長崎平和祈念式典 2019

放送日 2019年8月9日(金) 10:50~11:45
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
10:50~

オープニング映像。

令和元年 長崎平和祈念式典 (ニュース)
10:50~

長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が平和公園で行われている。8時の会場から参列者が集まり始め、すでに満席となっている。爆心地公園や原爆落下中心碑の様子が伝えられた。式典では、佐藤正洋長崎市議会議長が挨拶した。この後、会場では献水・献花を行った。

平和公園・平和の泉には、今日ここを訪れた人たちが納めた千羽鶴が飾られている。式典会場では、長崎市長・田上富久が長崎平和宣言を行った。市長は、核兵器をめぐる世界情勢を憂慮し、各国リーダーに核不拡散条約の意味をすべての核保有国は思い出すべきである、などと指摘し、唯一の戦争被爆国の責任として、一刻も早く核兵器禁止条約に署名、批准するよう訴えた。

核兵器廃絶を世界に訴え注目されているフランシスコ法王が、今年11月に長崎を訪れる予定となっている。フランシスコ法王が核兵器廃絶への想いをより強くしたのが焼き場に立つ少年の写真である。原爆投下後の長崎で、亡くなった弟を背負い、火葬の順番を待つ少年を写したもので、フランシスコ法王は「戦争がもたらすもの」というメッセージを添えて、その重要性をアピールした。フランシスコ法王の姿勢は、長らく核兵器廃絶を訴えてきた長崎の被爆者たちを勇気づけた。

74年前、原爆はカトリック信者の多い浦上地区に投下され、信者の7割が犠牲になったと言われる。当時、東洋一と謳われた浦上天主堂も、一瞬でなくなった。爆心地公園には壁の残骸が保存され、被爆の実像を伝えている。その一方で、核兵器をめぐる世界情勢は厳しさを増している。INFの破棄をめぐり、アメリカとロシアが対立し、イランの核開発をめぐる状況は予断を許さない。今後、日本が核兵器廃絶のため、各国とどのように協力し、リードするのか、改めてその指導力が問われている。

被爆者代表・山脇佳朗さんによる平和への誓い。山脇さんは、被爆直後の長崎の惨状や被爆後も人々を苦しめ続ける原爆の恐ろしさについて述べた。そして、唯一の戦争被爆国として、日本に核兵器廃絶に向け、主導的役割を果たすよう訴えた。

来賓の挨拶が行われた。最初に内閣総理大臣・安倍晋三が挨拶した。総理は、唯一の戦争被爆国として、核兵器のない世界の実現を目指し、核兵器を持つ国と持たない国の橋渡し役を担うと述べた。

続いて、児童合唱。城山小学校の児童のみなさんが「子らのみ魂よ」を合唱した。

中満泉国連事務総長兼軍縮担当上級代表が挨拶した。国連のグテーレス事務総長は去年長崎を訪問し、被爆者の証言こそ核兵器廃絶の原動力であること、また世界に変革をもたらすために若者たちの力こそが重要であると訴えた。

長崎県知事・中村法道による挨拶が行われた。知事は、11月に予定されているローマ法王の長崎訪問に期待を寄せると共に、日本政府に対し、原爆被害への援護施策の拡充を求めた。

純心女子高校の生徒による合唱が行われた。曲は千羽鶴(作詞 横山鼎、作曲 大島ミチル)。

あの日から73年。長崎は原子爆弾がもたらす被害と脅威を伝え、核兵器の廃絶を訴え続けてきた。しかし核兵器廃絶への道は依然険しいままである。被爆者たちは、今もなお、命の限り叫び続けている。

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お知らせ (バラエティ/情報)
11:45~

Foorinの曲「パプリカ」のミュージックビデオを紹介した。

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