探検バクモン めざせ飼育員!動物専門学校

『探検バクモン』(たんけんバクモン)は、NHK総合テレビジョンで2012年5月2日から2019年3月13日まで放送された教養番組である。爆笑問題の冠番組。

出典:goo Wikipedia

放送日 2018年6月6日(水) 4:02~ 4:30
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
04:02~

オープニング映像が流れた。

めざせ飼育員!動物専門学校 (バラエティ/情報)
04:02~

今回は千葉県富里市にある動物の飼育の専門学校である東京動物専門学校を訪ねる。東京ドーム約1個分の敷地で、約300人の生徒たちが2年間動物の飼育を学んでいる。案内人は動物飼育指導歴16年の川原祥孝さん。飼育員は子供たちのなりたい職業トップ10に入るほどの人気の職業になっている。この学校は多種多様な動物を実際に飼育しながら技術と知識を学べることから、ここ10年で生徒数を2倍に増やした。またここにいる230種類の動物はペットや家畜といった人の生活に関わるものと野生動物に分けられている。今回は動物園に必要な野生動物の飼育を学ぶ。テーマは”野生動物飼育の心構えとは?”。

まずは動物の動きを押さえ込む捕獲・保定を行う放飼場へ。大切なのはかわいそうだと思わないことだという。捕獲・保定は健康管理や治療を行うために必要な技術で、いかに動物に負担をかけないで押さえ込むかが重要。ダチョウの捕獲を行っていた生徒は正面に立つと蹴られるため、そこに注意していると話した。ジモンが実際に体験することになったが、まず田中がダチョウ役になって練習を行う。2人で挟んで横から近づき、羽の根元を抱える。実際にやってみると上手く捕獲を行えた。川原先生は野生動物を飼育することは命を預かるということで、病気やけがを治療しなくてはならないと話した。

続いて安全管理を学ぶ猛獣舎へ。猛獣は人の生命、身体又は財産に害を与えるおそれがある特定動物とされている。まず最初に拝見したのがカナダのオオヤマネコ。雪が深いため足が大きく、手を差し出すと指が無くなるような肉食獣だと川原先生は説明した。隣にはシンリンオオカミがいた。

猛獣舎内の一際大きい檻の中にはこの学校で最も危険なホワイトタイガーがいた。ホワイトタイガーがぶら下がっている木は爪とぎによって表面がガサガサになっていた。この2頭のホワイトタイガーがいる獣舎の掃除は、奥にある各自の部屋にエサで誘導し扉を閉めて安全を確保してから行う。

猛獣担当の岡本先生と共にホワイトタイガーがエサを食べる部屋へ。4.5キロのエサは馬肉ととり肉で、安全のために扉には2つの鍵をかける。ホワイトタイガーがいる外につながる扉を開くレバーにも鍵がかけられている。安全管理は動物のためにも必要で、事故を起こしてしまった動物は引越し先を探さなければならず、最悪殺処分になってしまうという。

野生動物の調教を学ぶため水生動物舎へ。調教にはショーのため以外にも重要な意味合いがあるという。ここでお笑いコンビのゆりありくが登場した。ゆりあさんは東京動物専門学校の卒業生で、今回は特別講師として調教の大切さを教えてくれる。中でオットセイのルシアちゃんの調教をしていた生徒の滝沢さんは、最初は息も合わなかったが声をかけてきたことで距離をつかめるようになったと話した。調教はショーが有名だが元々は健康状態を守るために行われているという。

ショーのためのトレーニングのイメージが強い調教だが、ショーのしないパンダも採尿や採血を安全に行うために調教が行われている。オットセイのルシアちゃんはグーで合図すると口を開き、歯をチェックする。また飼育員が手を差し出すと握手してくれる。ただこの時一度ルシアちゃんは噛んできたのだが、川原先生はそういうときでもコントロールすることが大切だと話した。

生と死に向き合う飼育員の使命

近年、動物園では野生に近い環境で飼育する生態的展示が行われている。そのはじまりは意外にも動物園そのものに反対していたイギリスの建築家デイヴィッド・ハンコックスさんだった。彼が生態的展示を思いついたのは40年前のことで、アメリカのシアトルのウッドランド・パーク動物園のリニューアルデザインを書いた時のこと。それまで鉄とコンクリートの檻に入れられていた動物たちのストレスを減らした上で客の満足度を高める方法として考えついたのが生態的展示だった。

えさ作りを学ぶため調餌場へ。生徒たちが自分たちで動物たちのためにえさを作っていて、リクガメのために野菜を切っている生徒などが中にいた。学校では出来る限り野生動物が自然界で食べるものを餌にしていて、餌作りを通して野生での生態を知ることが大切なのだという。この学校でフクロウには生きたままのネズミを与えていて、生きたままでしか得られない栄養素というものもあるのだという。

ただネズミを直接与えてしまうと痛みを感じてしまうので飼育員が絞めてから与えている。自分で育てたネズミを絞めなければならないため、果物や野菜を食べる動物に進路を変える学生もいる。

動物学校では春に新しい命が次々と誕生する。一行は命の尊さを学ぶために赤ちゃん哺育の現場へ。1か月前に生まれたばかりのミーアキャットを触らせてもらった。このミーアキャットたちは親に生まれてすぐに育児放棄されてしまった赤ちゃんで、生徒たちが親代わりになって世話をしてきた。取り上げてある程度成長させてから群れにもどすようにしていて、本当は6頭の兄弟だったが取り上げた時に2頭は死んでしまったという。ミルクをあげる場合でも、のどにミルクを詰まらせて死んでしまう場合もあるため、その重圧を感じながら育ててきた。そしてそこから命の大切さや動物との共存のあり方を伝える。

大切なのは野生動物の真の姿を理解して多くの人に伝えること。ジモンは飼育員は人生のいろんなことを野生動物から学んでいて、だから違うところに行ってもやっていけると話した。サヘルは動物を飼う時は飼ってあげるではなく一緒に生きると考えなければいけないと述べ、太田は楽なことばかりじゃないと飼う時にわかっておかなきゃ駄目だとコメントした。田中は野生動物だからこその魅力があるため、人間のエゴとのせめぎ合いが大変だと思うと話した。

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キリン
リクガメ
フクロウ
ヘビ
ミミズ
ネズミ
インコ
ミーアキャット

エンディング (その他)
04:29~

エンディング映像が流れた。

探検バクモンの次回予告。

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