時論公論 2016年1月28日放送回

放送日 2016年1月28日(木) 0:00~ 0:10
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
00:00~

オープニング映像。

“地元”の理解は得られたか 高浜原発 再稼働へ (ニュース)
00:00~

原発周辺自治体の十分な理解がないまま、2か所目の原発が再稼働しようとしている。福井県高浜町にある高浜原発3号機は、あす4年ぶりに再稼働する。福井県の西川知事は「県民が再稼働してもいいと考えていると判断し同意」としており、これに対し隣の京都府・山田知事は「手続きに京都が入らないのが不満」、滋賀県の三日月知事は「現状では再稼働を容認できない」としている。高浜原発から30km圏内の人口18万人のうち、福井県は約5万人、京都と滋賀の知事の不満は原発の地元と認められず再稼働手続きからはずされているという1点につきる。どこまでを原発の地元とするのか、曖昧なまま再稼働されようとしていることが一番の問題である。今回は一部の燃料にプルトニウムを使うプルサーマル発電が行われる。高速増殖炉もんじゅが頓挫したことも有り、日本は大量のプルトニウムを抱えており、核兵器に転用する意思がないことを示すためにも使わなければならず、政府は今回の再稼働を重要と位置づけてる。しかし、燃料にプルトニウムが含まれると原子炉のブレーキ役となる制御棒の効きがやや悪くなる。京都・滋賀が「電力会社に対策を要求できる権限が必要」だと考えるようになったのは当然の流れである。そこで両府県とも再稼働の同意権を関西電力に求めた。しかし関電は、同意は立地自治体(高浜町・福井県)が基本だとして同意権はなしということになった。

大間原発、大飯原発、玄海原発、島根原発、志賀原発も30km圏に他の県が含まれており、今後も同じような問題が繰り返される可能性がある。水野倫之解説委員は、首長による協議会をつくりこの場で再稼働同意を決める仕組みを提案した。また、政府が全面に出て自治体と電力会社の間を調整する役割を果たさなければならないとした。来月、高浜原発4号機も再稼働が計画されている。安倍総理は原子力に対する国民の懸念は払拭出来ていないことは認めつつも、審査に合格すれば地元の理解を得ながら再稼働を進める方針を改めて示している。水野倫之解説委員は、政府はどのようにして理解を得ていくのか、地元と真剣に向き合うことが求められると述べた。

キーワード
高浜町(福井)
西川知事
山田知事
三日月知事
福井県
京都府
滋賀県
プルトニウム
関西電力
プルサーマル発電
大間原発
安倍総理

エンディング (その他)
00:09~

エンディング映像。解説内容を掲載している解説委員室ホームページのURLと、NHKオンデマンドの告知テロップが表示された。

キーワード
NHK解説委員ホームページ
NHKオンデマンド

キャスト

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