時論公論 「その名はニホニウム 日本生まれの元素の意義」水野倫之解説委員

放送日 2016年6月9日(木) 23:55~ 0:05
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
23:55~

オープニング映像。

その名はニホニウム 日本生まれの元素の意義 (ニュース)
23:55~

水野倫之解説委員が新元素113番元素「ニホニウム」が年内決定の見込みを解説。 新元素合成は欧米が独占だったが、ようやく日本が風穴を開けてようやく命名権を与えられた。元素名は神話や天体、発見者名に由来する慣習がある。和光市の理化学研究所のチーム代表の森田浩介教授は命名に日本にこだわったと会見で話した。元素は94番めまでは天然であり、95番以降は人工で作ったもので、発見されたのは欧米とロシアで、日本は初めて元素を発見した。小川正孝博士は1908年に鉱物から新元素を発見し、ニッポニウムと命名したが、その後疑問が生じ周期表から消え、のちに75番Reと判明。仁科芳雄博士も93番元素発見を目指したが、確認できなかった。2016年森田浩介教授は100年越しの悲願を達成した。

水野倫之解説委員が新元素113番元素「ニホニウム」が年内決定の見込みを解説。新元素をの合成法は亜鉛をビスマスにぶつけることで成功した。チームが作った装置でほどよい力でぶつけることを目指したが、なかなかうまくいかなかった。しかし2004年に1個、2005年に2個めを合成した。国際機関はデータ不足を指摘。森田浩介教授は実験に自身があったが、2012年に合成成功した。

水野倫之解説委員が新元素113番元素「ニホニウム」が年内決定の見込みを解説。 かつては新元素は新しい物質の始まりで、暮らしに役立ってきた。しかしニホニウムの寿命は0.002秒で、役立つことはない基礎実験だった。実験費用は9年で3億円にのぼった。元素は世界を形成する要素で、基礎研究の効果は知的好奇心や知識を増やすことになる。こういったものが、子どもたちにインパクトを与えた。経済成長に関わる研究を優先するが、いつかは役に立つ可能性もある。原子番号が大きくなると、100年以上の元素が予言されている。森田浩介教授のチームは現在は119番120番元素を作る準備を始め、高性能検出器も完成させた。これにより、日本の基礎研究の発展につながる可能性がある。

キーワード
和光市(埼玉)
森田浩介
小川正孝博士
仁科芳雄
理化学研究所
ニホニウム
亜鉛
ビスマス

エンディング (その他)
00:04~

エンディング映像。解説内容を掲載している解説委員室ホームページのURLと、NHKオンデマンドの告知テロップが表示された。

キーワード
NHK解説委員ホームページ
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