スタジオパークからこんにちは 明日へつなげよう▽高校生が描く地域の未来〜気仙沼

『スタジオパークからこんにちは』は、NHK総合テレビジョンで放送されているトーク番組。基本的には生放送の番組で(ゲストトークは録画の場合もある)、NHKスタジオパーク内のCT-450スタジオから、毎週月曜日から金曜日まで公開生放送を行っている(休止日は後述)。NHKとNHKエンタープライズ共同制作番組で、このほかにジェイクリップ、アズマックスなど外部制作会社が1社ずつ各回の制作協力として加わる。

出典:goo Wikipedia

放送日 2017年2月24日(金) 14:05~14:53
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
14:05~

気仙沼市で高校生たちが復興について本気でプレゼンテーションをする場が設けられた。宮城県は津波で壊滅的な被害を受けた町も復興が進んでいる一方で若い世代の流出は今も進んでいる。総人口は-11.2%減ったが15歳以上の働く世代は16.6%減少した。市長は元市民が戻ってこられる町をつくろうと思っている。島根県海士町の高校で地域の課題を解決する機会を設けた岩本さんは宮城県でも同様の取り組みをし、学生らは本気のプレゼン大会を開こうと決心した。

キーワード
岩本悠さん
島根県教育庁
震災
復興
気仙沼(宮城)
海士町(島根)
プレゼン

復興サポート 高校生が描く 地域の未来 〜宮城・気仙沼市 Part2~ (バラエティ/情報)
14:08~

会場には地域の住民、小中学生、市役所、教育関係者、支援団体などが集まった。高校生にとっての成長の機会にすること、次への行動の機会にすることに狙いがある。気仙沼高校、気仙沼向洋高校、気仙沼西高校、東陵高校、本吉響高校の生徒たちが本気のプレゼン大会に挑む。

去年11月3日、市内の高校から復興などに興味がある高校生が集まり本気で取り組みたいことを発表し合った。気仙沼らしさを増やすこと、地元の人に地元の職業を知ってもらうことなど様々な意見が出た。

意見を出し合ったあと共感する考えを持つ人同士でグループをつくり主体性・必要性、実効性を考慮してテーマ設定をした。テーブルには教育委員会や支援団体がサポート役としてつく。気仙沼市に招いて魅力を知ってもらう「なにもないとは言わせないツアー」、「高校生が主催する町おこしイベント」、「また訪れたいまちづくり」などの提案がされ、「コミュニティ情報誌の作成」「自治会で多世代交流会」は各1人が考えることになった。

多世代交流会を企画したみのりさんは地域の現状を調べるために自治会長を訪ねた。4年前まで催されていた夏祭りなどのイベントは休止されており、自治会長も「自治会でいくらでも協力する」と約束した。また、交流会でお年寄りがなにを子どもに伝えられるか取材した。子どもと交流することが好きな女性はつるし雛の作り方を教えられるそうだ。

朝7時、同世代を気仙沼市に招いて魅力を知ってもらう「なにもないとは言わせない班」がホタテの養殖に携わり、ホタテを一つ一つ洗った。作業を終えて食べたホタテは甘くて美味しかった。

「気仙沼のイベントをつくる班」はそもそもイベントは、何のために催すかなどを考えていたが、案がいまいちまとまらない。

「また訪れたいまちづくり班」は地元の食材を買って集まった。フカヒレが有名な気仙沼だがサメ肉は、かまぼこ以外家庭料理にのぼりにくい。ひじきと玉ねぎを入れてハンバーグを作ったが味がなく、困った一行は岩本さんのアドバイスを受けに行った。プロに相談した方が良いと言われた一行はサメ肉を使用した料理を提供していたレストランに赴き、「メカジキと混ぜるなどなにかと手を繋がせる」という知恵をもらった。

コミュニティ情報誌を作りたい菅原さんは震災後に遊び場をなくした子どもを支援している「プレーワーカーズ」を訪れた。仮設住宅で育った子どもが世界でも最も多いことや仮設住宅の駐車場は危ないため外で遊ばせられないことなどを知った。海の魅力などを伝えているNPO団体など5か所を回って取材を続けた。12月29日、冬休みを返上して構想を練っていた菅原さん。彼女は小学4年生という微妙な年齢のときに中学生の先輩たちを見て憧れを抱き、「あの人が頑張っているから私も」となれる人を目指していると話した。

プレゼン大会Bチームは自治会で多世代交流会を企画。楽しかった思い出があるからこそ、地区の祭りやイベント、交流会を行いたいという。昔を知り今を知る教え合いに意味がある、近助ができるまちづくりを、と訴えた。まさにいま動ける40代位の人たちがプレゼンを聞いて奮起してくれれば、と自治会長がコメント。

Dチームは気仙沼のイベントを作る、という名前からJKが選ぶ絶景ベストに変更。大きなイベント実現には自分たちの力だけでは難しいと気付き、ネットで写真を公開し広めていく方向にシフトチェンジ。大谷海岸の写真は春夏秋冬一年中輝いている、神山川は春に桜が満開になる、天神坂は緑が美しく陽も差し込んできれいだとコメント。SNSでアピールできればと締めくくった。

Eチームはまた訪れたいまちづくりがテーマ。メンバーがパンケーキのためだけに仙台に行ったり、検定1級を持っていたりということから、気仙沼のものを使った食アピールで人の注目を集めたいという。まず地元の人々に定着する食べ物でなければ食べたいとは思わない。そこで主婦に調査を行うと、作りやすくおいしく、簡単で安くて健康に良いものが重要だという。紹介した創作料理の「ふかフカ焼き」はタコの代わりにサメ肉を入れている。サメの美味しさを地元民にも観光客にもアピールし、地元民からも観光客にもアピールできるようになって、最終的にはまた訪れたい町につながれば、と話す。本当に美味しかった、推進してほしいとコメント。

Cチームは何もないとは言わせないをテーマに寸劇からプレゼンを開始。自分たちの漁協体験を劇にして披露。漁業の良いところを発見できたと話す。就職や進学で気仙沼を離れる人もいるし、夢のために出ていくのを引き留めようとはしないが、何もないから出ていくと言う状況は打破したいとコメント。

Aチームは1人でコミュニティ情報誌を作ることを実践。手書きで情報をまとめ、すぐ手に取れることを重要視した。温かい人々がいること場所で育ち、自分は人が大好きになった、人に笑顔になって欲しい、自分の作ったものでいろんな魅力を伝えたいと話す。人は一人では笑えない、コミュニティが必要だと語った。すごく胸を打つプレゼンだった、後輩が憧れるだろうとコメント。

大人を交えて高校生のアイデアを実現に向けて動き出す。漁業体験ツアー版には漁師さんが集まる。シーズンで美味しいものは異なる。2月に行うのであればわかめは刈り取り、ボイル作業、塩蔵ができるし、カキは剥く作業と選別。わかめの刈り取りは朝四時半出港で時間が厳しい。カキむきなら8時位でも可能。

自治会長は今年度は事業がもう決まっているから、今すぐに行事を行うのは難しい、でも高校生が動くのは難しいはず、信念や意思は感じるから応援したいと話す。4月ならどうか、というが、役員会で事業計画案に入れてみようと話す。

ふかフカ焼きの実現のために、店でサメ肉をまず販売するようにし、試食販売が第一歩になるとコメント。歩行者天国イベントで売店を出すとか、店の名前は高校生の名前で仕込みまでやってもらえれば飲食店で監督に就くくらいだったら可能だという。

高校生と大人による宣言で、多世代交流会は4月中、役員会に出席し話すという。活動予算の確保は自治会が担うという。JKが選ぶ絶景ベストチームは2月12日にピクニックキャラバンを展示しSNS発信を進めていくという。大人と高校生がともになにをするのか宣言することで、実現につなげていく。岩本は形は変わってもいいから本気で最後までやりきってほしい、大人も本気で案にぶつかっていって欲しいと話す。

岩本と高校生たちが活動を振り返る。色んな人と出会えて世界が広がった、実現の難しさもわかるし、貴重な学びになったという。地元民でも知らないことがたくさんあって、もっと好きになったと話した。自分がおとなになっても、続けていきたいとコメント。精神的にめげることもあったけど、強くなれたという。高校生がこんなに考えられると思わなかったと言われ、発表してよかった、気持ちは伝わると実感できたのが大きな収穫だという。岩本は今日がゴールではない、ココからが始まりで、みんなはもっとできるはずだし本気になれるとコメント。

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気仙沼高校
気仙沼向洋高校
気仙沼西高校
東陵高校
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プレゼン
気仙沼(宮城)
ホヤぼーや
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復興
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夏祭り
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回覧板
金魚つるし雛
ホタテ
サメ
おおたけ
メカジキ
子ども
仮設住宅
一般社団法人 プレーワーカーズ
NPO法人 浜わらす
避難所
震災
天神坂(宮城)
大谷海岸
神山川
SNS
ふかフカ焼き
大島(宮城)
カキ
メカブ
ワカメ

明日へ つなげよう (バラエティ/情報)
14:47~

スタジオでは今の高校生は小学生の時に震災を経験したからこそ、地域に対する思いが強いとコメント。

語り部フォーラムでは記憶の風化に立ち向かっている。元結婚式場では屋上から被災の記憶を語り継ぎ、病院に避難していた人はマットごと窓から流されたなどを語る。当事者だけが語ってもいずれその人達は居なくなる、居なくなっても同じように伝えていく必要があると語った。参加者は決意を新たにし、千年先まで伝え続けたいとコメント。すごく心に響いた、未来を守りたい気持ちを持てば継続できると話す。

キーワード
南三陸町(宮城)

被災地からの声 (バラエティ/情報)
14:51~

福島・いわき市久之浜の今の思い。柳井さんは現状維持がやっと、初めての集合住宅に戸惑いもあったが気の持ちようだと話す。今日が元気だから明日も元気でいられるように、と話す。小島さんは鼻と人がつなげた出会いに感謝、ずっと大切にしていくと話す。全国から花に込められた暖かなメッセージが宝物だという。

キーワード
久之浜(福島)
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