視点・論点 2015年2月6日放送回

視点・論点(してん・ろんてん)は、1991年10月から放送されている日本放送協会(NHK)のテレビニュース解説番組。NHKとしては公式にオピニオン番組として位置づけている。

出典:goo Wikipedia

放送日 2015年2月6日(金) 4:20~ 4:30
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
04:20~

オープニング映像。

新しい一党支配の時代 (バラエティ/情報)
04:20~

先月行われた総選挙で自民党が圧勝し、野党が伸び悩んだ結果から、日本政治の専門家の中には55年体制という自民党の長い一党支配時代の復活であると思われているが、例えば前の55年体制の時は社会党は平和外交や低所得層を擁護するなどの政策を主張し、大きな影響力を持っていた。そのイデオロギーや理念の違いははっきりしていたし、有権者に選択肢があったが、今の野党は自民党となにが違うのかはっきりしていない。もう一つの違いは自民党の持つリーダーを育成するシステムが崩壊してしまったということ。昔は派閥のリーダーは優秀と思われる代議士を重要なポストにつけて、党務と行政をさせた。そうやって段階をつけて重要な役職を経て、総理大臣になっていったが、今はそのようにせずとも総理大臣になれる。

このような変化を起こした要因は2つある。1つは日本人の価値観の変化。日本が経済大国になったら後進的に思われる政治は許されなくなり、派閥が消えて与党の立場が官邸に対し弱くなってしまった。もう1つは選挙制度。ジェラルド氏は小選挙区制度は日本の風土に合わないと考えている。日本の民主主義の重要な特徴は国会議員と選挙民の密接な関係にあったが、小選挙区制度になってから、党の公認さえ取れば選挙民に対する日常活動をしなくても選挙が出来るというようになった。今の日本の政治の最大の問題は野党の無力さである。民主党で誰がリーダーになっても、理念や具体的な政策は自民とどう違うか、政権を取れば何を優先的にやりたいかなどの問いに答えなければ、有権者の支持を取り戻すことはない。55年体制では野党は自民党へのある程度のチェック機能を果たしており、自民党の中での競争によってバランスが取れていた。しかし、官邸の指導の元で政府と自民党が一体になっている今の時代には、強力な野党がいないと、チェックとバランスは機能しない。緊張感はなく、与党に挑戦する政党も存在しないとなれば、2014年選挙の意味は55年体制の復活でなく、好ましくない14年体制が誕生したということになる。と述べた。

キーワード
55年体制
社会党
派閥
小選挙区制度
中選挙区制度
民主党
野党
野党再編
与党

エンディング (その他)
04:29~

エンディング映像と次回予告。この番組はNHKオンデマンドでも視聴できる。

キーワード
NHKオンデマンド

キャスト

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