時論公論 2015年7月29日放送回

放送日 2015年7月29日(水) 0:00~ 0:10
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
00:00~

オープニング映像。

東シナ海 中国のガス田開発の狙いは何か? (ニュース)
00:00~

東シナ海の日中中間線付近で中国が一方的に開発を進めている状況について、単に資源獲得だけでなくしたたかな開発の狙いがあると津屋尚解説員が語り、今回は中国の狙いと日本政府の対応について考えるとコメント。津屋尚解説員は日中中間線付近の中国のガス田の構造物群について説明。2年間だけで12機増えたと解説。次に日中中間線とEEZ 排他的経済水域の設定について日本と中国の間で境界線が確定していない。日本が中間線を提案する一方、200海里を超えた沖縄トラフが境界線だと主張。そして中間線ギリギリのところにガス田の構造物群を作っていると位置関係を説明。

中国の海洋権益拡大に対して日本の対応を説明。中国の状況を把握する一方、なかなか公表することに踏み切れなかった。菅官房長官が公表を行ったところとして中国の開発行為が止まらないと総合的に判断したという説明を紹介。一方程永華中国大使からは中間線の西部分は意見の食い違いが全くない。日本から異を唱えられる余地は全くない。という発言を紹介。この問題を巡って、中国は話し合いを提案しているが日本は2008年に戻り、対話による解決の糸口を探っていく方針と説明した。

津屋尚解説員は中国のガス田問題の経緯について説明。2004年に白樺ガス田の建設開発で問題視され、2008年に共同開発で合意。中間線を尊重したものと受け入れられた。ところが同年の12月に中国公船が尖閣諸島に初めての領海侵入、さらに2010年に尖閣諸島沖で漁船衝突事件が起きて、交渉が中断している事態となっている。津屋尚解説員は中間線を提案してはいるものの、境界が確定されていない以上200海里の海域の権利を放棄しているわけではないということを主張。加えて中国の一方的な開発により権利が損なわれていると主張した。続いて土台の様子を紹介し、開発に積極的な様子を説明した。

津屋尚解説員は中国のガス田目的について、「エネルギー資源の確保」と「軍事目的の利用」と「海洋権益拡大」の観点で説明。エネルギー資源では中国は大部分を石炭に依存していることからの大気汚染の問題があり、石油と天然ガスに頼りたいが問題があると解説。「軍事目的の利用」については、防衛省がヘリコプターや無人機の洋上基地や、航空管制のためのレーダー設置などの見解を語った。

キーワード
菅官房長官
程永華中国大使
日中中間線
EEZ 排他的経済水域
尖閣諸島
外務省HP

エンディング (その他)
00:09~

エンディング映像。解説内容を掲載している解説委員室ホームページのURLがテロップ表示。

キーワード
NHK解説委員ホームページ

キャスト

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