サキどり↑ 地方企業 海外に活路あり

『サキどり↑』(Sakidori)は、NHK総合テレビジョンにて2011年4月10日から2017年3月26日までされていた日曜日朝の情報番組である。公式サイトによると、「最先端の現場で見つけてきた、暮らしを良くする『種』となる『サキどり』情報」について、司会やゲストが話をかわして「明るい未来のヒント」を探るというもの。

出典:goo Wikipedia

放送日 2014年12月14日(日) 8:25~ 8:57
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
08:25~

地方の小さな企業が新たな市場を求めて海外へと進出している。

サービス業における海外進出の相談件数は2013年には3,700件となっている(JETRO調べ)。

キーワード
JETRO

地方企業 海外に活路あり (バラエティ/情報)
08:27~

タイの首都バンコクでは現在抹茶が人気となっている。人気の理由はお茶を飲むだけでなく、店員がお茶のうんちくを教えてくれること。

タイの抹茶ブームの火付け役は島根・松江市にいる。松江市はお茶の消費量が全国No.1で日常的にお茶を点てる文化が根付いている。火付け役となったお茶の老舗を尋ねると店主の中村さんが早速お茶を点て、さらにお茶にまつわるうんちくを語ってくれた。中村さんはお茶の消費が衰退する中、伝統を守るためにどうするかを考え、海外に出店することを決めた。アメリカ・ニューヨークに出店するもののコーヒーや紅茶にかなわず断念。続いてタイに出店した。しかしここでも苦いお茶は受け入れられず、撤退しようかと考えていた。そこで貿易会社のタシニーさんに相談した。お茶の魅力を聞かれたところいつものようにうんちくを語ると「その話は面白い」と言われ、お茶の販売とともにうんちくを語ることにした。これは「日本の文化を知ることが出来る」とタイの人の興味を引きブームとなった。

中村さんが新たに目をつけたのが「和菓子」。松江市は京都、金沢に並ぶ日本三大和菓子どころの一つと言われている。タイの手先が器用な人を日本の店で研修させて、和菓子をタイに広めようと考えている。中村さんは「小さな企業だが、海外の良いパートナーと知り合うと、大きなビジネスチャンスが広がっている」と話した。

たしニーさんと中継で会話をした。「お茶を売る決めては何だったのか?」と聞くと、「中村さんにお茶の話を聞き、元々お茶がブームだったタイに伝統のお茶の魅力を伝えたいと感じた」と話した。「タイの人に合わせてアレンジしたのか?」と聞くと、「様々なアレンジを加えた。今後はタイだけでなく他のアジア諸国にも広めていきたい」と話した。

北川浩伸さんをゲストに招いて、海外に出店する会社について話した。現在、ブライダルや薬局などさまざまな地方から企業が出店している。「日本のブライダルなどでは「感動」を伝えるために目に見えない演出を行うのが上手い」と北川さん話した。また、日本式のネイルもアメリカに進出しており、その繊細さが売りとなっている。ただし、日本から一方的な発信だけでなく、日本とその国の文化を結ぶ架け橋となる存在が不可欠となる。

マレーシアでは現在日本食ブームとなっており、その中でもお好み焼きなどを引き立てる「ソース」を広めようというプロジェクトが広島の企業で始まっている。戦略はソースを使った料理教室を開くことで文化を伝えること。ただし、イスラム教徒の多いマレーシアでは宗教上、豚肉を食べないという壁がある。しかしこの企業の自慢はアレンジ力。客の要望に合わせてソースを調味することが出来る。

技術はあっても地方企業が単独で海外に進出するのは至難の業。文化や宗教、週間の違いが壁となる。そこで、マレーシアに回転寿司チェーン店を展開するなど、イスラム市場に深いパイプを持っている投資会社社長を頼ることに。社長からマレーシアの現地に製造工場を提案されて、実際に現地を視察することとなった。こういった現地視察などを即決できるところも中小企業ならではの強みである。

大分・臼杵市の醤油メーカーもイスラム進出を期待されている企業の一つ。ただし、醤油は製造過程でアルコールを用いてしまう。そこで現地の品質管理者と相談し、アルコールを用いる最終工程の前で出荷することで合意した。世界一品質に厳しい日本で製造を繰り返してきたからこそ、それをASEAN地域に広めたいと高木さんは語った。

サヘル・ローズは「イスラム教徒は今後世界で最も増えていく教徒であるので、イスラムに目をつけたのは素晴らしい。ただし、アルコールは消毒で用いられたものでも食べることが出来ないので、ここをクリアしなければならない。日本の素晴らしい食文化をなんとか伝えたい。」と話した。北川浩伸さんは「中小企業の強みは即決できること。このフットワークの軽さが新興国のスピードと合致している」と話した。また、現地と日本企業の架け橋となる存在について、日本の地方銀行の役割を挙げた。

キーワード
バンコク(タイ)
松江市(島根)
ニューヨーク(アメリカ)
タイ
臼杵(大分)

エンディング (その他)
08:54~

「サキどり↑」の番組宣伝。

日本の文化や商品は世界のニーズに答える可能性を持っている。そしてそれを海外に配信する手段は整いつつある。

番組ホームページのテロップ。

John Mayerの「Waiting On The World To Change」をBGMに今回の放送を振り返りながらエンディング。

キーワード
サキどり↑
John Mayer

スポット

この番組で紹介されたアイテムは登録されていません。
  1. 前回の放送
  2. 12月14日 放送
  3. 次回の放送