NHKニュース7 2019年3月11日放送回

『ニュース7』(ニュース・セブン、英語: NEWS 7)は、日本放送協会(NHK)で毎日19時台に生放送されている報道番組である(一部の時期を除く)。チャンネルは総合テレビのほか、NHKワールド・プレミアム(ノンスクランブル放送)がある。正式タイトルは『NHKニュース7』。一部番組表などでは『N7』と表記されることがある。本記事では、本番組の前身番組である『19時のNHKニュース』や『NHKきょうのニュース』などについてもこの項で述べる。

出典:goo Wikipedia

放送日 2019年3月11日(月) 19:00~20:00
放送局 NHK総合

番組概要

ニュース (その他)
19:00~

東日本大震災から8年、これまで復興へ向けて様々な活動が行われてきた。仙台市の上空映像から8年前の状況とは違う復興した今の街を流した。

スタジオでは鈴木さんが東日本大震災から8年を迎えたきょう1時間拡大して伝えていくと述べた。「生活再建に直面する壁」などきょう放送するラインナップを伝えた。

きょう東日本大震災の被災地では多くの人が亡き人を悼んだ。亡くなった息子の言葉を支えに8年を過ごしてきた宮城県名取市に住む高澤さん。遺品に残っていたメモに「ありがとう」などと書かれていたことで、「今も頑張っていける」などと話す。

街の再建が進んだこの8年。いっぽうで関心の低下が懸念されている。気仙沼市の商店街を尋ねる。仮設では一時53店あった店が半分に減り客足も減少している。また復興工事の遅れの影響で地元の住民もほとんど戻ってきていない。仮設の店舗の頃から商店街のリーダーを務める男性はいろいろなにぎわいづくりをして頑張ろうと思うなどと話した。

世界や日本で歌が聴こえてきた。RADWIMPSは毎年この時期に震災をテーマにした曲を発表している。今日今年の歌”夜の淵”を発表した。込められた思いに後ほど迫る。

宮城・雄勝町に慰霊碑が完成した。8年前ここでは津波で町は壊滅的な被害を受け、住民200人余が犠牲となった。きょう慰霊碑の前には沢山の人が訪れた。

去年7月の西日本豪雨では在宅被災者の生活再建と要支援者の避難の問題が改めて浮き彫りとなった。岡山・真備町では多くの住宅が浸水。小野さんの自宅は2階まで水に浸かり、全壊と判定された。豪雨から8ヵ月あまり経ったが、1階は今も骨組みだけの状態。それでも田んぼの世話をするために自宅に残っている。国などから出た修復の支援金は計200万円だが、完全な修復には約1500万円が必要で、自宅を元通りに出来るめどは立っていない。壊れた自宅に住み続ける在宅被災者について、倉敷市は社会福祉協議会に委託し見守り活動を始めた。現在は約3000世帯の在宅被災者がいる可能性があるが、会うことの出来ない住民も多く、市は実態把握にはまだ時間がかかるとしている。

原発事故で立ち入り禁止された帰還困難区域の福島・富岡町小良ヶ浜地区長の佐藤さん。かつての住まいはあるものの、復興が見えていない。

平成は、大災害に繰り返し見舞われてきた時代。阪神・淡路大震災では最大震度7の揺れで6434人が亡くなった。東日本大震災で国内で過去最大のマグニチュード9.0を記録。こうした過去の経験を教訓にリスクの分析が進められてきた。 東日本大震災が起きた日本海溝周辺では今後30年以内にマグニチュード7クラスの地震発生確率が最大で90%程度以上あるとされている、そして南海トラフではマグニチュード9クラス。また、地震は主要な活断層以外でも起きた、東日本大震災も当時は想定外の規模だった。その備えの一つが住宅の耐震化。千葉県柏市で開かれた相談会では図面を元に耐震性診断。全国の住宅の耐震化率は国では来年には95%にするのが目標だという。そのために昭和56年以前の古い耐震基準で建てられた約130万戸について昨年度までの5年間に終わったのは約12万戸にとどまっている。そんな中耐震改修が2倍以上に急増しているのが高知県。背景には南海トラフの巨大地震への危機感と住民負担を減らす行政側の取り組みがあった。高知では基礎を作り直さずに新たに作って金具で固定、天井なども壊さずに板を柱に打ち付けて補強。低コストな工事と補助金も増やした。(持ち主負担は15万円ほどの場合も)黒潮町では古い住宅の耐震化率が6年前の8%から去年は48%に。さらに避難の備えを進める人も出てきたという。

宮城県東松島市の上空では街の明かりがまばらとなっている。しかし野蒜地区では明かりがついている。この8年で町ごとこの場所に移転したという。山を切り開いて多くの住宅が整備されたが被災各地の実際の暮らしの復興では今も模索が続いている。

震災への思いを音楽で発信し続けているRADWIMPSの野田洋次郎さん。東日本大震災の衝撃から曲作りを始め、震災翌年から「白日」「ブリキ」「空窓」など毎年曲を発表しネットで無料公開している。一方で野田さんには迷いも生じており、災害が増えている日本で、3.11だけにフォーカスを当てていくのは正解なのか?と思っているという。そして今日発表した今年の曲「夜の淵」は各地で被害が起きる度に抱いた思いを込めた。

地震が発生した午後2時46分。宮城県石巻市など日本各地の人々が亡き人を悼んだ。また政府主催の追悼式が行われ、安倍首相などが出席した。

西日本豪雨ではお年寄りなど要支援者の避難のあり方も課題が残った。広島・三原では川が溢れて一帯が浸水、一人暮らしの92歳の女性が避難できず自宅の1階で亡くなった。東日本大震災を受けて国が作成を義務付けた「要支援者の名簿」を活用する取り組みが広島・安佐南区で行われている。要支援者の情報を地図に書き込み地域で共有、要支援者の様子を確認し誰が避難を支援するか役割分担を検討する事にしている。

住民らは避難所から仮設住宅新たな住まいへと変わってきている。津波と火災で壊滅的な被害を受けた岩手県山田町。山田中央団地を訪ね自治会長を務める甲斐谷さんに話を聞く。甲斐谷さんは5年前航海士をやめ町に戻ってきた。震災で父親を亡くし1人で住む母と暮らす為だった。任された自治会長に住民の200人余の3分の2が高齢者という。直面したのが相次いで亡くなる高齢者の姿。今年1月80代の女性が亡くなった。甲斐谷さんは自治会長などの会合に参加した。しかしどこも悩みは一緒だった。甲斐谷さんは定期的に一人暮らしの家を訪問したり住民の変化に目を配っている。さらにイベントを開催し住民同士のつながりを作ろうとしている。災害公営住宅の孤独死は去年岩手などで76人。暮らしの復興に模索が続いている。

日産・三菱自・ルノーは今後の連携を議論する新たな会議体を設置することで調整を進めていることで明らかになった。会議体のトップにはルノーのスナール会長が就任する方向で調整が進んでおり、3社の経営トップが横浜で会見し内容を発表する見通し。一方、保釈されたカルロス・ゴーン前会長はあす予定の日産の取締役会の出席を希望したが、東京地裁が許可しなかった。

福島県では今も4万2000人あまりが避難生活を続けている。原発立地自治体の一部の地区で避難指示が解除される見通しとなった。大熊町役場は5月の連休後に業務が始まる予定で、周辺地域では町に戻る準備のために一時的な住民の宿泊が認められている。避難が解除されるのは大熊町の2つの地区で、住民登録者の割合は町全体の3%ほど。町の中心部は現在も比較的放射線量が高く帰還困難区域とされている。避難指示解除に住民は喜んでいる様子。6月にはコンビニなどがオープンする予定だが、しばらくは買い物も隣町に行かなければならない。町は役場のある周辺を先行復興ゾーンとして商業施設などを整備していく方針だが、完成までには1年以上かかる見通し。また大熊町の基幹産業である農業の再開も課題となっている。

震災で広がり見せる「寄付文化」。宮城県名取市の閖上地区。震災の翌年に建てられた地域の資料館「閖上の記憶」。震災の記憶などを伝える施設として県内外から10万人が訪問。ところが、移転を求められて存続の危機に。移転先の施設を建設するために館長が活用したのがクラウドファンディング。約2ヵ月で500万円余が集まり、なんとか存続できた。寄付をした佐賀県に住む富田万里さんは宮城県出身。富田さんはふるさとへの支援を長く続けたいと考えていたところ、SNSで寄付を知ったという。富田さんは5000円を寄付した。東日本大震災をきっかけに広がる寄付の文化、個人による寄付は2016年7756億円で震災前の1.5倍に増えている。専門家は寄付がしやすくなる仕組みが整いさらなる拡大が見込めると話す。

大阪の松井知事が辞職願を提出した亊に伴う知事選挙に、自民党は元副知事の小西禎一氏を擁立することを決定した。知事選には吉村市長が、市長選には松井氏が立候補することになっている。小西禎一氏は都構想について住民の信を問うと言うならこの機会にいったん終わりにしなければならないと会見で語った。小西禎一氏は橋下知事(当時)とともに行政改革に取り組んだリーダーで、松井知事の元で副知事に就任していた。自民党は公明党などにも支援を要請する方針。

前線をともなった低気圧が急速に発達しながら三陸沖を北東に進んでいる影響で広い範囲で風が強まっている。低気圧はこの後も発達しながら北東へ進む見込みで非常に強く吹く見込み。また北海道太平洋側で猛吹雪や吹き溜まりによる交通への影響に警戒を呼びかけてる。

世界最悪レベルの事故から8年。東京電力の旧経営陣が強制起訴された裁判では、津波対策に関わった社員たちが初めて証言台に立った。事故の3年前、現場の社員たちは15超の津波が襲う可能性があるとの計算結果を得ており、それを役員に説明していた。沖合に防潮堤を作るという案で、工事の具体的なスケジュールも提案していたが、専門の学会に研究を委託し対策は取られない事になった。裁判で役員らは「不確実で曖昧なことへの対応は難しい」などと述べた。結論を受けた社員は「経営判断には従うべき」などと証言している。専門家は「上司も部下も新しい事に取り組めず経験ないことへの対処が非常に難しい組織」と指摘した。今日、原子力規制委員会の更田委員長は規制庁の職員に「“理解できない”と思ったら声を上げる義務がある」などと訓示した。東電の旧経営陣は裁判でいずれも無罪を主張、明日最終弁論が行われる。

NHKの世論調査で安倍内閣を「支持する」は2ポイント下がって42%、「支持しない」は1ポイント下がって36%だった。支持する理由は「ほかより良さそう」が47%と最も高く、支持政党だからが19%で次点、不支持の理由は信頼できないが44%で最も高く、政策に期待もてず、実行力がないが続いた。

カルロス・ゴーン前会長の長期に渡る勾留についてはやむおえないが41%、認めるべきではないが13%、どちらとも言えないが39%だった。米朝首脳会談が合意に至らなかったことを受け、合意しなくてよかったが49%となった。日朝首脳会談は成果が見込めない限り急いで開催する必要がないは49%だった。辺野古沖の埋め立てへの県民投票が反対7割を超えたが、政府は工事を進める方針となったが、評価しないが36%と最も高くなった。その他、厚生労働省の統計不正問題で再検証で解明されたと思うか?があまり解明されていないが43%、まったく解明されずが33%となったなど世論調査を発表した。

各政党の支持率を発表した。

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マルタ島

Sports (ニュース)
19:53~

大関昇進を目指す貴景勝は錦木と対戦。貴景勝は相手を全く寄せ付けず初日から2連勝を飾った。

きょうが誕生日の横綱の白鵬は遠藤との対戦し2連勝を飾った。毎年被災地に出向いている白鵬は、8年経ったがまだまだ苦労はあると思うと、土俵に立って被災地を後押しする決意を語った。

二日目 中入後の結果を紹介。

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貴景勝
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白鵬
遠藤

気象情報 (ニュース)
19:56~

全国の気象情報を伝えた。

エンディング (その他)
19:59~

エンディングの挨拶。

宮城名取にある学校の卒業式や福島いわきの定食屋さんなど復興へ 歩み続ける人たちの映像が流れた。

RADWIMPS 「夜の淵」が流れた。

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