『ニュース7』(ニュース・セブン、英語: NEWS 7)は、日本放送協会(NHK)で毎日19時台に生放送されている報道番組である(一部の時期を除く)。チャンネルは総合テレビのほか、NHKワールド・プレミアム(ノンスクランブル放送)がある。正式タイトルは『NHKニュース7』。一部番組表などでは『N7』と表記されることがある。本記事では、本番組の前身番組である『19時のNHKニュース』や『NHKきょうのニュース』などについてもこの項で述べる。
放送日 | 2019年2月11日(月) 19:00~19:30 |
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放送局 | NHK総合 |
ベトナム・ハノイでの開催が決まった2回目の米朝首脳会談。韓国企業の経営者たちは、2回目の米朝首脳会談でケソン工業団地の操業再開が認められることに期待感を示している。操業再開に前向きなムン・ジェイン大統領は、きょう会議の中で「韓国の政界も結束して会談を後押しすべき」と強調した。また中国外務省も、「長期にわたる平和の実現のために貢献していくことを希望する」などとコメントしている。
ベトナム・ハノイで今月27日と28日に開かれる予定の2回目の米朝首脳会談。トランプ大統領の思惑について、明海大学の小谷哲男准教授は、「北朝鮮と戦争になるかもしれなかったのに止めたんだとアピールし、それを2020年大統領選につなげたいと考えていてもおかしくない。ただ朝鮮戦争の終戦宣言は当事国である韓国と中国が入らないと難しい。トランプ大統領としては平和宣言や相互不可侵宣言など、具体的な平和につながる流れを見せたいと考えていると思う」などと述べた。そして今回トランプ大統領が打ってくる手については、「アメリカが出せる取り引きのカードは少ない。経済制裁の緩和といっても国連安保理の制裁緩和は今のところ考えていない。アメリカは南北の経済交流・経済協力を制裁の対象外にすることを考えている」などと話した。また日本への影響については、「トランプ大統領が成果、キム委員長との個人的・友好的な関係を強調する中で、同盟国の利害を無視してしまう可能性は排除しきれない。トランプ大統領が首脳会談で同盟国の利益を考えた発言をするのか、注目する必要がある」などと語った。
フィギュアスケートの四大陸選手権で、宇野昌磨選手と紀平梨花選手が男子・女子シングルでそれぞれ初優勝を果たした。宇野選手は4回転を3本成功させ、今季フリーの世界最高得点を7点近く更新して逆転優勝。次の大会は来月の世界選手権で、羽生結弦選手も出場する。目標順位は1位だと話した。一方、紀平梨花選手も逆点で初優勝。大会直前の練習で左手の薬指をケガしていたが、フリーの演技で逆転した。世界選手権は来月にさいたま市で開催される。
千葉・野田市で死亡した小学4年生の女の子。一時保護された際、PTSDの疑いがあると診断されていたことが分かった。当時の記録によると、両親と面談した女の子は恐れを感じた様子で泣き続けていたという。おととし12月に一時保護は解除されたが、市の記録には児童相談所の報告として「PTSDの疑いと診断を受けている以上、一定期間は父親と絶対に会わせないという条件にすべき」と記されていた。こうした中で女の子はいったん親族の家に預けられたが、その2カ月後に児童相談所は「総合的な判断」として両親の元に女の子を戻す決定をした。千葉県は、児童相談所の判断が適切だったか検証することにしている。
児童相談所が女の子を自宅に戻す決定をした前の日、父親が小学校に電話をかけていた。「今後は妻が子どもの送り迎えをする」という内容で、まだ親元に戻すことが決まっていなかったにもかかわらず、子どもの送り迎えを再開するという内容の電話だった。学校から相談を受けるも、児童相談所はとくに対応しなかった。そしてその翌日、追認するように親元に戻す決定をしていた。
事件は児童虐待防止に携わる多くの人に一石を投じている。東京都内では、妊娠中や産後間もない母親への支援を通じて子どもへの虐待を防ごうと、日本産科婦人科学会がシンポジウムを開いた。シンポジウムでは医療機関と行政の連携のあり方が議論された。妊娠中の検診や出産後の定期的な問診によって変化や異常がないかを早い段階で把握し、虐待のリスクなどについて共通して評価できる項目を検討する必要があるなどの指摘が出た。
米中の貿易問題をめぐる交渉が再開した。米中両国は、米国が中国の輸入品により高い関税をかける制裁措置の発動を来月1日まで猶予した上で、先月下旬に閣僚級交渉を行うなど協議を続けている。両国は今日から次官級の交渉を行った上、14日から2日間、改めて閣僚級交渉を行う予定。景気の減速を抱える中国側は、事態打開を急ぎたい考え。これまでの交渉で、アメリカの貿易赤字の削減に向けて農産物などの輸入拡大を提案。知的財産権の侵害については、技術の強制移転を禁止する法律の制定を異例のスピードで進めている。一方、トランプ大統領は一般教書演説で中国に抜本的な構造改革を求め、一旦は意欲を示した習近平国家主席との首脳会談は、いまは開ける状況にはないとの認識を示している。中国外務省の華春瑩報道官は、「双方はワシントンでの交渉結果を踏まえてさらに突っ込んで意見を交わすことになる。世界の人々と同様、よい結果が得られることを期待している」と述べた。交渉期限は来月1日で、今週の一連の交渉で中国側がさらに踏み込んだ対策を示すかが注目されている。
中東のイランでイスラム革命から40年の節目となり、ロウハニ大統領が演説した。ロウハニ大統領は、対立するアメリカやイスラエルなどを牽制。「イランの軍事力はこの40年間世界を驚かせてきた。ミサイル開発を進めることに他国の許可はいらない」などと述べた。トランプ大統領はイラン核合意から一方的に離脱し、反イランを鮮明にしている。制裁でイラン経済は落ち込み、若者の失業率は30%に上るとされている。
イランはアメリカだけでなく、湾岸諸国やイスラエルなどの親米国の他、イスラム教の宗派が異なる周辺国とも対立している。こうした中、イランはシリアでの影響力を拡大させている。シリアではアメリカ中心の有志連合がISの掃討作戦を続けてきた。トランプ大統領は作戦後の米軍のシリア撤退に意欲を示している。そのシリアで、イランはシリア政府を支援するとして精鋭部隊の革命防衛隊などを派遣し、シリア領内に複数の軍事施設を保有している。革命防衛隊の元幹部は、今後も軍事施設を利用することでシリア側と合意していると話す。対するイスラエルは先月、シリアに展開するイラン舞台に大規模な空爆を行った。シリア以外にも、ホルムズ海峡ではアメリカとイランの艦艇がにらみ合いを続けている状況で、偶発的な衝突の可能性も含んでいる。ホルムズ海峡は資源の輸送路で、資源価格が高騰し日本へも影響が及ぶおそれがある。今週13日には中東の安全保障に関する国際会議が開かれ、アメリカ・イスラエル・アラブ諸国がイラン包囲網の構築などを呼びかける見通し。
宮城・山元町で、復興のシンボルとして再建された農産物直売所に大勢の人が訪れた。特産のイチゴは、店頭に並べられるとすぐに売り場からなくなった。津波で町のおよそ4割りが浸水した山元町では、イチゴの農地はほとんど流されてしまった。再建された直売所に、生産者は期待を寄せている。直売所の賑わいが、町の活気に繋がってほしいと考えている。
韓国の最高裁判所の前長官が、徴用をめぐる裁判が日本との関係に悪影響を与えると懸念したパク・クネ前政権の意向を受け、裁判に不当に介入したとして職権乱用などの罪で起訴された。検察によると、「日本企業に賠償責任を認める判決の外交的・国際法的な問題点を強調し、裁判を遅らせる方法などに関する書類を作るよう指示した」という。韓国で最高裁長官の経験者が起訴されるのは初めて。前長官は47もの行為が罪に問われているが、いずれも否認している。
グラミー賞で日本人の映像ディレクターヒロ・ムライさんが監督した作品が最優秀ミュージック・ビデオ賞を受賞した。受賞したのはヒロ・ムライさんが監督したチャイルディッシュ・ガンビーノさんの曲「ディス・イズ・アメリカ」のビデオ。ムライさんは東京生まれで父親は「翼をください」などを作曲した村井邦彦さん。
巨人は宮崎キャンプの最終日キャプテンが順調な調整ぶりを示した。坂本勇人選手は今日もヒット3本と順調な調整ぶりを示した。明後日からは沖縄でキャンプがスタートする。
スローペース調整を続けていた中日の松坂大輔。予定されていたキャッチボールを急遽取りやめ軽めのメニューで汗を流した。理由は右肩の違和感で球団によると練習の移動中にファンに腕を引っ張られ違和感が出たという。しばらくボールを投げずに調整を続ける事となった。
アイスホッケーのアジアリーグについて加盟している日本の3チームが今シーズン限りでリーグを脱退して新たに国内リーグ発足を目指す意向でまとまったという。アジアリーグは2003年に始まり今シーズンは日本・韓国・ロシアの計8チームが参加している。日本の4チームのうち日本製紙クレインズは主力事業の収益悪化などにより今シーズン限りで廃部しチームでは受け入れ先をさがしている。こうした中日本の他の3チームのオーナーは今後のリーグへの対応を協議した。アジアリーグは今後韓国・ロシアのチームとも話し合いリーグ運営方針を決めるという。
全国の気象情報を伝えた。
今日伝えたニュースを紹介し挨拶をした。
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