Nスペ5min. スペース・スペクタクル 第1集 宇宙人の星を見つけ出せ

放送日 2019年7月28日(日) 6:45~ 6:50
放送局 NHK総合

番組概要

Nスペ5min. (バラエティ/情報)
06:45~

2017年末、夜空を猛スピードで飛行する天体に「オウムアムア(遠方からの訪問者)」と名付けられた。軌道を計算すると太陽系外から飛来した天体とされ、人類にとってははじめての遭遇と言える。猛スピードの理由は物理法則に即しておらず、推進装置を搭載した人工物の可能性大だという。その後、オウムアムアは太陽系を去っていった。

知的生命体の探査は太陽系から太陽系外に向けられ、2018年4月にNASAは宇宙望遠鏡TESSを打ち上げた。責任者の1人、サラ・シーガー氏は広大な宇宙で未知の文明を探していて、「太陽系の外にある惑星こそ、探求する価値があると思う」と話す。

2017年、恒星の近くにありながら生命が存在できる惑星が発見された。みずがめ座の方角、地球から40光年の距離に赤い恒星、トラピスト1があり、周囲に7つの惑星が回っている。うち3つは地球のように水が溢れているという。

トラピスト1は赤色矮星で、太陽よりもサイズは小さく、表面温度も低い。太陽では灼熱になってしまうが、赤色矮星ならば、適度な距離を離れていれば水が液体で存在できるという。サラ・シーガー氏曰く、太陽のような恒星より小さな赤色矮星を探す方が、生命の惑星を見つける近道だという。その鍵を握るのが宇宙望遠鏡のTESSとされる。

渡部潤一氏は「水は非常に生命を生み出しやすいと考えられている。しかも水は宇宙にたくさんある」と語った。

ケネディ宇宙センターから、NASAが宇宙望遠鏡TESSを打ち上げた。TESSの目的は、宇宙人が住む星を見つけ出すこと。TESSが、恒星トラピスト1を発見した。サラ・シーガー教授が、生命が住む惑星を見つけるには、赤色矮星を探すことが近道だと語った。

NASAのアンソニー・デルジニオ氏は潮汐ロックされた惑星の気象をシミュレーションしたところ、大気が循環して夜の面にも熱を運び、温度差を緩和することがわかった。昼と夜の面の境目、トワイライトゾーンでは平均気温が0~20℃ほどだという。

地球外生命を研究するディビット・アギラー氏はサラ・シーガー氏のもとを訪れ、話を聴きながらトワイライトゾーンにどのような生命が存在をしているかスケッチを描いた。惑星の大気が濃ければ、両生類のように水中生物が陸や空に進出しやすいという。自宅に戻ったアギラー氏は最新の科学の知見をもとに、生命体を立体的に表現した。

赤色矮星の周囲を回る惑星における、生命の活動を映像化。風に乗ってやってくる微生物を食す生物は気流を利用して移動し、推進力は消化する際に出す水素ガス。また、惑星に降り注ぐ赤色矮星の光は赤外線が多いため、光合成をするとしたら紫色が適している。

大気から酸素、二酸化炭素やメタンを検出することができれば、生命がいる証拠となる。スペインのカナリア諸島の研究所では惑星の大気を観測するべく、新たな装置が開発された。さらに、チリにある天文台で世界最大級の大気分析装置が始動。

ハーバード大学の天文学者、アブラハム・ローブ氏は「オウムアムアは高度な地球外文明が作った可能性があり、太陽光で加速するヨットのような宇宙船だとすると、1つの答えになる」と語った。

イタリア・ローマでマルコ・ミケーリ氏はオウムアムアの故郷とされる星の候補を突き止めた。中には赤色矮星も含まれていた。

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番組宣伝 (その他)
06:49~

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