地球イチバンミニ 世界最古のイーグルハンター モンゴル

放送日 2015年9月20日(日) 3:25~ 3:45
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
03:25~

オープニング映像。

地球最古のイーグルハンター (バラエティ/情報)
03:25~

今回の旅人は、女優の佐津川愛美。いてつくモンゴルの大平原には西の果てに世界最古の鷹匠の民カザフ族が住んでいる。4000年の歴史を誇る彼らの世界に去年初めて女性の鷹匠が誕生した。しかも若干13歳の女の子だという。3日目、目的地が近づくに連れ標高は上がり気温は氷点下20度に。たどり着いたのは標高1800メートルの高知。山際にぽつんと白い家が見えてきた。家の外にはあの鳥が鎮座していた。家の前には目隠しされたイヌワシがポツンといた。家の中に入ると代々続く鷹匠の末裔である父のアグライさんが挨拶をした。また初の女性鷹匠であるアイ・チョルパンも挨拶をした。アイ・チョルパンは「日本の方々が来てくれてとれも嬉しいです」と話した。この大平原で生きる糧となっているのは牧畜。羊やヤギを飼う遊牧生活を送っている。この大切な家畜を守るためにはイヌワシが欠かせない。狼などの外敵を仕留めるのもその大事な役割。祖父のイリスさんの映像。鷹狩のもう一つの目的はキツネやウサギなどの毛皮を取ること。冬には氷点下40度を下回ることもあるという極寒の地。動物の毛皮は何にも代えがたい防寒具。昔から9枚の服を着るより獣の毛皮を1枚着るほうがいいといわれているという。鷹匠は地域の長として尊敬を集め、4000年もの間その伝統を受け継いできた。父のアグライさんはモンゴルで一番優秀な鷹匠に贈られるメダルを持っていた。アイ・チョルパンは偉大な父に憧れて鷹匠になることを決意した。去年の夏にアイ・チョルパンは初めて自分のイヌワシを持った。鷹匠となったもののまだ狩りに成功したことがない。狩りを成功させるため最も大切なのが餌の管理。餌は獲物となるキツネやうさぎの肉。鷹匠に従えば好物がもらえることを植え付ける。しかし飼いならし過ぎると野生を失ってしまう。食欲をそそる脂肪分などをあえて落とす。イヌワシの狩猟本能を呼び覚ます。

翌朝一族の鷹狩に同行した。鷹狩は動物の毛が伸びる冬が本番。やってきたのは標高200メートルの岩山。気温は氷点下10度を下回っている。眼科に広がる無機質な茶色の世界のどこかにキツネやウサギが息を潜めている。鷹匠と麓で獲物を追いかける勢子との呼吸が大切。勢子は石を投げ、大きな声で獲物を威嚇する。山の両脇から追いかけ、鷹匠が身構える真下に獲物をおびき寄せる。キツネやウサギが姿をあらわすのは岩から岩へと飛び移る一瞬。それを逃さずにイヌワシを放てるかが勝負。ウサギが現れると、アイちゃんは反応できず、代わりにお父さんが飛ばした。お父さんは「逃げられた、行ってしまった。もうだめだな」と声をあげた。放つのが遅れたわずか3秒の間にウサギは岩の下に逃げ込んでしまった。アイちゃんは千載一遇のチャンスを逃してしまった。わずか数秒の遅れが半人前と一人前を隔てる大きな溝。

モンゴル初の女性鷹匠でありアイ・チョルパンは、現在中学1年で月曜から金曜までは学校の寮で生活している。教科書は同級生で共有している。モンゴルでは遊牧生活を続ける人は半分に減った。子供達は貧乏だからなりたくない、冷害になると家畜がいなくなると嫌がっていた。

アイ・チョルパンが鷹狩りに山に向かうと最初に捉えたのは防寒で毛皮となるキツネだった。初めて成功したアイちゃんに家族も喜びの様子が映っていた。その様子を見ていた佐津川愛美にお父さんは毛皮をプレゼントすると言われ、正直に戸惑いの言葉を述べていた。そしてお別れの朝、愛美はキツネの毛皮をプレゼントにと渡されたが、大切に皆で使ってくださいお気持ちだけ貰って帰りますと受け取らなかった。愛美は日本に帰ったらどうやって生きていこうかなって今思ってると話した。

キーワード
イヌワシ

スポット

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