NHKスペシャル 人体II 遺伝子(1)あなたの中の宝物“トレジャーDNA”

『NHKスペシャル』(エヌエイチケイスペシャル)は、NHKのドキュメンタリー番組。略称は「Nスペ」。単発のドキュメンタリーを制作・放送していたNHK特集に代わり、1989年4月2日放送開始。原則、毎週日曜日の21:00 - 21:50に放送するが時間枠を拡大したり他の曜日・時間に放送することもある。再放送は、火曜・水曜深夜。多くはハイビジョン放送である。本項では前身である『NHK特集』(エヌエイチケイとくしゅう)についても記述する。

出典:goo Wikipedia

放送日 2019年5月8日(水) 0:35~ 1:25
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
00:35~

オープニング映像。

タモリと山中伸弥によるオープニングトーク。山中伸弥は今日のテーマは「遺伝子」だとして、、DNAの中から宝物を探しましょうと話した。そして「ゴミの中に宝がある」と話す。今回協力したのは俳優・鈴木亮平。唾液の中のDNAの情報だけで顔を再現する。すでに犯罪捜査では現場のDNAから顔を再現することで事件が解決されている。不健康な100歳の長生きの秘訣は病気から体を守るDNAにあることが明らかになってきた。

キーワード
DNA
がん
認知症

第1集 あなたの中の宝物 ”トレジャーDNA” (バラエティ/情報)
00:38~

タモリらによるオープニングトーク。石原さとみはDNAについて知らないことばかり、自分の遺伝子の最先端を知れるのは嬉しいと話した。鈴木亮平は、自身のDNAから再現した顔を見てびっくりしたと話した。私達の細胞の一つ一つにDNAがある。DNAは2重らせんの形をしていて、遺伝子はDNAの一部分で全DNAの2%。遺伝子は必要なものを作り出す設計図の役割を果たしている。DNAの残りの98%はこれまでゴミとさえ言われてきた。山中伸弥は、今はこのゴミの中に宝が隠れているのではと世界中で研究されているなどと述べた。

中国科学院のタン・クンさんは、人の顔を形作る情報が98%のDNAに眠っていることに気づいた。タン・クンさんは、人の顔の再現はDNAの2%の部分、「遺伝子」の解析だけでは不可能だった、この先さらに解析の精度を高めていけばもっと本物そっくりの顔を再現できるだろうと話す。

今注目されているのが100歳を超える人達のDNA。109歳のリチャード・オバートンさんは、20代の頃から喫煙してきたが元気に暮らしている。アルバート・アインシュタイン医科大学のニール・バージライさんは、彼らは病気から体を守る防御的なDNAを持っていることが分かってきたと話す。今年発表されたのは「タバコから肺を守るDNA」。喫煙は通常、肺の病気による死亡率を3倍以上高めるが、このDNAには肺の炎症を抑える働きがあると考えられ、肺の病気のリスクを最大で80%下げていることがわかった。他にもがんやアルツハイマー病を抑えるDNAなどが見つかっている。

スタジオトーク。鈴木亮平は、自分の体が何に強くて何に弱いか知りたいと話す。山中伸弥は、花粉症やぜんそくなどアレルギーのなりやすさもDNAの98%が深く関わっていると話す。この98%のDNAを「トレジャーDNA」と呼んでいく。

98%のDNA次第で「〇〇に良い」とされるものの効果に差が出ることがわかってきた。コーヒーを怜すると、心臓に良い影響が出るという研究もあれば、悪いという研究もある。コーヒーに含まれる抗酸化物質は血管を若返らせ心臓を健康に保つと言われる。一方、コーヒーのカフェインには血管を収縮させ血圧を上げる効果がある。カフェインの分解能力を決めるDNAを調べたトロント大学・アーメド・エルソヘミーさんの研究で「すばやく分解できるDNAを持つ人」が46%いることがわかった。「すばやく分解できるDNAを持つ人」だけで1日あたりのコーヒーの量による心筋梗塞のリスクを調べると0杯と比べ2~3杯の人だとほぼ3分の1に減ることがわかった。

スタジオトーク。コーヒーを例に、カフェイン分解物質を作る遺伝子(2%の設計図)ではなく、98%の中には遺伝子を制御するコントローラーの役割を果たすものがある。山中伸弥は、DNAの98%の中には、作る物質の量やタイミングをコントロールする役割があると解説した。

番組ではDNAの働きを映像化するプロジェクトを立ち上げた。コーヒーが肝臓の細胞の中に入った時の遺伝子とDNAの働きを映像化したものを流した。石原さとみのカフェイン分解能力を決めるDNAは中間タイプだった。鈴木亮平は、何かを1つ飲んだり食べたりするごとにDNAのものすごいスキャン・伝達がと驚いた。山中伸弥は奇跡としか思えないと話した。

石原さとみと鈴木亮平のDNA解析の結果を発表する。石原さとみは「耳が良い(聴力)」「耳たぶが小さい」鈴木亮平は「はげにくい」「蚊に刺されてもあまり痒くない」などと特徴が分かった。関与するDNAの数で制度が変わり、環境の影響もあるためまだはっきりとはしていないという。

インドネシアには代々、海の上で暮らしている「バジャウ」と呼ばれる民がいる。彼らは驚異の潜水能力の持ち主で、潜れる時間は10分以上で水深は70m以上。カリフォルニア大学のラスムス・ニールセンはトレジャーDNAが彼らの脾臓を大きくしていることがわかったという。脾臓は赤血球の貯蔵庫で体中へ酸素を送り出す。バジャウの脾臓の大きさを見ると陸上生活の人と比べて1.5倍大きいことがわかった。

アイスランド大学のカーリ・ステファンソンさんは、国民の半数以上のDNAのを集め、生まれる時に両親から半分ずつのDNAをもらうだけでなく、必ず70個の新たな突然変異を授かることがわかったという。その殆どは98%の部分で起きていることが分かった。酸素が40で%も少ない中で活発に暮らせる人や、極端な動物食だけでも健康に生きられる人たちなどが存在する。脾臓を大きくするDNAは、日本人も1%の人が持っているという。タモリは、種が生き残るための多様性を獲得するための変異だと思う、これは当然変異ではなく、必然変異だと思うと話した。

今、病気にならないDNA「ヒーローDNA」を探す研究が始まっている。ポルトガル・リスボンのパウラさんは、糖尿病にならないDNAの持ち主。パウラさんのDNAを参考に糖を貯め込む物質の働きを抑える薬が生まれた。スティーブン・フレンドさんは、HIVに感染してもエイズを発症しない人たちがいることが分かっている、私は本人さえ気づいていないスーパーヒーローを見つけたいと話す。

スタジオトーク。山中伸弥は病気から体を守るDNAを膨大なDNAデータから見つけ出す新しい異呂のアプローチが始まっていると述べた。また、研究者だけでなく、病気に苦しむ人やその家族・一般の人など社会全体でDNAを研究の方向を決めていく必要があるとした。タモリは自身の「ヒーローDNA」について、加齢臭がない、赤ちゃんの匂いがすると言われる、これはトレジャーDNAだと話した。

キーワード
DNA
中国科学院
アルバート・アインシュタイン医科大学
レスター大学
アレルギー
アルツハイマー病
がん
花粉症
ぜんそく
トロント大学
コーヒー
心筋梗塞
抗酸化物質
カフェイン
バジャウ
カリフォルニア大学
脾臓
インドネシア
アイスランド大学
レイキャビク(アイスランド)
ペスト
オックスフォード大学
SGLT2
SGLT-2阻害薬
リスボン(ポルトガル)
エイズ

エンディング (その他)
01:23~

NHKスペシャルの次回予告。

番組宣伝 (その他)
01:24~

「NHKスペシャル」の番組宣伝。

「いだてん」の番組宣伝。

「幻解!超常ファイル」の番組宣伝。

「エンジェルス vs. タイガース」の番組宣伝。

「マリナーズ vs. ヤンキース」の番組宣伝。

スポット

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