くらし☆解説 「北方領土 択捉島の歴史を訪ねて」

『くらし☆解説』(くらしきらりかいせつ)は、2012年4月3日より、NHK総合テレビジョンで放送を開始した報道・教養番組である。

出典:goo Wikipedia

放送日 2017年8月31日(木) 10:05~10:15
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
10:05~

オープニング映像。

くらし☆解説 (バラエティ/情報)
10:05~

北方領土ソ連占領から72年。日露間では新しい発想のアプローチに基づく共同経済活動の具体化が話し合われている。今年の夏、ビザなし訪問では択捉島の歴史に深い思い入れを持つ元島民らが訪れた。これを機に解説員択捉島の歴史について改めて振り返る。8月末というのは北方四島がソ連に占領された日。1945年の8/28、終戦から二週間が経ち、誰もが戦争は終わったと思っていた所に突然ソ連が上陸。そこから9/4まで侵攻は続いた。択捉島で生まれた元島民は「いつも身だしなみに気を遣う女性達が男性の装いをし、わざと顔などを汚して生活していた」と話した。択捉島は沖縄本島の2倍以上の大きさがある日本最大の島。島内には3つの村があり、漁業が盛んだった。今回の訪問には択捉島に関わりが深い方々が参加した。中には明治時代から北海道・択捉島の開拓に深く関わった一族の末裔もいる。北方四島には元々アイヌ民族が住んでいたが、司馬遼太郎の「菜の花の沖」のように豪商が18世紀末に難所と知られる国後水道の航路を開拓し、そこから始まった。その後、明治維新で豪商が没落し、その後開拓に当たったのが今の元島民の先祖だという。その元島民は「初代開拓者らの遺骨は北方領土のお墓にある」という。この元島民が択捉島の博物館を訪問した時に展示されていた石器と自宅に曽祖父が収集した石器が同じ種類だったという。博物館にはアイヌ民族の資料はあるものの、日本人が択捉島の開拓をした事実がすっぽりと抜け落ち、あたかもロシア人が開拓したような展示となっている。「博物館では日本人がいたという部分がないというのは感じた」と元島民もコメントした。開拓した証拠となりうる当時の建物などは老朽化を理由にここ数年で取り壊されてしまっている。そんな島で40年前から住んでいる夫婦の話で択捉島北部の開拓者が建設した鮭の孵化場はまだ残っているという話が聞けた。そこには石碑が残っており、開拓した人名と1905年という数字が刻まれているという。近くには日本人の墓があるという。この元島民は沿岸工事などを手がける会社の商社マンで日露共同経済活動で港の沿岸工事の際、祖先の居た地に戻れるのではないかということで今回の訪問に参加したという。「有意義な二日間だったまた来たいし、ここで仕事がしたい」と話していた。元島民の中には70歳から習い始めたロシア語で「日露双方が自由に行き来できる日になることを望みます」と訴えた人もいた。元島民は島を離れる際に童謡「ふるさと」を歌い、故郷への思いを伝えた。来月にはウラジオストクで日露首脳会談が再び開かれる。この際に経済共同活動で島を自由に行き来できる日が来ることを願う。

キーワード
北方領土
共同経済活動
石川洋一
鈴木咲子
駒井康次
アイヌ民族
司馬遼太郎
菜の花の沖
高田屋嘉兵衛
ふるさと
日露首脳会談
留別村(北海道)
紗那村(北海道)
蘂取村(北海道)
ウラジオストク(ロシア)
択捉島
沖縄本島
北方四島
国後水道
国後島
歯後舞島
色丹島

エンディング (その他)
10:14~

明日のくらし☆解説は、「年金保険料の負担率固定へ」。担当は藤野優子解説委員。

キーワード
藤野優子

スポット

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