うまいッ! やわらかジューシー 松山長なす〜愛媛県〜

『うまいッ!』は、NHK総合テレビで2012年4月8日から放送されている“食”に関する情報番組である。

出典:goo Wikipedia

放送日 2016年9月25日(日) 6:15~ 6:50
放送局 NHK総合

番組概要

やわらかジューシー松山長なす (バラエティ/情報)
06:15~

カブトムシゆかりは長なすの柔らかさにとにかくびっくりしたなどと話した。スタジオには長なすそうめんと焼きなす(長なす使用)が持ち込まれた。天野が焼き茄子を試食、普通のなすの食感と違うなどとコメントした。続いて長なすそうめんを試食、皮をほどよく入れてるのがいいなどとコメントした。ゲストとしてスタジオに呼ばれた流通コンサルタントの山本譲治さん(愛媛生まれ)は長なすはジューシーで調理しやすいなどと解説した。

今日の食材は松山長なす。柔らかさとジューシーな味わいが特徴。産地の松山市では夏野菜の定番として親しまれている。松山が地元の武内陶子によると普通のナスより長なすのほうが一般的だという。松山長なすがスタジオに持ち込まれた。全長40センチにもなる。

テーマ曲:MONKEY MAJIK「FOREVER」

松山長なすの地元・松山のスーパーで主婦らに「長なすは料理しづらくないか」と質問したが、そんなことはないという答えが多く聞かれた。地元の人たちは普通のなすよりもむしろ長なすに慣れ親しんでいる模様。松山長なすは昭和初期に個人農家が在来種である竹原長茄子を作っていたのが始まりで、昭和50年代以降、品種改良を重ねて栽培技術が向上し、生産が盛んになった。40年以上松山長なすを作り続けている松本典明さんを取材したところ、他のナスに比べて競争力の高いため長なすが流行ったなどと説明してくれた。松山長なす発祥の地であるかつての竹原村(現松山市)にある雄郡神社では、毎年6月に行われる夏祭りの際に農家から地元の夏野菜の代表として初収穫の長なすがお供えされる。

松山市の中心部から車で10分ほどの名人と呼ばれる川端正二さんを訪ねた。年間8トンを出荷しているという。

松山長なすの柔らかさの秘密のポイントは枝葉の管理。苗を植えて1ヶ月後から弱い枝を取り払い、少数のなすに栄養が行き渡るようにして成長を早めることで細胞の間に空洞ができ柔らかい食感が生まれるという。。

ジューシさのヒミツは水分調整。昔ながらの用水路を使い、さっと水を入れて30分後には引くことでじわじわと土の中に染み込ませている。なすは水を与え過ぎると根は水を吸わなくなり結果的に水分が少なくなってしまう。畝に水を吸わせるのは3日に1回に抑え根の吸収力を強め水を吸わせるようにしているという。川端さんは毎日なすの様子を見るのでなすと話している様なものだと話した。川端さんの長なすは11日ほどで収穫時期を迎える。

松山では松山長なすが中心で、一般的ななすである千両なすはほとんど見かけないという。松山長なすは全国シェアは低いもののキャラが立っているなどと山本譲治が解説した。さらに山本は、松山長なす以外にも全国には様々な種類のなすが作られていることをボードで紹介した。地域によって出来るなすや、なすの食べ方が異なるという。

収穫の見極めのポイントはヘタの下の白い部分の伸びしろ。そこが1ミリくらいになると食べ頃のサインだという。2ミリ以上の成長期だとまだ味が薄く、全く無いと逆に育ち過ぎで固くなっているという。

収穫した松山長なすを調理する。なすは丸ごと魚焼きグリルで焼いた。皮をむけば焼きなすの完成。次は細切りにして片栗粉をまぶし茹でれば長なすそうめんの完成。焼きなすはやわらかく凄くジューシーでほんのり甘さもあるとコメントした。長なすそうめんは食感は麺だが噛むと長なすの甘みと柔らかさがあってつるつるいけちゃうとコメントした。川端さんは松山の伝統なので絶やさずずっと続けて作っていきたいと話した。

松山長なすを使った料理を出しているバーを紹介。「松山長なすのバーガー」が一番人気だという。肉の代わりに長なすを使っている。「松山長なすのバーガー」は松山市主宰の松山長なすのアイディア料理コンテストで優勝した経験もある。

天野ひろゆきさんはなすの長さを活かしてホットドッグのようにしても良いんじゃないかと話した。なすを一本そのまま食べ、とても甘くてうまいとコメントした。松山市の小学校之給食でもカレーなどでなすが使われて、小さい頃から親しんでもらおうという取り組みがあるという。山本譲治さんは郷土野菜は地元にサポーターが増えないと根付かないので地域を疎かにしない必要があると話した。

松山市は4年前から松山長なすなど地元の特産品を使った料理教室を開催しており、親子連れなどが参加している。取材の日は地元の料理研究家が「松山長なすのまるごと香り漬け」や「松山長なすとズッキーニ ひじきの酢の物」を教えた。なすが嫌いだった子どもたちも美味しく食べることが出来た。松山市農林水産課の栗栖洋平さんは、消費者が長なすを手にとるようになれば作る方も精が出て、地元での消費もさらに増える、これからも続けていきたいなどと話した。

松山市では地元JAが主催する農業塾が開催されていた。この日は松山長なすの収穫が行われていた。参加条件はないが、参加者の8割が60歳以上で定年後に野菜づくりをしたいという意見があった。5年前から始まり、毎月1回座学で土づくりなどの基礎知識を学んでいる。受講生は必ず松山長なすの作り方を教わると言い、生産者を増やす取組がされていた。高橋賢三さんは定年を待たずになす栽培を始め5年が経ったという。1年目は品質が不十分で出荷できなかったが、去年は2トン近くを出荷したという。75歳位までゴソゴソと作れたら良いなと話していた。

ごそごそというのは松山弁でぼちぼちという意味。農業塾を卒業した人から2人が農業を始めたという。土地の確保を含めて農家の担い手を確保したいとしているという。山本譲治さんは全国的に生産者が減っていて、若手だけでなく定年を迎えた人などにもどんどん出てきてほしいと話し、様々な種類のなすが出てきている中で松山長なすは大いに可能性があると主張した。 カブトムシゆかりさんは帰ってからも長なすそうめんを毎日のように食べているという。

http://www.nhk.or.jp/umai/

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