クローズアップ現代 16歳不屈の少女に迫るマララ・ユスフザイさんインタビュー

放送日 2014年1月8日(水) 19:30~19:56
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
19:30~

今、16歳のマララ・コスフザイさんの言葉が世界の人々の心を揺り動かしている。パキスタン出身のマララ・コスフザイさんは一昨年、女性の教育を否定するイスラム過激派に襲撃され、生死の境をさまよったが奇跡的に一命をとりとめた。マララさんは暴力に屈することなく活動を再開し、世界のリーダー達に教育の重要性を訴えつづけている。

16歳 不屈の少女~マララ・ユスフザイさん~ (バラエティ/情報)
19:31~

マララ・ユスフザイさんは女性への教育の重要性を訴え続け、世界で最も影響力のある16歳と言われている。

現在バーミンガムで生活しているマララさんは「とても良い学校で勉強できて本当に幸せ。でも友達に会えないのは寂しいし、同級生のジョークがわからないこともある」と話す。

マララさんが育ったパキスタン北西部のスワート地区は、男性優位の部族の監修が根強い保守的な地域。多くの女性は学校に通えず読み書きができない。3人兄弟の長女として育ったマララさんは、教育者の父親のもと女の子も自由に生きるべきと育てられ学校へ進学した。しかし、成長するにつれ弟たちが自由にできることを自分は許されない社会のあり方に疑問を抱くようになった。自伝「わたしはマララ」にも綴られている。

5年前、パキスタンタリバン運動が街を占拠。イスラムの教えに反しているとして、女性が教育を受ける権利を否定した。学校を次々と爆破し、マララさんも学校へ通えなくなってしまった。また、命令に従わなかった人達に対しても処刑するなど、恐怖で支配された。当時11歳だったマララさんはなんとか学校へ行きたいと、ブログで厳しい現状を訴えた。ブログは国内外のメディアで取り上げられ、大きな反響を呼んだ。しかし2012年10月、マララさんをイスラム過激派が銃撃。頭を打たれ生死の境をさまよった。世界各地では、マララさんの回復を祈る輪が広がった。一命をとりとめたマララさんは現在イギリスで、教育の普及に向けて再び歩み始めている。

マララさんは女性をとりまく教育環境に関して「私は幸せだった。でも近所には学校に行けない子が多かった。毎晩人が殺されるような社会で暮らすのは辛かった。でも、たとえタリバンが学校の扉を閉ざしても私達の心までは閉ざせないと思っていた。奪われていかに重要なことであるかを思い知った。学校に行くということは自分の未来を切り開くことだと思った」と話した。

マララさんは銃撃から9ヶ月後、国連の壇上に立った。マララさんのメッセージは世界中の女性に勇気を与えた。ウガンダから国連に招待されたナキア・ジョイスさんもその一人。

ウガンダ北部のパデール。住民の多くは自給自足で暮らしている。この地域の人達の情報源となっているラジオ局で、唯一の女性ジャーナリストとして活動しているナキアさんはマイクを通して、女性の権利向上を訴えている。そこでははマララさんの「みんな学校へ行きましょう 当然の権利なんだから」と繰り返している。

ナキアさんは13歳の時、友達と学校へ向かっていると武装した集団に銃撃された。とっさに草陰に隠れて助かったが少女2人が殺されてしまった。理不尽な暴力に対し、無力感を感じていたナキアさんは、マララさんの戦っている姿に心を揺り動かされたという。

キーワード
バーミンガム(イギリス)
パキスタン
スワート(パキスタン)
わたしはマララ
イギリス
タリバン
パキスタン・タリバン運動
国連
ウガンダ
パデール(ウガンダ)
マララさん

スポット

この番組で紹介されたアイテムは登録されていません。
  1. 前回の放送
  2. 1月8日 放送
  3. 次回の放送