ファミリーヒストリー 「堺正章〜父は伝説の喜劇役者 引き継がれる覚悟〜」

『ファミリーヒストリー』(FAMILY HISTORY)は、NHK総合テレビジョンにて2008年から放送されている、ドキュメンタリー番組である。

出典:goo Wikipedia

放送日 2019年1月14日(月) 19:30~20:43
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
19:30~

1960年台若者たちを熱狂させた伝説のグループ ザ・スパイダース。そのメインボーカル堺正章。多くのドラマで主役を務めた。堺さんの父は250本以上の映画に出演した喜劇役者 堺駿二。

今田が堺駿二について語ると、堺正章は「知らないでしょ」とつっこんだ。

キーワード
西遊記
お江戸でござる
堺駿二
堺正章

堺正章 (バラエティ/情報)
19:32~

昭和17年、駿二は役者として生きて行くことを決意。清水金一が付けた新たな一座の名前は「新生喜劇座」。サトウハチローも作家の1人として参加した。しかし前年に始まった太平洋戦争が舞台に影を落とす。劇場には臨検席があり、そこで警察は脚本以外のことを言っていないかチェックしていた。どんな厳しい状況になっても駿二は2度と役者を辞めようとは思わなかった。昭和18年に駿二は、水の江瀧子が結成した“劇団たんぽぽ”に参加。その後、駿二に赤紙が届くと水の江は駿二の家族に劇団員の給料を支払い続けることを約束した。駿二は昭和20年8月に戦地に行くことなく横須賀で終戦を迎えた。

堺正章のファミリーヒストリー。父は堺駿二の名は東京浅草にある喜劇人の碑に刻まれている。堺駿二は8人兄弟の末っ子。堺駿二が暮らしていた本所区は関東大震災と東京大空襲で焼けており、戸籍を遡ることが難しいという。そこで浅草演芸ホールに出演する堺駿二の兄の息子である鏡味繁二郎を訪ねると、堺駿二が小さい頃の写真を見せてくれた。年の離れた兄の栗原留吉は浪曲師をしていたという。その港家小柳丸(栗原留吉)を継いだ四代目港家小柳丸は初代について「破天荒な人だった」と語った。新聞によると港家小柳丸や堺駿二の父・重吉は桶屋をしており、小柳丸の弟子が桶屋が出てくる浪曲を作ったことがあるという。大正11年に重吉がなくなったとき堺駿二は9歳で、墓は保元寺にあったが、区画整理により墓を移転したという。堺駿二は墓を移転した後も先祖を供養するためにこの墓を訪れていた。

堺正章は「芸の道はイバラだね」とVTRを振り返り、父親から清水金一が破天荒な人物だと話を聞いていたことを明かした。

昭和21年、正章が誕生。この年、駿二は浅草の舞台から映画界に進出することを決断した。昭和28年に出演した映画は20本、昭和29年には18本、昭和30年には25本もの映画に出演した。新潟・糸魚川市に住む池田正夫さんは昭和33年から5年間、駿二の仕事を側で支えた人物で「うちの先生は絶対に手を上げることは一度もなかった。盆暮れには必ず洋服を作ってくれた、そんなことをしてもらえる付き人はいなかったと思う」と振り返った。さらに55年ぶりに池田さんと再開を果たした殺陣師の菅原俊夫さんも堺駿二の思い出を語った。堺正章は「自分が先頭に立ってやるんだという輝くんだというような気持ちでやってましたけど父親とは僕は違うんだというような気持ちがもの凄く強かった。それは幼い時に父親の出方とかそういうのに対して不満を持っていた」と明かした。昭和37年、16歳になった正章はザ・スパイダースに加入した。

ザ・スパイダースは田辺昭知をリーダーに堺正章、かまやつひろし、井上順などのメンバーが躍動した。井上順は「堺さんはステージで毎回しゃべる事が違う。同じネタは1回もなかった。大学ノートにしゃべったことを全部書いてあった」と明かした。さらに「てなもんや三度笠」の元ディレクター・澤田隆治は「駿二さんは“息子が人気あるんだよ”とか言って、僕もアシベに見に行ったことがある」と振り返った。

堺正章は「僕が全く知らない先祖の話を聞いて、ルーツは芸事をやる家系だったんだなあとちらっと感じた」と語った。

堺正章のファミリーヒストリー。父堺駿二は母の勧めで大衆演劇の伊村義雄の劇団の子供部に入った。堺駿二はインタビューで子役のしつけは厳しかったと語っている。一座に入って8年目に堺駿二はアメリカで活躍していた早川雪洲の舞台をみて衝撃を受け、伊村座を逃げ出し、兄のつてをたどって早川雪洲の弟子になろうと画策する。

昭和43年8月10日、新宿コマ劇場の喜劇に出演中の駿二は脳溢血で突然倒れた。共演していた天地総子は当時を語った。出演者たちは駿二が倒れたことを客に気づかれないように最期まで演じ幕を閉じたという。正章は静岡で公演中で東京に駆けつけた時は、駿二は既に亡くなっていた。正章はスパイダース解散後も歌手や役者として活躍した。

堺正章は「今までの父親の流れと、僕が出てきて自分の今までやってきたことを見せられたりすると、父親の存在があって僕が今ここにいるんだってことを身につまされる」「父はすごい短い生涯を終えたがその中にすごい凝縮された、人生の機微が詰まった人生だった、長ければいいってもんじゃないなっていうのを感じた」とコメントした。

昭和21年に公開された「破られた手風琴」で駿二は主演を務めた。

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