党首討論会 2017年10月8日放送回

放送日 2017年10月8日(日) 13:05~15:12
放送局 NHK総合

番組概要

党首討論会 (ニュース)
13:05~

日本記者クラブが主催する党首討論会を中継で伝える。党首討論会は二部構成で行い、第一部は党首による主張と討論、第二部はか4人の企画委員が代表質問を行なう。司会の川戸恵子が各党の党首を紹介した。

島田敏男から、「各党の基本的主張として一番大事にしていること」をフリップに書き説明する旨とひとり1分以内で話してもらう旨が伝えられた。

自由民主党 総裁・安倍晋三は「この国を守り抜く」と記した。安定した政治のもとこの国を守り抜くことを訴え、北朝鮮などの脅威に対して外交などを駆使するなどを語り、未来を切り拓く旨を伝えた。

希望の党 代表・小池百合子は「国民ファーストな政治で日本に希望を」と記した。社会保障、安全保障の充実のほか、高齢者が大学に行けるような新しいパラダイムを変えていきたいとし、大きな発想の転換を主張した。

日本のこころ 代表・中野正志は「自主憲法の制定と消費税マイレージ導入、被災者の自立を徹底支援、敵基地攻撃能力保有」と主張した。

公明党 代表・山口那津男は「教育負担の軽減」と記した。幼児教育や私立高校の無償化などの実現の旨を伝えた。

新党改革 代表・荒井広幸は「脱原発+アベノミクス=水素燃料電池」と記した。脱原発とアベノミクスを成功させて、家庭に目を向け、対立から解決を目指す、などと主張した。

日本共産党 委員長・志位和夫は「安倍暴走政治に退場!」と記した。安保法制廃止、共謀罪など憲法をないがしろにし、民意をないがしろにし、森友学園加計学園疑惑など権力の私物化を批判し安倍暴走政治を止めると主張した。

立憲民主党 代表・枝野幸男は「まっとうな政治」と記した。誰かがどこかで決めて、それに従わなくてはいけないのは民主主義ではないと現政権を批判し、草の根の声を踏まえた本当の民主主義を取り戻すと主張した。

社会民主党 党首・吉田忠智は「憲法を活かす政治」と記した。国民生活最優先、憲法を活かす社会を掲げて、社会的弱い立場の皆さんの政策を掲げると主張した。

日本維新の会 代表 松井一郎は「身を切る改革で教育無償化」と記した。大阪では実現をしているとし、これを全国でやりたいとし支援をいただきたいと主張した。

与野党の党首が互いに政策について質問。民進党の岡田克也が自民党の安倍総理に質問。岡田代表は、参院選では憲法改正について議論すべきであると主張。安倍総理は自民党は改正案を示しているが、条文を決めるのは国民投票である、などと答弁した。

公明党の山口那津男が希望の党の小池百合子に質問。希望の党には元民進党の方が多くいるが、安全法制などについて考え方が違うのではないかと質問した。これに対して小池百合子は理念綱領政策を一致させるために、特に平和安全保障法制、憲法については一致できるかそれぞれの候補者に投げかけた上での公認で、リアルな政治を勧めて行こうという事で一致していると答えた。

日本共産党の志位和夫が自民党の安倍総裁に質問。臨時国会を求め続けてきたのに、逃げ回りようやく開く臨時国会の冒頭で解散した理由を聞いた。安倍総裁は野党は解散をずっと求めてきていたことや、今後の北朝鮮の状況を見た時に時間をかければ解決するわけではなく、もっと緊張が高まる中で圧力を高めないといけないとした。

おおさか維新の会の片山虎之助が自民党の安倍総理に質問。消費増税の再延期で社会保障と税の一体改革は事実上は破たんし、3党の責任はどうなるのか?などと質問。安倍総理は闇雲に引き上げても税収は増えない、などと答弁した。

社会民主党の吉田忠智が自民党の安倍総理に、沖縄の基地問題について質問。このまま沖縄に負担を押し付けずに新基地は再考すべきと訴えた。これに対して安倍総裁は沖縄に過度に基地が集中していることを変えなくてはいけないとし、返還も過去最大を実現しているとし、負担軽減に努めていくとした。

生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎は自民党の安倍総理に、年金の株運用損失額を選挙後に発表する点は、国民の目から隠すためでは?と質問。安倍総理は年金運用は30.40年という長いスパンで見る必要がある、と答弁した。

日本のこころを大切にする党の中山恭子は公共事業は政府が行う仕事の大きなテーマであると主張し、拉致問題への見解を質問。自民党の安倍総理は経済政策は、インフラ投資は未来への投資であり、拉致問題の解決は安倍政権の最重要課題であるなどと答弁した。

新党改革の荒井広幸が民進党の岡田克也に質問。野党4党は統一候補を掲げたが、無所属の候補は党に従うのか、野党が掲げた共通政策だけを掲げるのか?と質問。岡田克也は共通政策以外に、自らの考えを主張する、などと答弁した。

自由民主党の安倍総理が民進党の岡田克也に野党の選挙協力について、参院選の前にどのような政府を目指すのか明らかにする責任があり、野党それぞれに政策が異なる中で、「安倍政権を倒す」という理念をだけを掲げて、当選して6年間何をするのか?と質問。岡田克也は、政策理念が一致しないかぎりは連合政府は作れないと明確にしている、などと答弁した。

公明党の山口那津男が自民党の安倍総理に、消費増税先延ばしによる充実した社会保障実現について質問。安倍総理は無年金問題、保育雇用改善など、最大限の努力をしていく、などと答弁した。

共産党の志位和夫が自民党の安倍総理に、日米同盟は安保法制によって、血の同盟になったのでは?と質問。安倍総理は日米同盟は希望の同盟である、などと答弁した。

おおさか維新の会の片山虎之助が民進党の岡田克也に行政改革、政治とカネの問題について質問。岡田克也は政治献金だけではなく、パーティーも禁止することを掲げているなどと答弁した。

社会民主党の吉田忠智が公明党の山口那津男に、憲法観が異なる自民党と公明党は連立政権としてやっていけるのか?などと質問。山口那津男は政府がやるべき政策の優先順位を協定を結んでやっている、などと答弁した。

生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎は自民党の安倍総理に、アベノミクスの将来不安について質問。安倍総理は消費税が引き上がりながらも、実質賃金は上がり始めている、などと答弁した。

日本のこころを大切にする党の中山恭子は新党改革の荒井広幸に、小さい党の役割について質問。荒井広幸は大きな政党だけでは、多様化する民意を吸収できない、などと答弁した。

新党改革の荒井広幸が日本共産党の志位和夫に、共産党は自衛隊を認めていないのに、どうして民進党と一緒になれるのか?などと質問。志位和夫は大事なのは自衛隊の海外の戦争に出していいかであり、その立場から安保法制を廃止し、立憲主義を取り戻すという大義がある、などと答弁した。

自由民主党の安倍総理が公明党の山口那津男に、雇用・働き方について質問。山口那津男は、国民一人ひとりが活躍するには働き方改革が必要であり、柔軟な働き方推進、同一労働同一賃金も目指していきたい、などと答弁した。

民進党の岡田克也が自民党の安倍総理に、新たな経済政策の中身や社会保障の充実を質問。安倍総理は低年金者への給付はアベノミクスの果実を充てる、などと答弁した。

党首同士の質問討論会。1人に対して質問し、質問されたら1分以内に発言する。

希望の党代表・小池百合子は自由民主党の安倍晋三に質問。PKO問題や森友加計疑惑などの例をあげ、自衛隊に対する信頼性と国家戦略特区に対するネガティブなイメージがついたことを指摘し、東京都では情報公開を徹底していることから、公文書の問題などどのような対応をするのか質問。安倍晋三は丁寧に説明してきたとし、国会を見た方は納得していただけるのではないかと答えた。

日本維新の会 代表 松井一郎は自民党の安倍総裁に質問。消費税増税の前に国会議員が身を切る改革が約束だったはずが、現在は満額支給となっており、消費税増税をするなら国民の約束を果たすべきだと質問した。これに対して安倍総裁は2回議員定数を削減し、1回目は5人2回目は10人を削減し、安倍総裁や大臣も報酬をカットしていることなどしていると主張しこれからもやっていきたいとした。

立憲民主党 代表・枝野幸男が自民党の安倍総裁に経済について質問。経済の低成長の理由と、格差の拡大は消費にマイナスになっているのか聞いた。これに対して安倍総裁は民主党の時によりも成長していることを主張し、デフレが続いていることが圧迫していると答えた。また格差も改善していると語った。

日本のこころ 代表・中野正志は希望の党 代表・小池百合子について質問。築地問題の意思決定や、民進党との合流についてブラックボックスではないかと指摘。これに対して小池代表は全くあたらないとし、様々な専門家の意見を情報公開進め最終的に政策判断をさせていただいているとした。また民進党との合流ではなく、政策が一致した人が入り新しく政党が出来たと答えた。

自由民主党の安倍晋三が希望の党 代表・小池百合子に消費税凍結を掲げているが財源はどうするのかと質問。内部留保に課税するとあるが兆単位の財源になるのか尋ねた。これに対して小池代表は、まず先程の質問の補足で冒頭解散という政策判断の情報公開を求めても無理だとした。そして消費税について景気回復の実感が伴っていないなかでの増税は立ち止まるとした。

公明党の山口那津男が自民党の安倍総裁に質問。山口代表は自民党との違いとし、公明党は私立高校の実質無償化をあげているとし、国としても全面的に進めるべきでいはないかと尋ねた。これに対して安倍総裁は社会保障制度を全世代に投資をするということだとし、私立高校無償化も検討していきたいと思っていると話した。

日本共産党の志位和夫が自民党の安倍総裁に質問。核兵器廃絶国際キャンペーンがノーベル賞を受賞したことに触れ、核兵器禁止条約にサインするべきではないかと質問。これに対して安倍総裁は党内でも議論したとし、今の北朝鮮の状況を見ると核抑止力を否定してしまったら日本の安全を守れないと判断したと話した。

日本維新の会 代表 松井一郎は共産党の志位和夫に質問。自民党と共産党は水と油だが、大阪では共闘していることについて意味がわからないと質問。これに対して志位はおおさかの維新がやっている政治があまりにも酷い、それに尽きると回答。その上で堺市長選で勝利したことをあげ、都構想など1人の権力者に権力を集中させることを止めるために柔軟に対応したと話した。

立憲民主党 代表・枝野幸男が自民党の安倍総裁に経済について質問。先程の質問をはぐらかされたが同じ質問をしても同じなのでとした上で、労働法制について質問。残業代ゼロ制度を選挙が終わったら進めるのか?とし、今の社会では逆行しているのではないと指摘した。これに対して安倍総裁は連合とも合意をし時間外の長時間労働の制限を決めたことを主張しブラック企業も取り締まっていくと話した。

社会民主党の吉田忠智が希望の党の小池代表に、原発ゼロついて質問。原発ゼロを掲げ争点にしたのは良かったが、再稼働は認めるという立場ではなく再稼働もダメだという方向に修正をしていただきたいと質問した。これに対して小池代表は2030年をめどに脱原発を目指す理念、そのための行程表を描く、省エネ再生エネルギーを増やしていく3本の柱で進めていくと答えた。その中で再稼働については是とし、老朽化と合わせて行程表に書いていくと話した。

日本共産党の志位和夫委員長は大阪維新がやっている政治があまりにも酷いという点に尽きると主張した。志位和夫委員長は地方自治を大事にし、1人の司令官にお金も権限も集中するような都構想は反対すると主張した。

日本のこころ代表の中野正志代表は立憲民主党を支持することは菅内閣を支持するようなものだと思うと主張し、菅政権の時に消費税を引き上げると判断したことをどう思っているのか質問した。枝野幸男代表は、実質的経済成長率を前提とすると今の質問は成り立たないと反論した。

希望の党の小池百合子代表は増税の3党合意について、総合合算制度が入っていないのは約束が違うのではないかと問いただした。自由民主党の安倍晋三総裁は、総合合算制度について検討はしていきいたいと語った。

日本維新の会の松井一郎代表は、日本共産党の志位和夫委員長に大阪維新の会の政治は酷い政治であったと批判されたことについて、どこが酷いのかよくわからないと反論した。またそこまで言うのであれば共産党議員は交通滞在費を公開すべきであると反論した。志位和夫委員長は、交通滞在費について公開していきたいと思うと語った。

日本のこころ代表の中野正志代表は希望の党の小池百合子代表に対し、東京都政について部下からの点数が低いことについてどう思っているのか質問した。小池百合子代表は負の遺産をもう一度見直すということから始まっており、職員が満足することと都民が満足することは別であると反論した。

希望の党の小池代表は東京一極集中の対策として23区内の学生数を抑制しようということが文科省の告示で示されたが、今後の大学のあり方について高齢者については病院に行くより大学に行きましょうということで、社会保障の費用を下げる発想を強調したいと主張した。

政治の基本姿勢について首相の解散権は一切拘束されるべきではないと考えているのかという質問が出された。安倍晋三総裁は、内閣が一致しなければ解散はできず、解散にはリスクもあり、しっかりと国民に説明できる理由がなければならないと語った。また安倍晋三総裁は、政治で大切なのは情熱と判断力と責任感であり、この3つの点から言っても今回の解散の判断に揺らぎはなかったと語った。

小池百合子代表について総理大臣候補を挙げていないのか質問が出された。希望の党の小池百合子代表は、党の体制を整えていくこと、今後も参加する議員も見込まれる点から今後も検討を進めていくということになると思うと語った。

公明党が右に引きずられているのではないかという質問に対し、山口那津男代表は客観的な観点でチェックをしながらやってきていると語った。

日本共産党がなぜ以前に比べて変わったのか質問が出され、日本共産党の志位和夫委員長は2004年に党綱領の全面改訂を行っており、党綱領の改定によって原則を守りながら幅のある対応が出来るようになったと語った。

日本維新の会について関西の政党という枠組みが付けられてしまい、全国の広がりを変えてしまうのではないかという批判があることについて、日本維新の会の松井一郎代表は、希望の党とは政策が一致しているので、大阪と東京で争いは避けて政策を全国に広げていこうと考えていることを語った。

脇の甘さをどう克服していくのかという質問に対し、立憲民主党の枝野幸男代表は前原代表と小池代表のやりとりについて直接の承知はしていないと語った。また沖縄基地問題については強引なやり方では日米安全保障にも悪い影響を与えると考えを語った。また社民党の存在理由は何なのかという質問に対し、吉田忠智党首はまずは住み分け連携強化をして、しっかり議論していきたいと語った。自民党を応援しているのであれば、自民党に参加すれば良いのではないかという質問に対し中野正志代表は、日本のこころとしての意地があると主張した。

アベノミクスについてどう思っているのかという質問について、安倍晋三総裁は批判は真摯に受け止めるが、賃金については過去最高になっており、最低賃金も100円挙がっていると語った。

消費税の増税による使い道について質問が出され、安倍晋三総裁は経済を成長させることではじめて税収は増えていくので、経済をみながら消費税を上げるときには上げていくと語った。また経済政策について小池百合子代表はアベノミクスの果実を社会に還元させていくことなどを提案していくと語った。

森友学園・加計学園が優遇されていたことについての質問で、安倍晋三総裁は、なぜ“優遇“なのかということを伺いたいとした。結果的に優遇されていたことについてどう考えているのかという質問に対しては安倍晋三総裁は、友人であったという事実だけで影響力を行使したことについては証明されていないと反論した。

森友学園・加計学園について、近畿財務局の職員が値段の交渉を行っていたということについて、国会で追及していくのかという質問について、安倍晋三総裁はまずはしっかりと捜査当局が真相を明らかにすべきであると語った。

憲法改正について安倍晋三総裁は国民の中で議論が深まっていき、建設的な議論となることに期待したいと語った。憲法改正について小池百合子代表は国民の信頼を得るための情報公開は進めるべきであると語った。

憲法改正について吉田忠智党首は、憲法に自衛隊を明記することはアメリカの戦争に巻き込まれる可能性もあるということを国民に理解をしてもらわなければならないと主張した。松井一郎代表は憲法改正について教育無償化を憲法に書かなければならないと主張した。枝野幸男代表は安保法制は憲法違反であると主張した。

北朝鮮問題に対して、圧力かけた先をどう考えているのか安倍首相に質問。

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