目撃!日本列島 シリーズ 地震に負けない(3)「それでも阿蘇に生きる」

放送日 2016年9月17日(土) 11:30~11:54
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
11:30~

熊本県熊本市にある阿蘇神社は熊本地震によって倒壊してしまった。そんな神社の境内で奇跡的に無事だったのが神輿だった。地元の人々は今年も伝統の「御田祭り」を行うことを決意した。

キーワード
阿蘇神社
熊本市(熊本)
御田祭り

目撃!日本列島 シリーズ 地震に負けない(3) (バラエティ/情報)
11:31~

世界有数のカルデラ地帯である阿蘇には5万人が暮らしていた。今年4月に発生した熊本地震では土砂崩れなどによって阿蘇市と南阿蘇村では死者16人、遭難者1万人以上を超えた。地割れや水路の損傷も相次ぎ水田の1割近くで作付けができなくなってしまった。

代々阿蘇で農業を営んでいる小代輝義さん(64)は米作りには目立った被害は無かったがトマトの栽培に支障が出てしまった。畑に水を送るポンプが地中で損傷してしまっていた。地震後1ヶ月ほど小代さんが足を運ぶことができなかった阿蘇神社。神社を復元するには10年もの歳月が必要だと見られている。費用もおよそ20億円かかり工面の目処は立っていないという。しかし、伝統の御田植神幸式(通称:御田祭り)に欠かすことができない4つの神輿は全て幸運にも無事だった。氏子たちは今年こそは祭りを盛り上げるべきだと立ち上がった。

御田祭りでは若者たちにも重要な役割がある。志賀慶太さんはことし初めて神輿を率いる頭を任された。志賀さんは東京で東日本大震災を経験し、大自然の中で子どもたちを育てたいと3年前に戻ってきた。頭は祭りの前に地区の家に挨拶回りをするのが慣わしで、どの家も少なからず地震の被害を受けている。

7月下旬。神様に供えるちまきを作るのは地域の女性たちの役目。一方、男たちは今回の地震によって当日の行列の動きがどう変わるか吟味を重ねていた。

7月28日、御田祭り当日。小代さんは神事が始まる2時間前に神社を訪れ召したて役として子どもたちの着付けを手伝った。志賀さんは先人たちが羽織ってきたハッピに袖を通し神社へと向かう。いよいよ境内を神輿が出発。神輿の下をくぐるとその年は無病息災で過ごすことができ、神輿に苗を投げて多く屋根に残ると豊作だという。

それから1か月半、実りの時を迎えた阿蘇。大地を引き裂かれ山肌を削られそれでも阿蘇に生きる。

キーワード
阿蘇市(熊本)
南阿蘇村(熊本)
熊本地震
阿蘇神社
御田植神幸式

エンディング (その他)
11:52~

エンディング映像。

「目撃!日本列島」次回予告。

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