ブラタモリ #98 鹿児島

『ブラタモリ』(英称:BURATAMORI、通称:ブラタモ)は、NHK総合テレビで2008年から断続的に放送されている日本の紀行・バラエティ番組。司会を務めるタモリの冠番組。ステレオ放送、解説放送・ステレオ2音声(2016年4月30日放送分から実施)、文字多重放送、ハイビジョン放送を実施[※ 1]。 2015年4月11日から放送されている、レギュラー版【第4シリーズ】の放送時間は毎週土曜日の19:30 - 20:15(JST)。

出典:goo Wikipedia

放送日 2018年3月14日(水) 1:25~ 2:10
放送局 NHK総合

番組概要

鹿児島 (バラエティ/情報)
01:25~

今回は鹿児島。今回のお題は「なぜ鹿児島は明治維新の主役となれた?」。案内するのは東川隆太郎さん。江戸幕府を倒し新たな時代の扉を開いた明治維新。そこには鹿児島で育った数多くの英雄たちが深く関わっていた。東川隆太郎さんは南の端で活躍した人がたくさん出てきたのか。それには鹿児島の独特な地形やまちづくりが大きく関わっている。鹿児島を700年以上納めた大名は島津家。関ヶ原の戦いで敗れたにもかかわらず幕末には幕府に肩を並べるまでに成長。島津の国造りが明治維新の原動力が。薩摩成長させるきっかけを探しに鶴丸城跡へ。

キーワード
西郷隆盛
大久保利通
小松帯刀
桜島
鹿児島県

オープニング (その他)
01:29~

今回は西郷ドンの舞台「鹿児島」。明治維新の立役者が数多く生まれ育った。なぜ江戸から遠く離れた鹿児島が明治維新の主役となれたのか。

「女神」井上陽水

キーワード
女神
井上陽水

鹿児島 (バラエティ/情報)
01:30~

鹿児島市の中心部にある鶴丸城跡へ。鶴丸城跡は堀は小さく、石垣は低く、本丸は堀から60mしかない。熊本城と比べると3分の1ほどしかない。また鶴丸城には天守がない。一見無防備に見える城が大丈夫だった。

無防備そうに見える鶴丸城が大丈夫だった理由を探る。本丸の裏にあったのは城山、登ってみると、崖と平らな場所に到着した。ここは曲輪と呼ばれる場所で下で攻められたらここにこもる場所。鶴丸城の城山は曲輪づくりに好都合な地形で元々山の上が台地になっているため曲輪を作りやすく、急な崖があるため敵からの侵入も防げた。城山にこの地形を活かした5つの曲輪が存在。鶴丸城の本当の守りは城山だった。

なぜ城のうってつけな地形が生まれたのか。ここから鹿児島の地形に詳しい大木公彦さんが同行。城山には鹿児島県を中心に見られる火山灰や軽石などの火砕流が堆積したシラスがあった。約2万9000年前、桜島の北側には巨大な火山が会ったと考えられ、この火山の大爆発で吹き出したのが東京ドーム12億個分の火砕流は発生、熱と圧力で推し固められシラスが発生。その高さは100mを超える所も。その後新たな火山活動によって桜島が誕生し、現在の地形になった。

生のシラスが出てきて、タモリが持つと粉々になった。力を加えるともろく崩れるシラス。地盤としてはやっかいなイメージが持たれるが、弱さ故に表面の風化に弱く、雨が振り、長い年月をかけることで垂直に侵食。急な崖と平らな台地が出来た。このようにして出来たシラス台地は鹿児島の約50%を占めている。また、鹿児島全体を見てみるとシラスを使用した城がそれぞれにあり、鹿児島全体を巨大な城として使用していた。

城山を歩いていると、シラスから水が。鶴丸城がここに建てられたのは山の麓から湧き水が出たから。シラスの下には海の中の地層が隆起した泥岩層があった。その後シラスが堆積し、2つが重なった地層が出来た。そのためシラス層を通過した雨水は水を通しにくい泥岩層にぶつかり出口を求め横かわ湧き出る。またシラスは水をかなりの量を貯める性質なため水を安定して取ることができる。次は薩摩を成長させるキッカケとなった街づくりを探る。

続いてタモリが向かったのは鹿児島市内を走る路面電車の駅。電車から見える風景に城下町の秘密が隠されている。電車に乗って線路を注目すると、ほぼ曲がっていた。

電車を降り街を歩くと石灯籠を発見。そこから電車で走ってきた道はかつての海岸線の名残。島津はこの範囲の海を埋め立て城下町を広げた。島津家は埋め立た地に商人を住まわせ、貿易を盛んに行った。薩摩藩は支配していた琉球を通じて中国との貿易を行い、莫大な利益をあげていた。江戸の終わりには藩の年収の3年分以上約50万両を蓄えていた。江戸から遠くても琉球や中国とは近く、ここに目をつけたことが明治維新の原動力を生み出すきっかけになった。

続いてタモリが向かったのは路面電車の一駅となりの「天文館」。600もの飲食店を連ねる天文館は南九州最大の歓楽街。この当たりは埋め立て地ではなく、武士の居住地域だった。天文館を歩いていると、道に微妙な高低差が。島津がかつて流れた川を付け替え、武士が住む街を新たに作った。これは薩摩藩に武士が多かったためで、この結果城下町に住んだ武士は5万人以上の他にはない侍の街が出来た。川を付け替えてまで武士を抱えたことが幕末に大きく影響を与える。

タモリが次に向かったのは付け替えられた川沿いにある加治屋町。ここから「西郷どん」などの時代考証を手がける原口泉さんも同行。西郷隆盛誕生地に訪れ、またこの日が西郷隆盛の誕生日だった。また西郷隆盛のひ孫の西郷隆文さんとあって記念撮影をした。また西郷隆盛の家のすぐ近くには大久保利通の家があり、西郷が大久保の家に遊びに行っていたとのこと。更に大山巌や東郷平八郎など数多くの薩摩藩士が加治屋町で育ち、幕末に活躍。

薩摩藩士が数多く出た理由は鹿児島独特の教育システム「郷中教育」。地域ごとに青年が子供たちに武芸や学問を指導するもので、この地域でリーダーを務めていたのが西郷隆盛や大久保利通だった。加治屋町は維新の英雄から教えを受けられる場所だった。またたくましい体力と精神力を持つようになったのは急峻な勾配のシラス台地で鍛えたから。

キーワード
鶴丸城跡
西南戦争
熊本城
鹿児島県
姶良カルデラ
シラス
シラス台地
船越英一郎
石灯籠
天文館
西郷どん
西郷隆盛
大久保利通
大山巌
東郷平八郎
村田新八
吉井友実
加治屋町(鹿児島)
郷中教育

エンディング (その他)
02:08~

ブラタモリの次回予告。

エンディング映像。

「瞬き」井上陽水

ブラタモリの次回予告。

キーワード
井上陽水
瞬き
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