世界を青く! ザッケローニ監督の挑戦

放送日 2014年6月14日(土) 22:30~23:20
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
22:30~

サッカー日本代表・ザッケローニ監督が、W杯において「もっとも大切なのは初戦。コートジボワールとの初戦に覚悟して臨む」と話した。監督が抱く熱き思いに迫る。

世界を青く!ザッケローニ監督の挑戦 (バラエティ/情報)
22:33~

今月、最後の強化試合として日本はザンビア戦に挑んだ。序盤、相手の身体能力を活かしたプレイに苦戦を強いられ先制を許したが、後半に3-3と同点に追いつき、アディショナルタイムでの決勝点で4-3にてザンビアを下した。

一方のコートジボワールも、FWドログバを中心に順調な仕上がりをみせ、2-1で勝った。

ザッケローニ監督が日本代表に植えつけたのは、主導権を握り続けるサッカー。速いパスワークで相手を翻弄し、前線からの守備でチャンスを作る。監督は「日本人選手は欧米選手よりフィジカルが強くないが、ボールをキープする時間は長い」と分析。長谷部選手は「自分たちのパスワークを世界の強豪相手にも通用させるのが狙い」とした。

また、選手たちがテンポよく連動したプレーをすることが、強豪を相手にするには必要不可欠という。またスペースでのプレー、技術とスピードを生かしたプレーが目標だという。

しかし、攻撃時に多くの選手が相手陣内にてプレイするため、不用意なミスを犯すと一気にピンチになる危険性も。それでも監督は、攻撃的な戦い方を変えるつもりはなく、「相手以上にチャンスを作ってより多くの点数を入れればいい」「選手に守備的な戦い方をしてほしくない」と“攻撃サッカー”について語った。

ザッケローニ監督はイタリアの地元のアマチュアチームで選手としてプロになることを夢見ていたが、怪我と病気によって20歳で現役を引退。ゼロから指導者としての道を歩み始め、最初は地元のサッカー少年たちを指導した。そして地道に経験を積み、30代後半に代表監督の候補に選ばれたが落選。だがザッケローニ監督は当時の経験では不足していたと振り返り、それ以降もチームが苦しい状況でもまとめ上げるリーダーシップを培っていった。

1995年にザッケローニ監督はウディネーゼを率い、攻撃サッカーを展開した。弱小チームが強豪に勝利することで周囲を驚かせたいという志を持ち、就任3季目でチームを3位に導いた。

ザッケローニ監督率いる日本代表はコンフェデレーションズカップに臨み、開幕戦で開催国のブラジルと対戦。試合開始早々に先制点を奪われ、圧倒的攻撃を前に目指してきた攻撃プレーは消極的になっていった。試合は0対3の完敗で、ザッケローニ監督は評価に値しない試合だったとコメント。その翌日に監督は選手らに対して、自分たちのサッカーを信じろという言葉を放った。そして次戦に向けて、チームが連動した攻撃プレーを選手に思い出させた。

第2戦のイタリアとの試合で、日本代表は序盤から積極的な攻撃を展開した。前半20分に岡崎のプレーでPKを獲得し、先制点をもぎ取った。なおも攻め続け、香川のゴールで追加点を決めた。だが前半の終盤に1点差とされると、後半の序盤に逆転を許した。それでも選手らは攻め続ける姿勢を貫き、イタリアに4対3と惜敗したがパスサッカーで相手を翻弄した。

ザッケローニ監督は日本での生活に慣れ親しみ、2011年の東日本大震災の後では復興へ向けて様々な取り組みに参加した。監督は日本人には柔軟な国民性があり、真面目さと和を重んじ、複数のポジションをこなせる選手がいるなど国民は1人で3人分の働きをしてくれるほどとコメント。

ザッケローニ監督はブラジルW杯のグループリーグ初戦で戦うコートジボワールの分析を重視してきた。中でも36歳ながら強靭なシュート力を誇るドログバ、大柄ながら繊細なパス力とここぞという時に見せつける決定力を持つヤヤ・トゥーレに警戒していた。そこで監督は連携プレーで対抗したいと考えていた。

鹿児島・指宿で行われた国内最後の合宿で、ザッケローニ監督はチーム全体が連動する攻撃プレーを再確認させた。攻撃に関する指示に時間を割き、リアルタイムで運動データを取ることで選手のコンディション管理も徹底させた。

30度以上の気温、湿度もに高いアメリカ・フロリダでの合宿では日本代表にW杯開催国の気候に体を慣れさせた。

コスタリカとの強化試合で、日本代表は先制点を許すも選手らのコンディションは落ちずに日本らしいパスサッカーで3対1で逆転勝利を飾った。

日本代表メンバーはW杯開催国のブラジルに降り立った。ザッケローニ監督は選手らに悪影響をもたらさぬように監督として強い姿勢を貫き、どのような相手でも日本らしいサッカーで対抗したいとコメント。

チームが連動した攻撃プレーについて長友佑都はW杯を目指す上での方向性に手応えを感じたと述べ、香川真司は世界に対してチャレンジできるとコメント。ザッケローニ監督は世界に日本の可能性を示すことができたと想うと話した。

3月に行われたコートジボワールとベルギーの強化試合で、ベルギー選手は攻撃の基点となるヤヤ・トゥーレに多選手でプレッシャーをかけた。ザッケローニ監督はコンフェデレーションズカップのイタリア戦で通用した日本の連携プレーがコートジボワールでも発揮できると考えていた。またサイドの空いたスペースからの速攻も有効だと考え、監督は選手に対してフィジカルを最大限に発揮できる運動量を求めてきた。

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指宿(鹿児島)
フロリダ(アメリカ)
ブラジルW杯

エンディング (その他)
23:15~

ザッケローニ監督は溢れる情熱と強い信念を持って日本代表を導いてきた。本田圭佑は監督には熱さの中にも優しさがあると述べ、香川真司は監督や仲間とともに貫いてきたことをブラジルで示したいとコメント。そして監督はW杯では日本が主役として戦いたいと決意を語った。

キーワード
W杯

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