視点・論点 イギリスEU離脱交渉の行方

視点・論点(してん・ろんてん)は、1991年10月から放送されている日本放送協会(NHK)のテレビニュース解説番組。NHKとしては公式にオピニオン番組として位置づけている。

出典:goo Wikipedia

放送日 2017年4月17日(月) 4:20~ 4:30
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
04:20~

オープニング映像。

視点・論点 (バラエティ/情報)
04:20~

去年、イギリスのEUが決定した。先月、メイ首相が正式に離脱の通知を提出したことにより、リスボン条約が発動し、2年間の交渉に入った。この2年間でイギリス政府はEUと貿易交渉などを結ばないとけないが、通常5~10年かかるため、ほぼ不可能と言われている。そのため、EUのシングルマーケットへの加盟を続けるとみられていたが、メイ首相はこれも離脱しようとしている。これにより、イギリス経済は大きなダメージを受けることが想定される。そして、離脱後のイギリスとEUの関係は3つのシナリオが考えられる。

1つめは「ノルウェー型」と言われるもので、離脱後にEEAの加盟を続けてシングルマーケットに加わり続けることこれは最もイギリス経済へのダメージが少ない方法。しかし、移民規制を行いたいイギリス政府はシングルマーケットからも離脱した。2つめは「二国間協定型」 EUがイギリスと互いに満足できる独自の自由貿易協定を設けるもので5~10年間の交渉が必要。3つめは「WTO型」 しかし、イギリスはEUとしてWTOと二国間協定を結んでいるため、イギリスとして改めて結ぶ必要がある。イギリスは貿易協定がないリスクを回避するため、EUと暫定的な貿易協定を結ぶ必要がある。

イギリス政府はリスボン条約に沿って離脱協定を締結しなければならない。イギリスは未払い分の拠出金7兆円の支払いが必要だが、イギリスはこれを拒否。しかし、EUは支払わなければ交渉を開始しないという姿勢を示している。そのため、イギリスは支払いをせざるを得ない。その後は将来協定を巡る交渉が開始される。しかし、期間が短いため、これらの協定を2019年3月までに結ぶことは極めて困難である。そのため、将来協定が発効されるまでの期間、イギリスはEUに残留することになる。これから、イギリス政府は連合王国解体の問題を回避しなければならない。現在、スコットランド政府は独立を問う住民投票を要求している。今後、イギリス政治は不透明で不安定な状態が続くとみられる。

キーワード
EU
リスボン条約
メイ首相
EEA
WTO

エンディング (その他)
04:29~

エンディング映像。

「視点・論点」の次回予告。

キーワード
細谷雄一
慶應義塾大学
EU

キャスト

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