時論公論 2017年11月3日放送回

放送日 2017年11月3日(金) 23:55~ 0:05
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
23:55~

オープニング映像。

いま国民が憲法を議論する場は (ニュース)
23:55~

きょう11月3日は、日本国憲法が公布された日。先月の衆議院選挙を受け、国会の憲法議論は一層活発になると言われている。きのう、東京・千代田区で開かれた集会「憲法を考える!学生・若者フォーラム」。日本青年会議所などは、今回の集会を含め、全国で年間80回以上憲法の催しを開いているという。しかし、今年は特にほとんどの自治体から協力が得られなかったと主催者は話す。一部では、公共施設の使用を拒否されたこともあったという。一方、金沢市役所前の広場では、憲法を守る立場で活動する市民グループ「石川県憲法を守る会」が5月3日に集会を開く予定であった。しかし、金沢市は広場の使用を不許可にした。グループは表現の自由が侵害されたとして裁判を起こし、現在も争われている。このように、憲法や政治的なテーマの発言を巡り、今、行政の消極的な対応が相次いでいる。また、発言を遮る不寛容な声も上がっている。こうした行政の姿勢を、先月裁判所が、『憲法アレルギー』と表現した。戦後、公民館が作られた大きな目的の一つは憲法を学ぶことだった。当時の文部省で国民の社会教育を担当する課長だった寺中作雄は、昭和21年に戦争への反省から日本が平和国家・文化国家となるため、全国に教養施設を作ることを呼びかけた。こうして憲法を学ぶためスタートした公民館などの公共施設で、改憲・護憲に関わらず、憲法を語ったり発表する場が妨げられる現状は皮肉なことである。行政は積極的に議論の場を提供し、私たちもまた他人を尊重して意見を交わすことが求められている。

キーワード
日本国憲法
衆議院選挙
千代田区(東京)
日本青年会議所
金沢市役所
石川県憲法を守る会
金沢市
寺中作雄

エンディング (その他)
00:04~

エンディング映像。解説内容を掲載している解説委員室ホームページのURLと、NHKオンデマンドの告知テロップが表示された。

キーワード
NHK解説委員ホームページ
NHKオンデマンド

キャスト

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