NHKスペシャル 仮想通貨ウォーズ〜盗まれた580億円を追え!〜

『NHKスペシャル』(エヌエイチケイスペシャル)は、NHKのドキュメンタリー番組。略称は「Nスペ」。単発のドキュメンタリーを制作・放送していたNHK特集に代わり、1989年4月2日放送開始。原則、毎週日曜日の21:00 - 21:50に放送するが時間枠を拡大したり他の曜日・時間に放送することもある。再放送は、火曜・水曜深夜。多くはハイビジョン放送である。本項では前身である『NHK特集』(エヌエイチケイとくしゅう)についても記述する。

出典:goo Wikipedia

放送日 2018年5月17日(木) 1:00~ 1:50
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
01:00~

オープニング映像。

仮想通貨ウォーズ〜盗まれた580億円を追え!〜 (バラエティ/情報)
01:00~

先月、天才ハッカーが盗んだ巨額のカネをネット上で山分けしていた痕跡を発見した。仮想通貨580億円が盗まれた事件、真相は闇に消えたかと思われていた。今も追跡を続けているのがホワイトハッカーと呼ばれるITのスペシャリストたち、3か月に及ぶ前代未聞の攻防に密着した。

盗まれた580億円の行方を追うホワイトハッカーの攻防に密着した。追跡チームのリーダー河崎純真さんはこれまでに盗まれた仮想通貨の在り処を特定してきた。仮想通貨はビットコインなど世界に1500以上存在している。日本は仮想通貨大国となっている。

奪われた仮想通貨580億円の事件を振り返る。始まりは今年1月、仮想通貨を売り買いしているコインチェックに届いた1通の偽装メールだった。罠と知らずに社員が開き、パソコンがウイルスに感染した。午前0時すぎ、犯人は外からパソコンを操ってパスワードを盗み、客が預けていた仮想通貨を奪った。

奪われた仮想通貨580億円の事件を振り返る。前代未聞の事件に対して警視庁は100人体勢で捜査を開始、NEM財団も捜査を始めた。こうした中無償で捜査を始めたのがホワイトハッカーたちだった。

事件の直後からホワイトハッカーたちは奪われた仮想通貨580億円の追跡を初めていた。まず注目したのは仮想通貨のアドレス、これは仮想通貨の財布のようなもの。仮想通貨の動きはアドレスを辿ると把握することができる。ホワイトハッカーは犯人のアドレスを特定した、犯人が現金化するときが勝負だと考えていた。河崎の相棒・小副川健は凄腕プログラマー、世界中のNEMの動きから犯人のもののみを追跡するプログラムを作成した。そのプログラムが怪しい動きを掴んだ、動きを見ると事件の翌日に10個のアドレスにNEMが移されていることが確認された。河崎純真はプログラムを公開し世界中に呼びかけた。

盗まれた580億円の行方を追うホワイトハッカーの攻防に密着した。2月、犯人は盗んだNEMを無数のアドレスに拡散を始めた。アドレスは爆発的に増えていったため、ただ追跡するだけでは犯人を特定することが難しくなっていた。

盗まれた580億円の行方を追うホワイトハッカーの攻防に密着した。チームを率いる河崎純真さんは普段、発達障害がある人にプログラムの技術を教える会社を経営している。従来の通過とは異なり仮想通貨には管理者がいない。仮想通貨の実態は理想から離れつつある、アメリカで行われた仮想通貨のイベントには一儲けしようとする投資家も訪れていた。去年、ビットコインは13倍、NEMは300倍に高騰するバブルがあった。価格が高騰した仮想通貨を狙った犯罪も相次いでいる、仮想通貨の可能性を信じる河崎さんとって見過ごすことができないものだった。河崎さんは事件によって仮想通貨の信頼が落ちてしまっているが、仮想通貨自体は可能性がある技術だと語る。

盗まれた580億円の行方を追うホワイトハッカーの攻防に密着した。2月、追跡チームにITコンサルタントの清水勇介が加わった。追跡に参加することで自らの技術を高めたいことが参加の動機。作ったのはNEMの動きを可視化するプログラムを作った。盗まれたNEMの動きを見ると枝分かれするところがあった、これは犯人が交換所で現金化を始めた証拠である可能性が出てきた。交換所と思われるアドレスをホワイトハッカーで確認すると世界8つの交換所の特定に成功した。しかし、換金されたNEMはいずれも数千円だった。海外の交換所では少額の場合本人確認が必要ない場合が多い。ホワイトハッカーたちは犯人の狙いを測りかねていた。

盗まれた580億円の行方を追うホワイトハッカーの攻防に密着した。20歳の男性Cheenaが参戦した。Cheenaさんは世間を騒がせた海賊版漫画サイトの運営者も特定した。今回の事件で注目したのはメッセージ機能、犯人が送金相手にメッセージを送っていることがわかった。ほとんどのメッセージは読むことができなかったが、暗号化されていないメッセージには犯人が安売りを持ちかけていることがわかった。さらに載せられていたアドレスはダークウェブのものだった。ダークウェブは発信源の特定ができず闇取引の温床となっている。開いただけでウイルスに感染することも少なくはない、何重にも対策をした上でサイトを開いてみると仮想通貨の取引所があった。犯人の狙いはNEMから別の仮想通貨にすることだった。

盗まれた580億円の行方を追うホワイトハッカーの攻防に密着した。盗難のNEMの残高が徐々に減り始めていたが、犯人は資金洗浄に手こずっている様子があった。それはNEM財団が盗まれたNEMの取引に応じないよう呼びかけていた。犯人の次の一手をホワイトハッカーたちは注視していた。

盗まれた580億円の行方を追うホワイトハッカーの攻防に密着した。犯人が何者なのか、ネット上では様々な憶測が飛び交っていた。今回の取材で犯人は半年あまり前からコインチェックの特定の技術者に狙いをつけて交流をしていたことがわかった。世界も犯人の正体に関心を寄せている、オーストラリアのネット犯罪を分析しているロバート・ポッター氏は組織化されたグループの犯行だと見ている。組織的な犯行であることを裏付ける情報も入手した。FBIのローン・ワイナー氏は組織の名前は知っているがコメントできないとし、世界のありとあらゆる犯罪組織が仮想通貨を狙っていると言っても過言ではないと語った。

盗まれた580億円の行方を追うホワイトハッカーの攻防に密着した。追跡を初めて2か月がたった3月20日、NEM財団が追跡を打ち切ると発表した。世界の交換所は一斉に盗まれたNEMの受け入れを再開しホワイトハッカーたちの目の前でダークウェブでの交換が進んだ。財団の発表があった1日だけで約100億円が交換され、その後2日間で犯人は資金洗浄を完了させてしまった。NEM財団が追跡をやめた理由について、ジェフ・マクドナルド顧問は追跡は財団や開発者がやる必要はないと語る。清水勇介は事件の幕引きを図ることで仮想通貨の価値を守ろうとしたのではないかと分析していた。事件のあとNEMの取引価格が3分の1になっていたことが背景にあった。犯人の資金洗浄が終わった日の夜、Cheenaは犯人の交換所に勝利宣言のようなものが掲載されていることを教えてくれた。

盗まれた580億円の行方を追うホワイトハッカーの攻防に密着した。資金洗浄を終えてしまった犯人だが、ホワイトハッカーたちは諦めていなかった。河崎純真さんらは4年前マウントゴックスからビットコインが失われた事件で犯人を特定したチームの1人に会いに行った。重要なのはどんな犯人でも必ず間違いを犯すこと、見逃さずに調査を続けば道は開くという。

盗まれた580億円の行方を追うホワイトハッカーの攻防に密着した。20歳のホワイトハッカーCheenaは、まだ可能性があると思うと話していた。犯人は盗んだNEMをビットコインと交換していた、交換に応じた人から犯人のアドレスがわかれば追跡を続けることができると考えた。Cheenaはネットで呼びかけ犯人のものと思われるアドレスを手に入れた。教えてくれた人物はホワイトハッカーの追跡に協力するために取引を行っていた。Cheenaは犯人のアドレスを辿ってみたが追跡は容易ではなかった。

盗まれた580億円の行方を追うホワイトハッカーの攻防に密着した。犯人のものと思われるアドレスを手に入れたCheenaは、ビットコインの解析を行う会社に辿ってほしいと依頼していた。担当者によると資金の流れを追っていくと1か月以上かけて1つのアドレスに20億円が集約していた。さらに辿っていると他に3つのアドレスに20億円が集まっていた。分析チームは組織的な犯行だと指摘、均等に分けている犯行グループの姿が見えてきた。Cheenaは会社と協力して追跡を続けた。

先月末、新たな事実が飛び込んできた。山分けをしていたアドレスの送金記録を詳細に分析していると、1つのアドレスに集約されていることがわかった。金の出所はアメリカの大手交換会社、情報はFBIに伝えられ捜査の進展が待たれる。

史上最高額の仮想通貨が盗まれた事件から3か月、コインチェックは顧客の損失を保証した後証券会社の傘下に入り事業を再開した。国際社会は仮想通貨が社会の混乱を招くとして規制の強化に向けて動き始めた。犯人と戦いを繰り広げたホワイトハッカーたちは、犯人との攻防から生まれたプログラムを持ち込み準備を進めていた。リーダーの河崎純真はこれまでの攻防から証拠がないか検証を続けている。Cheenaはメッセージ機能を使って犯人との接触を試みていた。

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エンディング (その他)
01:48~

エンディング映像。

番組宣伝 (その他)
01:49~

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