探検バクモン 激闘!将棋会館

『探検バクモン』(たんけんバクモン)は、NHK総合テレビジョンで2012年5月2日から2019年3月13日まで放送された教養番組である。爆笑問題の冠番組。

出典:goo Wikipedia

放送日 2017年12月27日(水) 3:40~ 4:10
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
03:40~

中学生棋士の藤井聡太四段の活躍で注目を集める将棋界。そこで将棋会館に潜入し、加藤一二三九段が将棋界のお宝を公開し、将棋界の若き名人が人工知能との激闘を語る。さらに大田が加藤一二三九段にハンデ戦で挑んでみた。

キーワード
藤井聡太四段
加藤一二三九段

激闘!将棋会館 (バラエティ/情報)
03:41~

今回の案内人は加藤一二三九段と、森下卓九段。2人が激戦を繰り広げてきた将棋会館が今回の舞台。

まず向かうのは将棋ファンの集う道場。将棋会館道場は誰でも参加でき、対局相手はランダムに割り当てられる。藤井四段の人気で道場に訪れる人々が、去年の夏に比べて1000人以上増えたと言う。加藤一二三九段は、将棋を始めたばかりの女の子に詰め将棋をするといいとアドバイスをした。

次はかつて名人戦も行われた特別対局室を訪れた。藤井聡太四段が公式戦29連勝を達成した場所でもある。特別にプロ棋士の公式戦を観戦させてもらった。対戦相手の研究について、加藤一二三九段は研究するのは当然だが、名人になった時は対局前の研究を3時間位で勝ち、引退をかけた対局では2週間かけて研究して負けたと話した。対局1分前には対局室の空気が締まり始めた。棋士の指し手を記録し持ち時間を管理する記録係は、日本将棋連盟のプロ棋士養成機関の新進棋士奨励会の若者が務める。奨励会は26歳までに四段に昇段できなければ退会という厳しい決まりがある。

続いて3階の事務局を訪れた。そこにあるのは日本将棋界最大の財産だという、すべての指し手を記録した棋譜。戦争の影響で焼失した部分もあるが大概残っており、昭和29年以降はすべて保管されている。その中には加藤九段が名人になった1982年の第40期名人戦の棋譜もあり、名人位獲得を決めた渾身の一手である31銀も記録されている。実は初めに銀を打つ手を考えた時に銀を打って勝ちとは思わず、負けたと思ったのだと言う。しかしもう一度考えた時に31銀で勝ったということに気づき「ああ、そうか!」と叫んだのだという。伝説では「うひょ~!」と叫んだことになっている。そして棋士人生の中で一局となるとこの一戦になると話した。

将棋会館の地下にある将棋番組でおなじみの囲碁将棋チャンネルのスタジオを訪れた。大田は何もわからないけど、よく見ていると話した。机には小さなカンペが置かれている。加藤九段は囲碁将棋チャンネルの1回目から対局を解説しているのだという。加藤九段が囲碁将棋チャンネルが始まって50年は経つと話そうとしたが、囲碁将棋チャンネルはまだ20数年で、将棋中継はNHKのラジオが70年前に始まっていると訂正された。加藤九段は昭和36年のラジオ対局で大山名人に勝っていて、その時の映像が残っていた。

伝説の棋士である加藤九段と大田が対戦することに。加藤九段の持ち駒は王と金と歩のみの、8枚落ちのハンデ戦。序盤、コマの少ない加藤九段を大田が果敢に攻めた。想定外に善戦していた大田だったが、ミスをきっかけに加藤九段に追い詰められた。83手で加藤一二三九段が勝利した。

将棋のルーツとなった駒ゲームを紹介する。それは6世紀にインドで生まれたチャトランガで、王や動物などをイメージした5種類の駒を使う。2人ずつペアを組んで協力し、敵の2つの王様を取ったら勝ちとなる。このチャトランガがもとになり、世界中に駒ゲームが誕生した。日本在住のインド人に遊び方を見してもらうことにしたが、誰もチャトランガを見たことがなかった。現在、インドではチェスが盛んだという。伝説ではチャトランガは戦争好きの王様をゲームで満足させるために僧侶が考案したと言う。

続いて若き名人の佐藤天彦名人のもとへ。佐藤天彦名人は去年20代の若さの中、羽生善治から名人位を奪取した。アマチュアの段位を認定する免状への署名を行っていた。

棋士にとって名人とは何かと尋ねると、伝統を背負う重い存在だと佐藤名人は答えた。これまでに名人は徳川時代の初代名人である大橋宗桂以来、26人しか存在しないと言われている。名人は初め世襲制で、実力制になったのは昭和になってから。佐藤名人は5歳の時に母親が将棋の本を買ってきたのが始めたきっかけだと話した。母親は将棋を知らなかったが、なぜか買ってきたのだという。佐藤名人は電王戦で最強のコンピューターのボナンザと対戦し、結果は2連敗だった。佐藤名人は鬼のような戦いだったと語り、表情がわからないため狙いが読めないのだという。ボナンザは過去20年分のプロ棋士に棋譜を吸収し、ボナンザ同士で700万局以上対戦した。佐藤名人はAIが新たな可能性を示してくれて、これからが楽しみであると同時に怖いと話した。

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大橋宗桂
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電王戦
ボナンザ

エンディング (その他)
04:07~

探検バクモンの次回予告。

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