クローズアップ現代 ヤングケアラー・若年介護者17万人

放送日 2014年6月18日(水) 0:10~ 0:36
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
00:10~

介護を悩みや苦しみを抱える若者達を通して、支援のあり方を考える。

介護で閉ざされる未来~若者たちをどう支える~ (バラエティ/情報)
00:11~

現在、家族の介護をしている15歳から29歳の人は17万7600人にのぼる。介護をになっている人には年代を意識した支援が大事だ。しかし、介護に追われる若者の実態は見えにくく、適切な支えが 届いているとはいえない状況となっている。

学生時代から父、保夫さんの介護をしている原島なつみさん。父の介護が始まった当初は母、真由美さんが介護保険を利用し介護を担っていたが、4年前に倒れ、仕事を続けられなくなった上、介護もできなくなった。更に、金銭的な負担が重いことから、長女である原島さんが介護を引き受けなくてはならず、言語聴覚師になるという夢を諦めた。今、原島さんは近くの病院で受付として働きながら介護をしている。

埼玉県草加市では、介護経験者の若者や福祉関係者が集まり、交流会が開かれた。若年介護に詳しい、成蹊大学専任講師の澁谷智子さんは、介護をする若者に社会の関心や目がいっていないと話した。

26歳の金井隆彦さんは、若年性認知症の母、邦子さんを4年前から介護している。金井さんは介護を始めた頃、就職したばかりだったが、仕事と介護に追われ体調を崩し、父の清隆さんと相談した結果、会社を退職した。金井さんは涙ながらに、後悔はしていないし、この選択をしてよかったとコメントした。

日本女子大学の堀越栄子さんは、若者は親の介護に対していっぱいいっぱいになっていて、何らかの支援が必要だとコメント。また、若者は社会から介護者として見てもらえていない特徴があると指摘した。

介護する人を専門に支えるケアラーセンターでは福祉や教育の専門家が様々な相談に応じている。イギリスでは95年に介護者支援法を制定し介護を担う人たちの本格的な支援を行っており中でも若い世代への支援は力を入れている。マシュリー・リード氏は介護を担う若者は学校での成績がおち不安定な職にしかつけないなど多くの不安を抱えているが、正しい支援を行えば社会全体のプラスになると話す。学校との連係で支援を受けることとなったケイティさんは認知症の父を介護しており以前は成績も下がり友人関係にも影響を及ぼしたという。ケアラーセンターのスタッフと学校側の交渉で様々な支援を提供できることとなり成績不振も友人関係も改善したという。

適切な 支援があれば学校へ行け、友人もでき介護の重圧から開放され幸せな未来をつかむことができるとヘレン・リードビターさんは話す。堀越栄子さんはひとりひとりのサポートは重要であり具体的には勉強や人間関係などであり、遊びなどもとても大切だと話した。

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