NHKスペシャル シリーズ 人体 プロローグ「神秘の巨大ネットワーク」

『NHKスペシャル』(エヌエイチケイスペシャル)は、NHKのドキュメンタリー番組。略称は「Nスペ」。単発のドキュメンタリーを制作・放送していたNHK特集に代わり、1989年4月2日放送開始。原則、毎週日曜日の21:00 - 21:50に放送するが時間枠を拡大したり他の曜日・時間に放送することもある。再放送は、火曜・水曜深夜。多くはハイビジョン放送である。本項では前身である『NHK特集』(エヌエイチケイとくしゅう)についても記述する。

出典:goo Wikipedia

放送日 2018年1月7日(日) 0:05~ 1:04
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
00:05~

今まで身体は脳が司令を出し、他の臓器はそれに従うというものだったが、最新科学はそれを覆した。体中の臓器が互いにやり取りして成り立っているということが分かってきた。臓器同士の会話を知れば、深刻な病気などがわかるようになる。その結果、医療の世界に大革命が起きている。がんや認知症、高血圧、メタボなど、悩ましい病気を臓器の会話で操って治すという治療が成果を上げ始めた。

キーワード
がん
認知症
メタボ

プロローグ「神秘の巨大ネットワーク」 (バラエティ/情報)
00:09~

山中伸弥は「28年前も一部の臓器がメッセージを出している事はわかっていた。全身の細胞が会話しながら私達の生命が維持されているということがわかった。」とコメントした。

ハワードアヒューズ医学研究所にはエリック・ベツィグさんが新時代の顕微鏡を開発。この顕微鏡はミクロの細胞をまるごとスキャンし、コンピューター上に立体的に再現できる。自治医科大学では、特別に開発した顕微鏡でハイビジョンの8Kカメラで生きた身体を映し出した。こうした技術革新で臓器同士の会話を捉えることが出来た。腸の細胞から送られてきた信号は、血液に乗って全身へ。脳や胃や膵臓に他の臓器に腸からのメッセージを伝える。

スタジオではその腸から送られる信号に驚いていた。

国立循環器病研究所センターでは寒川賢治さんは心臓がホルモンを出しているのか研究したところ、他の臓器にもメッセージを出す物質があることがわかった。心臓が出すメッセージをANPと名付けられた。血圧が上昇し、心臓が負担になると。ANPが大量に放出される。ANPは血管を通じて全身に運ばれる。腎臓がそれを受取り、腎臓は尿の量を増やし、水分を外に出して血液に量を減らして心臓の負担を軽くすることが分かった。

ANPの働きが判明したのはがん治療の世界に革命をもたらしている。臨床研究の現場では、心臓が出すANPがクスリとして利用され、患者にANPを投与するとガンの再発、転移を抑えることが出来る。心臓がもう一つANPを送る場所が全身の血管。血管の細胞にもANPが受け取る装置がある。血管の壁に傷んだ所があると、流れが滞り負担をかける。ANPを受け取ると、血管はささくれを修理し心臓を楽にする。それによりガンの転移を防ぐことが出来る。

スタジオに細胞からのメッセージを体感できるタモリの人形が登場。その人形でどういう風に細胞がメッセージを送っているのかを学んでいた。人体をネットワークと言う見方で捉え直すことで、様々な病気の治療戦略にも革命が起きている。アメリカ国防高等研究計画局では今、世界トップクラスの大学と共同で、人体のネットワークの構造に迫ろうとしている。

日本では国立がん研究センターで新たな成果が発表された。これまでのがん検診はがんの種類ごとに異なる方法で調べていたが、今は1滴の血液で13種類の癌を早期発見できる。この検査で調べるのも血液中をめぐるメッセージ物質。メッセージ発しているのはがん細胞。エクソソームと呼ばれる小さなカプセルが、がん細胞に隠されたメッセージを全身に送る。がん細胞の出すエクソソームは、癌の種類によって中に含まれる物質が異なることが分かっている。それを調べれば体内にどんな種類の物質が潜んでいるかわかるという。

石原さとみは「脳に送る悪いやつはなんですか?」と質問すると、タモリは「コンピューターウイルスみたいなもの。」と解説した。

清水絵美さんは小学5年生の時に関節リウマチを発症。全身の関節に激しい痛みや腫れが起こり、骨が変形してしまう病気で、清水さんは30年近く様々な治療を試してきたが病気の進行を止めることはできなかった。この病気もメッセージ物質の異常で起こる病気だとわかった。以上を起こすのは免疫細胞。本来病原菌などの外敵をやっつけて体を守るが、免疫細胞の出す謎のメッセージが病気を引き起こす。メッセージ物質TNF-αは敵がいると送り、仲間の免疫細胞に伝わる。外敵はいないはずが、関節細胞を敵と勘違いし、デマ情報を振りまいている。免疫細胞が合体すると、破骨細胞となり骨を破壊してしまう。

この仕組みの解明によって、新しい薬が開発された、4年前からその薬を使い始めると、病期の進行は抑えられた。生物学的製剤は血液に乗って関節の内部に到達。メッセージ物質、TNFαにくっつき、誤ったメッセージが伝わらないようにブロック。新しい薬の治療で密着していた骨に本来の隙間が回復した。

山中伸弥は自分が最初に受け持った患者が関節リウマチの人で、一年経った時にはみるみる悪くなり、寝たきりになってしまったとコメントした。

キーワード
ハワード・ヒューズ医学研究所
自治医科大学
東京大学 坪井貴研究室
絨毛
アメリカ
栃木県
ANP
国立循環器病研究センター
大阪府
国立病院機構刀根山病院
レプチン
PPAP
インクレチン
アメリカ国防総省
アメリカ国防高等研究計画局
マサチューセッツ工科大学
ハーバード大学
国立がん研究センター
エクソソーム
乳がん
東京都
横浜市立大学 附属病院
TNF-α
破骨細胞
関節リウマチ
生物学的製剤

次回予告 (その他)
00:53~

NHKスペシャルの予告。

キーワード
NHKスペシャル

エンディング (その他)
00:59~

博多大吉は「不摂生してもすぐに病気は治せるんじゃないかと思う」と答えた。

NHKスペシャルの次回予告。

最後にタモリの胃がなにを言っているか調べたところ、胃の細胞は「腹減ったばい」と言っていた。

キーワード
NHKスペシャル
http://www.nhk.or.jp/kenko/jintai/
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