イッピン 選「“にじみ”が決め手!ぬくもりの手ぬぐい〜愛知 有松・鳴海絞り〜」

イッピンは、2012年10月2日に放送が開始されたNHK BSプレミアムのドキュメンタリー番組である。

出典:goo Wikipedia

放送日 2017年1月3日(火) 6:15~ 6:44
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
06:15~

オープニング映像。

イッピン/“にじみ”が決め手!ぬくもりの手ぬぐい〜愛知 有松・鳴海絞り〜 (バラエティ/情報)
06:15~

今、手ぬぐいが人気を集めている。ペットボトルを包んだり、スカーフになど様々な使い方が楽しめる。中でも愛知県の有松・鳴海絞りは高い人気がある。プリントとは異なる、ぬくもりのあるにじみが特徴。豆が並ぶような模様の「豆絞り」が代表的。様々な魅力的な模様を生み出し続ける有松・鳴海絞りに迫る。

平山あやが名古屋市南東部の有松・鳴海地区の工房を訪れ、職人歴60年の鵜飼正己さんに「豆絞り」の生地を見せてもらった。豆絞りは江戸時代に歌舞伎役者が衣装に取り入れるなど粋な模様として一世風靡した。平山あやは実際に布を染める工程を見せてもらった。10mの木綿の布を屏風状に手作業で畳んでいき、畳んだ布と十字になるよう木の枠を重ね、枠の一部を一直線に染めると、布と枠の交点の部分だけが青く染まる。枠との固定、締めを行うが職人の勘が頼りのため、名人でもわずかな狂いで失敗してしまうことがあるという。

板締め絞りには「雪花絞り」もある。布を4つ折りにし、三角形に屏風状に折り、板で締めて染料で染める。板をはずして広げると、花のような模様が生まれる。三角形を正三角形、直角二等辺三角形など変えると模様も変わり、三角形のどの部分を染めるかによっても模様が変わる。

江戸時代から東海道屈指の名産品だった鳴海絞りは浮世絵などにも描かれている。人気の秘密は職人たちが競い、豊富な柄を生み出したこと。「三浦絞り」「唐松絞り」など100種類以上生まれた。そして現在も新しい模様が生まれている。にじみはそのままに、藍一色ではないカラフルな模様が生み出されている。伊藤木綿(ゆう)さんと村口実梨(まり)さんはまだ20代なかばの絞り職人。大学生の時に板締め絞りに魅せられ、卒業後迷わずこの世界に飛び込み、大胆な発想力であらたな模様を生み出している。細かい柄を出せるように筆を使ったりと工夫を凝らす。村口さんは「筆だからこそ綺麗に、はっきり色が出る」と語った。伊藤さんは今までになかったたたみ方を生み出した。従来の方法はアイロンを使いきっちりを折るが、伊藤さんは今までになかった折り方に加え、あえてアイロンを使わずに折っていく。伊藤さんは「場所によっていろいろな出方をして面白い」と語った。伝統を大切にしながら、伝統にしばられない若い感性が「イッピン」を生んでいる。

有松・鳴海絞りには究極と呼ばれる「手蜘蛛絞り」がある。400年前に有松で最初に考案された模様の一つだが、極めて高い技術を要するため作り手が少なく幻と言われている。美しい蜘蛛の巣のような模様ができる。平山あやは94歳の職人、本間とめ子さんを訪ね話を聞いた。7歳ごろから始めたために80年以上の経験があるという。本間さんは布をかぎ針と糸で手早く絞っていく。有馬でも本間さんにしかできず、一番弟子の高橋さんは15年のキャリアがあっても半分の速度でしかできないと語った。本間さんは「有松の地場産業を盛大にしていかなければ。一生懸命にやらなければ」「自分もやれるだけはやろう」と語った。

キーワード
手ぬぐい
有松・鳴海絞り
豆絞り
南青山(東京)
名古屋市(愛知県)
板締め絞り
雪花絞り
東海道五十三対 鳴海
東海道五拾三次之内 鳴海 名物有松絞
三浦絞り
唐松絞り
鎧段絞り
手蜘蛛絞り
有松(名古屋市)

エンディング (その他)
06:43~

エンディング映像。

スポット

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