耳をすませば 演じることは生きること〜大杉漣・樹木希林(俳優)〜

『耳をすませば』(みみをすませば、英題:Whisper of the Heart)は、柊あおいの漫画作品、およびそれを原作とした近藤喜文監督、スタジオジブリ制作のアニメーション映画作品。原作漫画版とアニメ映画版では設定や展開が異なる。アニメ映画版では、背景美術として東京都の多摩市・日野市・武蔵野市を描写した絵柄が多く見られる。

出典:goo Wikipedia

放送日 2018年12月31日(月) 6:25~ 6:54
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
06:25~

オープニング映像。平成30年は映画やテレビドラマでおなじみの名脇役が亡くなった。2月に66歳で亡くなった大杉漣は数多くの映画やテレビドラマに出演する一方でコントまで演じて300の顔を持つ男と呼ばれた。9月に75歳で亡くなった樹木希林は独特の存在感と心に残る演技で見る人を魅了した。晩年に出演した映画「万引き家族」はカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した。2人の人生をたどる。

キーワード
大杉漣
北野武監督
HANA-BI
サラリーマンNEO
ドラマ「つま恋」
葵 徳川三代
万引き家族
カンヌ国際映画祭
パルムドール
NHKスペシャル 未解決事件「グリコ・森永事件」

演じることは生きること~大杉漣・樹木希林~ (バラエティ/情報)
06:28~

大杉漣は昭和26年徳島県生まれ。父は高校の校長先生だった。高校時代はサッカー部で活躍して県の代表にも選ばれた。大学入学のために上京し、22歳の時に太田省吾の劇団「転形劇場」に入団した。セリフが全くない2時間の舞台などユニークなことをやっていた。37歳だった昭和63年に劇団は解散した。その後はVシネマなどに出演したが過剰な演技に困惑していたという。平成5年に北野武監督の映画「ソナチネ」で注目を集めた。沈黙劇で鍛えた演技が、セリフが少なく独特の間が特徴の北野映画で花開いた。

演技派として知られるようになった大杉漣は様々な作品に出演するようになった。大杉はアドリブを大事にしていて、平成9年のドラマ「水の中の八月」では、台本に書いてなかったが、海に飛び込んだ。家でじっくり考えてやるより、現場の思いつきでやるという。平成22年の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」でもアドリブを見せた。大杉は自らを「現場者(げんばもん)」と呼んだ。

大杉の死後公開された最後の主演作・映画「教誨師」では、死刑囚の心の救済を手助けする牧師を演じた。プロデュースも担当し、監督と一緒に演出にも関わった。役者とのぶつかり合いから生じる緊張感を大切にしたいと、テストなしで本番に臨んだという。

ブスの美人女優を目指したいと話し、強い個性が際立っていた樹木希林は、郷ひろみとのデュエットソング「林檎殺人事件」をヒットさせるなどマルチに活躍した。昭和18年東京生まれ、父は琵琶奏者、母は居酒屋を営んでいた。店に集まる大勢の大人から聞いた話が役者をやる上で役に立ったと語っていた。2人姉妹の長女だった樹木希林は無口で周りを観察している子どもだったという。受験の直前に足を骨折して、大学進学を断念。新聞広告で知った文学座の研究生となった。ドラマ「七人の孫」に出演、台本に縛られない森繁久彌の自由な演技に刺激を受けた。平成3年にはテレビバラエティーで2人きりで即興芝居を演じた。樹木希林は文学座の芝居は一語一句変えてはいけないので、森繁の自由な芝居にビックリしたと語っていた。

自由に演じることで喜劇俳優としての才能が開花した樹木希林は、「時間ですよ」では噂話が大好きな銭湯の従業員、「寺内貫太郎一家」では31歳にしておばあちゃん役を演じてお茶の間の人気者となり、テレビCMにも出演した。高まる人気の一方で、目的が定まらず、希望が持てなかったという。そんな時に出会ったのがロック歌手の内田裕也だ。当時から過激な言動で知られていた内田の危険な感じに惹かれたという。30歳で結婚したが、内田は家でも危険な男だったので、結婚生活はわずか数ヶ月で破綻した。内田の破壊力は樹木希林の創造の源泉ともなっていたので、2人は別居しても離婚はしなかった。

フジカラーのCMの映像。

38歳で挑んだドラマ「夢千代日記」では喜劇俳優から演技派俳優へと大きく成長した。等身大の演技から役になりきる演技をした。樹木希林は、女優は普段は普通で透明な方が良いと語っていた。連続テレビ小説「はね駒」ではヒロインの母親を熱演し、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した。

樹木希林は61歳だった平成16年にがん宣告を受けた。体への負担を減らそうと、活動の中心をテレビから映画へ移すと、演技がこれまで以上に高く評価され、70歳で日本アカデミー賞主演女優賞を受賞した。主役から脇役まで数多くの映画に出演し、日本を代表する名優と呼ばれるようになっていた。がんでありながら最後まで精力的に映画に出演した。

キーワード
大杉漣
転形劇場
水の駅
太田省吾
ソナチネ
北野武監督
松竹
HANA-BI
水の中の八月
ゲゲゲの女房
教誨師
樹木希林
郷ひろみ
林檎殺人事件
徳島県
東京都
文学座
七人の孫
森繁久彌
森繁久彌 夢はこれから
時間ですよ
寺内貫太郎一家
フジカラーのCM
内田裕也
夢千代日記
はね駒
芸術選奨文部科学大臣賞
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
わが母の記
日本アカデミー賞主演女優賞
あん
日日是好日
がん
ネオ チンピラ 鉄砲玉ぴゅ~
NHKスペシャル 未解決事件「グリコ・森永事件」
恋する京都
火怨・北の英雄 アテルイ伝
つま恋

エンディング (その他)
06:51~

大杉漣の人生は現場を愛し現場に磨かれ演じることに全てをかけた66年の生涯だった。樹木希林の人生はがんと共に生きる姿を私達に見せてくれ、自由に演じ、自由に生きた75年の生涯だった。樹木希林は生前に夫・内田裕也が駆けつけてくれたら「まあご親切に おたくどちらさん?」と言って死にたいと語っていた。

キーワード
大杉漣
樹木希林
がん
あん
内田裕也

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