明日へ−つなげよう− 特集 明日へ つなげよう 東日本大震災から7年▽宮城編 ▽政府追悼式 ▽岩手編

放送日 2018年3月11日(日) 13:05~17:00
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
13:05~

「東日本大震災」が発生してから7年。カンニング竹山さんは震災に遭遇したのは、関西に向かう途中の新幹線の中だった。そして、今回、復興の象徴でもある鉄道から被災地の今をみていく。

キーワード
東日本大震災

特集 明日へ つなげよう 東日本大震災から7年 (バラエティ/情報)
13:08~

篠山輝信さんが被災地のいまをみにいく。「名取駅」からバスで閖上地区へ向かった。震災時には8mの津波が襲い、753人の犠牲者を出した。現在元の土地の一部を4mほど嵩上げして新しい住宅の建設が進んでいる。すでに住んでいる人に話を聞いた。住民はスーパーが遠いなど不自由な状態で、宅配サービスを使うがバスで遠くまで買いに行く状態であると話した。話を聞いた女性から家に招待してもらった。招待してくれた柿沼さんは仮設住宅で暮らしをしている時に夫を亡くし現在は1人暮らしをしている。柿沼さんは住宅に入れた事自体はありがたいが話し相手がいないということは寂しいなど述べた。

篠山輝信さんが次に向かったのは東松島市。東松島市は震災時、地震と津波で97%の家屋が被害を受け、被害者は1330人にのぼった。「陸前小野駅」で降りると炊き出しをやっている所があったので早速向かった。炊き出しを場所では「おのくん」というぬいぐるみが販売されており、その可愛らしさから現在全国などから注文され約10万体を売り上げてている。

この日、大阪から初めてたずねてきたという女性に出会った。昨年ネットで購入した「おのくん」を持参してやってきた。「おのくん」の購入は里親になるという設定をしていて「おのくん」の里帰りをした。そして、「おのくん」を作っているお母さんたちは現在、野蒜ケ丘地区でそれぞれ離れ離れで暮らしている。炊き出し場で一番おしゃべりだった高橋さん。しかし、自宅では隣近所がまだ分からないから交流するがあまりないなど話した。

VTRを振り返りトーク。新しい住宅など出来てこちら側としては「おめでとうございます」と話すと「ありがとうございます」と笑顔で返してくるがすごいしゅんとされる人もおり、住宅の建設などがゴールにも思えるが全くゴールではないと感じたと篠山輝信さんは話した。午前の部から引き続き、中村俊輔さんと平田オリザさんが参加。中村さんは思ったより心に響くものがあるなどみててもわかるなど話した。

東松島市のおのくん工房から中継。「おのくん」は現在は取り壊ししていたが「小野駅」というのがあり、そこから名付けられたと話す。現在「おのくん」は「空の駅」で製作販売を行っている。代表である武田さんを紹介。空の駅には土日だと7、80人ほどのお客さんが訪れてくれるやネットでも販売しており、半年から1年くらい待つ状態になっていると話した。そして、中継先では食事会が行われていい匂いがするなどマギー審司が感想を述べた。

大阪・吹田市から中継。3.11にあわせて「おのくん」ファンが集まり音楽やトークのイベントを行っていると話した。会場で行われているイベントの一つが「Myおのくん自慢」でリーダーの半崎智恵美さんは緊張で真っ赤になっているなど話した。他にも手足が長い「おのくん」を首にまわしている寺井さんなど購入秘話などを話した。

東松島市のおのくん工房から中継。「空の駅」に集まった「おのくん」は現在里帰り中でここで写真を取るのを楽しみにしているなど紹介。さらに「おのくん」に自作した衣装を着飾ったりする男性もおり、ファンの中でも有名な人であると紹介。新城隼さんは「おのくん」と世界中の里親から送られた写真を紹介した。武田さんは「おのくん」は20人体制で作っているので待たせてしまうが里親さんと一緒に作っていきたいなど話した。

スタジオには午前の部でリポーターを務めた足立梨花さんと色々な「おのくん」が登場。様々な「おのくん」があり、オンリーワンでとても良いや里親として引き取るという感覚で関係性もつながるなどはなした。

東松島市のおのくん工房から中継。マギー審司が抱える「おのくん」はペットボトルのキャップをうっかり飲み込んでしまったという芸を行った。

福岡・朝倉市は九州北部を襲った豪雨で被害が広がった。現在も復旧にむけた作業が続けられている。この豪雨で九死に一生を得た五十嵐珠美さん。元々住んでいたのは人もまばらな山の集落で豪雨のときはこのまま流されてしまうのではなど感じたという。孤立した五十嵐さんを励ましたのは全国の「おのくん」の里親たちでメッセージに励まされたと明かす。

災害時に力を発揮した「おのくん」ネットワーク。朝倉市でもつながりを広げる活動が開始され、「おのくん」の里親の交流会が行われた。そして、廃校になった校舎に代表の師岡さんが訪れ、里親達の拠点にしたいと考えていると明かした。

「おのくん」について畠山さんは「熊本地震」の取材しに行った時、集会所に「おのくん」がいて、誰かが見ている事で安心感があったなど話す。そして、今回「つながり」をテーマに全国からメッセージを募集している。「助けて頂いた人へ恩返しをしたいと思い、警察官になった」や「先日の大雨で心配してくれた」などの紹介。

小林武史さんの演奏、Salyuさんが歌で「はるまついいぶき」が披露された。

音楽プロデューサーの小林武史さんは「東日本大震災」の発生当初から復興支援に取り組んでおり、現在は音楽を通して支援を取り込んでいる。そんな中でも盛り上げる事はできるが限界を感じたという。そして、小林さんが行ったのが「リボーンアート・フェスティバル」で石巻市などでアートやライブなどを行うした。さらに地元漁師の案内に寄る漁の体験会など行った。小林さんは長い息になる復興支援が必要であるなど話す。

復興支援で工夫していることについて、一つは都市で出来ないことを行う。都市ではアートを見ることは出来ても創ることは中々難しいなど話した。

小林武史さんの演奏、Salyuさんが歌で「to U」が披露された。

ここから津田喜章アナが合流。津田アナは被災地の方に取材をお願いする時、スケッチブックに「今一番言いたいこと」を書いてもらい述べ4千を越える。震災当初は家族を思う気持ちなどが多かった。今回は中でも印象深った人に会いに行ったと紹介。

岩手・陸前高田市

岩手・陸前高田市で新たに開店した蕎麦屋がある。店主の及川雄一さんは震災の津波で父親を亡くしている。津田アナと及川さんが初めて出会ったのは震災から9か月経った頃で、当時市内の仮設住宅に住んでおり家には携帯に残っていた写真が唯一の写真。当時スケッチブックには「父の味を守りたい」と書いていた。蕎麦屋は連日多くの人が訪れている。津波で道具もつゆも流されてしまったため、50年守り続けた味を再現するため試行錯誤を雄一さんはおこなった。そして、雄一さんは今になって震災当時を思い出し、一緒に逃げていれば助かっていたかもしれないと考えてしまうと明かす。

そんな雄一さんの心の支えとなっているのが子どもたちにの小春さんと雄太さんである。2人はお店を手伝ってくれるようになり、子どもが継ぐと行ってもらえればうれしいかなと述べた。そして、新たにスケッチブックに書いてもらうと「新しいお店ができました」と書き、おやじにいちばん見て欲しいなと思ってこういう言葉にしたと話す。

埼玉・加須では今でも多くの人が避難生活を送っている。その一人である菅本章ニさんであった時「母が早くみつかりますように」と書く。震災時は一緒に流されたがばらばらになり行方不明となっている。津波で写真などが全て無くしており、現在も見つかっていない。母親の何かが見つかったとかがないた死亡届なども出していないという。そして、菅本さんは母との思いでは残っているが7年が経ち、それが薄れていくのではと心配している心境を話した。そんな菅本さんが欠かさず行っているのが先祖の墓参りの自宅跡地を訪れることである。そして、新たにスケッチブックに書いてもらうと「見守っててください」と書いた。

VTRを振り返りトーク。現在でも津波で流されたなどで見つかっていない人も沢山おり、7年という歳月が経ったが悲しみはずっと続き、震災当初は生活でいっぱいいっぱいだった時よりも今のほうが、悲しみを噛みしめる時間が増えてしまったという人が取材して感じたと話す。さらにその感情を表に出すのがはばかられる人もいると話す。

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名取駅
東日本大震災
閖上(宮城)
陸前小野駅
おのくん
東松島市(宮城)
野蒜ケ丘地区(宮城)
空の駅
吹田市(大阪)
九州北部豪雨
朝倉市(福岡)
熊本地震
はるまついいぶき
リボーンアート・フェスティバル
増田セバスチャン
スガシカオ
石巻市(宮城)
to U
信雄さん
陸前高田市(岩手)
加須市(埼玉)
双葉町(福島)
東京電力
福島第一原発

東日本大震災 七周年追悼式 (バラエティ/情報)
14:39~

政府主催の「東日本大震災」の追悼式を中継。式では菅官房長官が開始機の言葉を述べ「君が代」が会場で歌われた。追悼式挙行の挨拶をして、式典が開始。国歌斉唱を終えると、時報を合図に14時46分に参列者全員が黙祷を捧げた。続いて、安倍総理大臣が式辞を述べ、秋篠宮殿下からお言葉を賜った。

キーワード
国立劇場
追悼式
東日本大震災
菅義偉官房長官
安倍晋三総理大臣
秋篠宮殿下
君が代

特集 明日へ つなげよう 東日本大震災から7年 (バラエティ/情報)
14:59~

「東日本大震災」で被災した地域が14時46分の時どのように過ごしたが伝える。福島・浪江町では去年、避難指示が解除されおよそ500人の住民が戻った。その数は全体の2%ほどである。

東松島市から中継。「おのくん」を通じて出会ったり、心を通じるように過ごした人たちが一緒になって黙祷を捧げた。

大阪・吹田市から中継。会場では「おのくん」の交流イベントが行われており、14時46分のときには黙祷を捧げた。

「おのくん」の材料になる靴下などは全国からやってくる。中には亡くなった家族のものを持ってくる方もいる。佐藤さん一家は息子の佑哉さんを東日本大震災で亡くした。亡くなって息子の遺品は全く触れなかったが桃華さんの存在が「おのくん」づくりを決意した。そして、佐藤佑哉さんの靴下で「おのくん」を作成してもらった。

「東日本大震災」から7年が経ち、日数にすると2557日となる。仙台放送局には「東日本大震災メモリアル」という展示コーナーが設けられている。展示には発生後72時間のNHKのニュースをみるものなどある。

VTR等を振り返りトーク。中村俊輔さんは震災のことを伝え続ける事で防災にもつながると話す。また、被災地の現状など分かっていない状態の人が多く本当の事を知ることが出来るなど話した。

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東日本大震災
陸前小野駅
おのくん
東松島市(宮城)
空の駅
浪江町(福島 )
吹田市(大阪)
佐藤佑哉さん
仙台放送局

東日本大震災 七周年追悼式 (バラエティ/情報)
15:12~

政府主催の「東日本大震災」の追悼式を中継。岩手県の遺族代表の磯崎さんは90歳の母が岩手県におり、震災時母に連絡をとったがつながらず、現地に赴いて捜索しても中々見つからなかった。その後の捜索で見つけることが出来たなど御遺族の言葉を伝えている様子を中継。

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国立劇場
追悼式
東日本大震災
菅義偉官房長官
安倍晋三総理大臣
秋篠宮殿下
君が代
磯崎一元さん
小野寺秀俊さん
五十嵐ひで子さん

ニュース (ニュース)
15:28~

「東日本大震災」が発生してから7年。地震が発生した午後2時46分に各地で追悼式が行われ、黙祷が捧げられた。気仙沼市では地区の半分近くが犠牲になった。当時、指定された避難場所に避難していたが、犠牲を免れることが出来なかった。東京・国立劇場では政府主催の追悼式が行われ、安倍晋三総理大臣らが参列し黙祷が捧げられた。

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東日本大震災
菅義偉官房長官
安倍晋三総理大臣
秋篠宮殿下
追悼式
国立劇場
磯崎一元さん
小野寺秀俊さん
五十嵐ひで子さん
石巻市(宮城)
宮古(岩手)
南相馬(福島)
気仙沼市(宮城)
東京都

特集 明日へ つなげよう 東日本大震災から7年 (バラエティ/情報)
15:33~

仙台放送局のスタジオから中継。足立梨花さんは震災時、東京でロケを行っており、通常であれば1時間くらいで帰れる自宅だが、5時間以上かかったと話す。そして、篠山輝信が岩手県のいまを紹介すると話した。

篠山輝信さんが被災地のいまをみにいく。やってきたのは久慈駅。迎えていてくれたのは駅長の駒木駅長。駅にあるグッズはスタッフの手作りである。その理由として基本的に赤字で、堤防などは目に見えて復興をしているが観光地まではまだであると話す。

三陸鉄道に乗り込み、田老へ向かう。電車では風景を堪能してもらうため一時停車するサービスが行わている。田老では仮設商店街で被災したお店が軒を連ねていた。ここで出会ったのは和菓子店主の3代目である田中和七さん。田中さんは当時進めていた店の再建計画は材料費の問題で頓挫していた。そんな田中さんのお店が再建したという事で向かった。お店には被災地特産品を使った新商品などが立ち並んでいた。

翌朝、宮古駅からバスで移動。やってきたのは大槌町。大槌町ではかさ上げ工事が終了し、住宅が建設され始めていた。鮮魚店ではヒラメなど地元で取れた魚を販売していた。店主に話を聞くと新しい住宅について快適より不安の方が大きいと話す。さらに仮設住宅ではまだ多くの人が住んでおり、その一人である中村アサさんの所に毎年訪れている。そんな中村さんは住宅が完成するため、夏までには引っ越しをする予定であるとある。

しかし、全てが順風満帆というわけではないという。買い物に不便な人を支援する移動販売。仮設住宅の所で周っていたが要望で新しく出来た住宅の周りも周る異なった。話を聞くと交通の便などが悪く仮設住宅のときとあまり変わらないと話す。

VTRを振り返りトーク。今回取材した人のアサさんは話をするのが大好きであるが、仮設住宅をこの7年で出ていく人も多く、中々しゃべる人も少ないて寂しいなどの話があったなど紹介。

岩手・山田町とNHKでは「AR」を使って、震災で無くなってしまった駅を再現する。現在復興は進めており2019年ごろには開通する予定。今回ARゴーグルと特殊なカメラを使って再現すると説明。

再現プロジェクトは1月21日から始まり、主役を担ったのは子どもたちだった。子どもたちが訪れることで、震災のショックで傷ついている人でも口を開いてくれると考えた。再現する「陸中山田駅」は市民の生活の足として共にあったという。そして、子どもたちが話を聞く。その一人である菊池冬磨くんは両親や祖母などから話を聞いた。冬磨くんも駅には行ったことがあるが幼く覚えていないなど話した。

今年で10歳になる山崎珀くんも両親に聞き取りを始めた。母親のあき子さんは写真を持ってきて「陸中山田駅」の様子を伝えた。珀くんの兄である蓮くんは電車に乗ることが大好きでだったが、自分の自分の頭の中にはほとんど残っていないなど話した。

子ども達が集めた情報を筑波大学の村上教授の研究室がCGで再現する。さらに元JRの運転手である岩城徹雄さんが電車の再現などに協力する。そして、一部再現された映像で確認。ものの配置など細かいところまで再現していく。

そして、「陸中山田駅」の再現したARが公開された。いとうせいこうさんらが体感した。映像を見た人はとても懐かしいなどの意見が出た。

中継を振り返り、中村さんも他の地域でもやってほしいと感想を述べた。また、篠山輝信さんはARを見た後に被災にあった建物をあえて残しているところを見て思う所があるなど話した。

再び「陸中山田駅」のAR映像を体験している山田町から中継。中継先では懐かしいものを見て、地元住民が話が盛り上がる。さらに、電車のホームを再現していると紹介。

「陸中山田駅」では多くの学生が電車に乗って宮古の高校まで送り届けていた。福士実紀さんも当時、高校3年生で電車を利用していた。また、福士厚子さんらは駅員が待ってくれたなど思い出話が紹介された。

再現プロジェクトには故郷から旅立つ様子などが映し出された貴重な映像が提供された。両氏の佐々木智彦さんもそんな人の1人で東京で漁の勉強するため旅立とうとしていた、その事は誰にも言ってなかったが、先輩たちが見送りに来ていたなど明かした。

ARで地元住民が利用していた列車が再現される。再現されたのはホームや列車ベル、そして利用していた電車が再現して、映像を見た人たちは懐かしいや当時の事は定かでない部分があったが思い出させてくれて嬉しいなど話す。

中継を振り返り、スタジオでは「愛を感じる」と感想を述べる。そして、他の所でもやってほしいと話す。一方で、いかに震災で今までの日常が奪われたのかを痛感し、新しい建物が出来たから復興が完了したと思うのはまた違うと話す。

中村さんは2020年のオリンピックまでには仮設住宅の人はゼロにして皆でテレビで応援できるようになれば良いなと感じたと話す。そして視聴者から「子どもたちが不安がらないように今まで感情をおあせて過ごしてきましたが、今年は(花粉のせいにして)泣いてもいいかなと思えてきました」など投稿が紹介された。

震災当時、停電のため見れていないという人も多く。改めてニュースとかで受け止めることが出来たという人もいると紹介。一方で、瓦礫などが撤去された関係で被災当時の状況をある意味で伝えにくい状態とはなっている。復興状態は良いかもしれないが、人の気持ちなどより考えていくべきなど篠山輝信さんは話した。

「大切なものは何ですか」の番組宣伝。

番組を振り返り、これから振り返るのも大切な時期になってきているなど話した。

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仙台放送局
東日本大震災
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三陸鉄道
田老駅
久慈(岩手)
田老(岩手)
宮古駅
ヒラメ
宮古市(岩手)
大槌町(岩手)
ポケモンGO
AR
NHK
山田町(岩手)
陸中山田駅
筑波大学
東京オリンピック

キャスト

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