時論公論 2014年5月7日放送回

放送日 2014年5月7日(水) 0:00~ 0:10
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
00:00~

オープニング映像。

外国人技能実習 その意味と課題 (ニュース)
00:00~

働き手の数が減っていく日本。建設現場での外国人受け入れ拡大措置が決まったのに続いて、介護や家事の分野でも外国人の力を取り入れることが本格的に検討されている。日本は、外国人労働者を受け入れてくことになるのか。単純労働者の不足を補う形で途上国の人材を用いてきた今の制度に問題は無いのか、今夜は外国人労働者の受け入れの課題を考える。

政府は、オリンピック関連、東北の復興事業などで不足する建設業の人手を補う為として、既に日本にいる外国人がより長く働ける措置をとることを決めた。日本で3年間の技能実習を終えた人に、特定活動という特別の在留資格を出すことによって7万人の労働力を確保できるとしている。日本の労働力として活かしていく為には越えていかなければならない大きな壁がある。その1つが外国人の人権問題。時給300円、パワハラ、過酷な労働などが報告されている。日本弁護士連合会は、過酷な労働実態がある制度そのものを速やかに廃止すべきだとしている。こうした事から、アメリカの国務省から強制労働と指摘されるなど、国際的にも厳しい目が向けられている。世界からの批判を受けないようにする為にはまずは雇い主の企業や仲介の団体をより厳しく監視・監督することが求められている。

働き手がいなくなる日本がこれから真剣に考えていかなければならないのは、外国人労働者を本格的に受け入れていくのかどうかという問題。労働は商品にあらずというILO=国際労働機関の基本理念「フィラテルフィア宣言」が採択されて今月で70年。賃金の格差を背景に、国境を超える人の移動が世界中で増えている今、労働力がモノのように使い捨てられる痛みが分かる今の日本で70年前のメッセージは改めて意味と重みを増してきている。

キーワード
技能実習
オリンピック
日本弁護士連合会
アメリカの国務省
国際労働機関
フィラテルフィア宣言

エンディング (その他)
00:09~

エンディング映像。NHKオンデマンドと解説委員室ホームページのURLがテロップ表示。

キーワード
NHKオンデマンド
NHK解説委員ホームページ

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