのセットをいただいた。

原さんは地域の特産「さしま茶」の産地に向かった。県の西部、坂東市や境町など3つ市と町で作られるさしま茶。茶の産地としては北に位置し、比較的寒いこの地域では葉が厚く、香りとコクが濃厚なお茶が育つ。大正時代からつづく茶園の4代目・宮田さんは「お茶の味を決める重要なポイントは茶摘みの作業」という。歯の全体が黄緑から緑になる瞬間を見計らって摘むと美しい緑色のお茶に仕上がる。さらに強い旨味を出すには葉が固くなりすぎない事が重要。猿島地域の茶園は製造から販売までを全て一貫して行う。宮田さんの家では代々焙煎をきかせ、コクと甘みが強いお茶を作り続けてきた。茶園ごとに常連客がいるそう。原さんは宮田さんの家の今年の新茶をいただくと、「落ち着く香りがします。深い味がしますね。渋みはそんなに無くてスッキリ。まろやかさもある」と感想を言った。

伝統のさしま茶に今、新たな広がりも生まれている。長野園の4代目・花水さん。9年前から日本茶の製造に加えて紅茶づくりを始めた。花水さんが目指すのは本場に負けない薫り高い紅茶。新たに建てた作業場で一人試行錯誤の日々。始めた理由は「小学生向けにお茶の淹れ方の勉強会をした。そこで最初に緑茶を飲んでもらったら『苦い』とか感想があって、最後に紅茶を淹れたら子どもたちの目が輝いた。それをみてやってみたいと思った」とのこと。去年からは新たに紅茶専用の品種も植えた。世代や国を超えて愛される紅茶を作ることで販路拡大だけでなく、「さしま茶のブランド力を高めたい」と花水さんは言う。

花水さん特製の、お茶を使った料理を教えてもらった。炒めているのはお茶の葉。生地に乗せたら上からチーズを振りかける。完成したのは「お茶のピザ」。仕上げは茶葉を漬け込んで風味を移したオリーブオイル。特製「お茶の葉ピザ」の完成。花水さんは「一人一人が個性をもって(お茶づくりを)やっていけるのがさしま地方の魅力。それを皆さんに訴えかけることによって、産地の本当の力になっていくと感じている」と話した。

柘植さんは「お茶っていただくと本当にホッとして私も大好きなんですが、お菓子になったりピザになったりいろいろ楽しめるんですね」などとコメントした。猿島地方では現在、花水さん以外にも紅茶づくりをしている人が増えており、日本茶だけでなく紅茶の産地になりつつある。

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逗子市(神奈川)
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東京都
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お茶の葉ピザ
さしま茶協会

首都圏のニュース・気象情報 (ニュース)
11:24~

今月1日、横浜市の新交通システム「シーサイドライン」の新杉田駅で無人で自動運転する車両が逆走し、車止めに衝突した事故では、乗客14人が重軽傷を負った。事故の後国の安全委員会などが調査を進めているが、原因は特定されておらず全線で運転が見合わされていた。これについて運行会社・横浜シーサイドラインは当面自動運転での再開を先送りしたうえで、運転手を乗務させた上で手動で操縦するかたちの運転を全線で再開させることを決め、きょう午前11時に横浜市金沢区の並木中央駅から事故後初めてとなる車両が出発した。運転し30人の態勢で10分間隔で運行され、運行間隔は自動運転時に比べて65%になる。きょう夕方とあす朝のラッシュ時間帯には代替バスも運行させて輸送量を補填する。

東京都教育委員会は長時間労働が課題となっている教員の働き方改革を進めるため、新たな一般財団法人「東京学校支援機構」を今年7月に設立する。この財団法人の理事長に女性の生き方などについて書いたベストセラー「女性の品格」の著者として知られ、昭和女子大学理事長の坂東眞理子氏が就任することとなった。坂東氏は長年私立学校の経営に携わっていることや、文部科学大臣の諮問機関・中央教育審議会の委員を務めた経験があることなどを踏まえて理事長に選ばれた。財団法人は来年度以降、教員の負担を軽減するために部活動などの指導に当たる外務の人材の紹介や、学校の事務作業のサポートなどの事業を行う予定。

関東地方の天気予報を伝えた。

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シーサイドライン
金沢区(神奈川)
東京学校支援機構
女性の品格
坂東眞理子氏
中央教育審議会
前橋市(群馬)
東京都

ひるまえ通信 (バラエティ/情報)
11:28~

視聴者からの写真とお便りを紹介。神奈川県・岸さんより「初夏を思わせる天気。小高い丘をウォーキング中、羽田の市街と丹沢の尾根を望みました。気分がスカッとする風景です。すぐ目の前を若者たちの自転車が勢いよく通って行きました」とのこと。神奈川・鈴木さんより「真ん中は白、周りは赤みを帯びたビンク色のツルバラです。こんもりと見事に咲き、花もちが良いので当分楽しめそう」とのこと。川崎・鈴木さんより「令和になって初めて収穫しました。庭のユスラウメの小さな赤い実がいっぱいとれました。甘酸っぱくて美味しいです」とのこと。現在募集のテーマは「令和になって初◯◯!」。FAX03-3485-8588、またはHPまで。

キーワード
小田原市(神奈川)
川崎市(神奈川)
ツルバラ
ユスラウメ
番組のホームページ
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