NHKニュース おはよう日本 2017年10月17日放送回

放送日 2017年10月17日(火) 7:00~ 7:25
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
07:00~

高瀬耕造ら出演者が挨拶した。

ニュース (ニュース)
07:00~

ホワイトハウスで行われた日米経済対話は、日本時間午前5時半すぎに終了。共同の成果文書を発表した。この中で、アメリカが自動車輸出をしやすくなるよう審査手続きを簡素化する措置を検討することや、インフラ整備や天然ガスなど輸出に向けた協力などを盛り込んだ。一方焦点の「貿易」については、アメリカが日米2国間の貿易交渉に関心を示している一方、日本はTPPなど多国間の枠組みを重視。立場が隔たっているため、具体的には言及しなかった。この他、日本が米産などの冷凍牛肉に発動している緊急輸入制限「セーフガード」への対応も議題となっているが、今回はまとまらず引き続き協議することになった。

山田奈々がワシントンから中継。麻生副総理はつい先程記者会見し、「有意義な議論ができた。3つの柱について両国で進展が確認できた」と述べた。この対話は経済問題を話し合う枠組みだが、取材陣が入った会議の冒頭に北朝鮮への圧力強化を取り上げ、日米間の連携を印象づけた。この後の経済対話も、インフラ整備や天然ガス輸出協力など、出来る限り成果を盛り込んだ。貿易の話題は脇に置き、経済・安全保障の連携を優先させたかたち。今後について、日本政府関係者は「アメリカから2国間貿易交渉を表立って求められる事態は回避し、アメリカの厳しい姿勢をうまくかわすことができた」と話していた。この発言からも、貿易が日米間の主要テーマとなることは変わらない。アメリカは2国間交渉に持ち込む意向とみられる。一方日本としてはアメリカを除く11カ国でTPP妥結し、復帰を促したい戦略。来月5日にトランプ大統領が来日し、日米首脳会談が予定されている。今回ペンス副大統領とのやりとりを分析し、トランプ大統領との会談にどう臨むか、戦略作りが進められるものとみられる。

日本時間の昨夜遅く、記者会見を開いた国際研究チームは、ことし8月17日、アメリカとイタリアの重力波観測施設で地球から1億3000万光年離れた場所で起きた「中性子星」が合体する現象を、重力波で初観測したと発表した。重力波観測といえば、今年のノーベル物理学賞大賞となった。物体が動いた時、時間と空間のゆがみが波となって伝わる現象。おととし初観測され、以降4回観測されたが、いずれもブラックホールどうしの衝突。今回観測された重力波は、「中性子星」という半径10キロ程度の小さな星どうしが合体する時に発生したものだった。中性子星は質量が太陽と同程度で、極めて高密度であるため、合体による重力波が観測できる。観測は世界初。さらに今回の観測は、新たな天文学の扉を開いたとも指摘されている。光や赤外線、ガンマ線などでも観測ができるようになったため。日本のチームも合体直後の光を捉えた。これにより、金、プラチナなど鉄より重い元素の起源が解明されると期待もされている。今回、重い元素が中性子星の合体でできたと推定されるデータを得られたからだ。重力波観測と従来の観測手法を組み合わせ、宇宙の様々な現象の解明が進むと期待されている。

アメリカのトランプ大統領は初のアジア歴訪で、最初の訪問国として来月5日から日本を訪問。安倍首相と首脳会談を行うと、ホワイトハウスが声明を出した。さらに、北朝鮮による拉致被害者の家族と面会するとしていて、日本側が打診していた、横田めぐみさんの父・滋さんと母・早紀江さん夫妻との面会が実現することになるとみられる。トランプ大統領は北朝鮮の核・ミサイル問題に加え、拉致問題解決に向けて連携の方針を確認する見通し。また、次の訪問国・韓国では、7日にムン・ジェイン大統領と首脳会談を行うほか、韓国の国会で演説し北朝鮮への最大限の圧力を呼びかけるとしている。そして8日には中国に移動し、滞在中、習近平国家主席と首脳会談を行う。3カ国の訪問では、通商政策も焦点に。一連の訪問についてホワイトハウスでは、同盟国などへの関与やアメリカの指導力を示すとしている。トランプ大統領は、「楽しみにしている」とコメントした。

残り5日間の衆院選挙戦で各党支持拡大に全力を上げている。自民党は昨夜優勢を伝えられるも、50余の選挙区では接戦として組織の引き締めを図り、期日前投票活用などを呼びかける方針。そして安倍首相ら幹部を、競り合いが続く選挙区に集中的に応援に入れるなど、重点的に支援していく方針を決めた。希望の党は世論調査などで与党優勢であるのを踏まえ、小池代表が接戦予想の選挙区中心に遊説へ。また比例代表で多くの議席を獲得するために、東京、埼玉、千葉など都市部で街頭演説へ。無党派層の支持を集めるねらい。公明党は、候補者擁立した9小選挙区の勝利が確実へ。山口代表が競り合いの続く選挙区に入ることに。比例代表は定数を削減された東北・北関東・九州ブロックで支持を掘り起こしへ。共産党は、現状では選挙前議席の確保に至らずとして、比例代表での議席上積みを目指し、志位委員長が福岡・広島で遊説する他、党幹部が候補者を一本化した新潟などで遊説へ。立憲民主党は、枝野代表が東京や愛知などの都市部や、接戦が予想される選挙区などで遊説へ。また比例代表で多くの議席を獲得するためにツイッターなども活用し、支持を呼びかける方針。日本維新の会は、松井代表が大阪を中心に接戦が予想される選挙区などで重点的に街頭演説などを行うことに。また党幹部が比例代表の議席上積みを目指して、広島や京都など都市部で遊説へ。社民党は、吉田党首が前議員の立候補している大分で支持を呼びかける。比例代表九州ブロックでの議席獲得を目指し、九州各地で遊説を行うことにしている。日本のこころは、比例代表に候補者を擁立している東京、東北で中野代表が街頭演説など、支持を呼びかける方針。

山梨2区は、県東部の15の市町村からなる地域。自民党の二階幹事長と、岸田政務調査会長の派閥からそれぞれ前議員が立候補していて、この2人の代理戦争とも呼ばれている。自民党は公認候補調整ができず、当選した候補を追加公認することにし、2人の議員は無所属立候補。そこへ希望、共産、立憲民主からそれぞれ新人が立候補し、5人の選挙戦に。希望の党の井桁亮候補は、これまで愛知県議などを務めてきた。今回は党の要請に答えて山梨県から立候補。希望の党の中心メンバーも応援に訪れていた。公認決定は公示1週間前。既得権益に縛られることはないと強調している。無所属の前議員、長崎幸太郎候補は12年前に自民党から立候補して初当選。それから党を離れて、当選を重ねてきた。支えるのは過去に築いてきた講演会。自民党二階派の幹部も応援に駆けつけていた。共産党の新人は大久保令子候補。これまで、党の県副委員長などを務めてきた。増税に厳しい目を向けている。連日、スーパーや団地をまわって、支持を呼び掛けている。税金の集め方を変え、医療や介護などに優先的に充当すべきだと訴えている。無所属の前議員、堀内詔子候補は過去2回、小選挙区で長崎氏に敗れ、比例で復活当選。自民党の公認を得られなかった今回は小選挙区に全てをかけている。自民党岸田派の望月元環境相も応援。福祉の充実を強く求めている。立憲民主党の新人、小林弘幸候補。元東京の市議会議員で、今回、父親の出身地から立候補。連合山梨の推薦を受け、この日は組合員に向けた演説会で結束を呼び掛けた。輿石元参院副議長も応援に駆けつけた。雇用の安定、福祉の充実などを実現したいという。投票は5日後の22日に行われる。

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