NHKニュース おはよう日本 2019年9月16日放送回

放送日 2019年9月16日(月) 7:00~ 8:00
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
07:00~

オープニングの挨拶。きょうは敬老の日。

キーワード
敬老の日

ニュース (ニュース)
07:00~

大規模停電があった千葉県はきょう昼前まで局地的に雷を伴い1時間50mmの非常に激しい雨のおそれがある。伊豆諸島は夕方まで、関東の他の地域は昼すぎまで激しい雨の見込みである。きのうは自衛隊などが雨が降り始める前に応急処置を行った。一方、南房総市では屋根に登った男性が転落しけがをしたなど少なくても26件転落事故が発生した。

台風による千葉県の被害は、全壊半壊が7棟、一部損壊が1255棟、断水が2万戸、通信は南部・北東部を中心とした地域がつながりにくくなっている。停電は現在も約9万900戸ある。復旧は地域によっては今月27日までかかる。

千葉県では停電や断水が長引いていて、南房総市では備蓄の水が約3日で底をついた。住民の約6割が高齢者である。停電が長期化した理由は電柱の甚大な被害である。 電柱の被害は約2000本で、関西地方を直撃の台風約1300本より多い。また、山間部では倒木伐採や電線に絡まった枝を取り除く必要があるので作業が大幅に遅れている。菅原経済産業相は電柱などが耐えられる数の強さの基準を見直す考えを示した。さらに、通電火災も発生していて警察と消防は電気ブレーカーを入れる前に配線などの状態を確認するよう呼びかけている。災害の影響で千葉県は住宅が大きな被害を受けて住むのが難しい人を対象に無償で県営住宅を貸し出す。インフラ支援としてKDDIは基地局の機能を持った船を館山の沖合で運用を開始した。

緊急時に充電式の掃除機が役立った。バッテリーの取り外しが可能でほかの電気製品に転用出来るのが特徴である。また、北海道胆振東部地震では大規模停電が発生し、自動車の電気で営業を再開したコンビニが話題になった。この経験を踏まえ、一般家庭の電気を車から供給する専用ケーブルが開発された。使いすぎるとブレーカーが過電流を防ぐ。

今日は敬老の日。総務省の推計によると日本の65才以上の高齢者は3588万人で過去最多を更新し、総人口に占める割合も過去最高の28.4%で、世界で最も高くなっている。一方働く高齢者の数は去年862万人で働く人全体に占める割合は12.9%で、いずれも過去最高を更新した。

香港では“容疑者を中国全土に引き渡せる”条例改正案撤廃発表後も抗議活動が続いている。デモは一部の参加者が過激化し警察は強制排除に乗り出し緊張が続いているという。警察とデモ隊の衝突で8人がけがをして男性が一時重体も意識は回復している。

今年山口銀行油谷支店がリニューアルオープンし、1階はバルになった。一方、窓口は大幅に縮小され行員は半分になった。オープンから1か月が経ち評判を呼んでいる。全面改修は支店改革第1弾として行われた。山口銀行などを傘下に持つ山口フィナンシャルグループは総資産10兆円を超える地元を代表する企業だが、人口減少や長引く低金利などの影響で経営環境は厳しさをます一方である。そのため全280支店の見直しを進めている。

サウジアラビアで起きた石油関連施設への攻撃を受けて、原油価格が急激に上昇した。

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南房総(千葉)
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通電火災
森田知事
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千葉市(千葉)
中央区(千葉)
北海道胆振東部地震
過電流
総務省
国連
敬老の日
香港(中国)
山口フィナンシャルグループ
下関(山口)
WTI先物価格

スポーツ (ニュース)
07:20~

パラ競泳世界選手権男子400m自由形決勝で富田宇宙選手が銀メダルを獲得した。また、男子50m平泳ぎ決勝で鈴木孝幸選手が銀メダルを獲得した。

大相撲秋場所8日目貴景勝vs御嶽海の対戦は突き押しで貴景勝が勝利した。

大相撲秋場所対戦結果を紹介した。

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パラ競泳世界選手権
富田宇宙選手
鈴木孝幸選手
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御嶽海
隠岐の海
豪栄道

気象情報 (ニュース)
07:23~

全国の気象情報を伝えた。

関東甲信越のニュース (ニュース)
07:25~

関東は大気の状態が不安定となっている。昼前までは千葉県・茨城県を中心に局地的に雷を伴った1時間50mmの大雨のおそれがある。あす朝までに予想される24時間雨量は多い所で関東・伊豆諸島で120mm。気象庁は浸水や土砂災害などに十分注意するよう呼びかけている。

千葉の大規模停電から1週間経ち、約9万4400戸が依然として停電。停電の復旧は今月27日までかかるとみられる。断水はきのう時点で約2万戸。通信が途絶えたままの地区では防災行政無線が機能しない所も。自治体では高齢者を対象に健康状態の確認を進める動きが出ているが、広範囲に及ぶため生活実態の把握は進まず。南房総・千倉町川口地区の方によればボランティアが来てくれないとお年寄りしかいないという。

関東甲信越地方の気象情報を伝えた。

交通情報を伝えた。東名高速道路下りは大井松田と御殿場の間の右ルートの神奈川と静岡の県境付近で乗用車の事故のため2km渋滞。富津館山道路上りは富津金谷インター付近で事故のため3km半渋滞。雨のため東関東自動車道の成田ジャンクションと潮来インターの間の最高速度は50kmに制限されている。首都高速5号線の下りは高島平で乗用車の事故のため1km渋滞。湾岸線の千葉方面へ向かう東行きは大井ジャンクションで1kmの渋滞。熱海ビーチライン下りは高波のため通行止め。

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厚生労働省
台風
土砂災害
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木更津(千葉)
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断水
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千倉町(千葉)
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千葉市(千葉)
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富津館山道路
富津金谷インター
東関東自動車道
成田ジャンクション
潮来インター
首都高速道路
5号線
高島平
湾岸線
神奈川県
静岡県
千葉県

まちかど情報室 スペシャル (バラエティ/情報)
07:30~

1日の防災の日では各地で防災イベントや避難訓練が行われた。しかし、街で防災について訊くと「防災の重要性がわからないからまだいいかな?」「あまり危機感がない」などの声が。このコーナーでは従来の発想に囚われない進化する防災のアイデアを紹介する。

田中美咲さんは防災ガール★の代表。メンバーは10代~30代までの若者で構成。従来の発想に囚われない斬新なアイデアを提案している。 例えばミサンガは口に当てると笛になり、金属部分を擦り合わせると火打ち石としても使える。ミサンガをほどけば200kgの重さに耐えられる紐に。バッグの表面のプリントは市街地のハザードマップとなっている。ビーチタオルは裏側がオレンジ色のため、津波からの避難を促すオレンジフラッグとしても使える。このように、防災グッズにファッションという付加価値をつけたものとなっている。

東日本大震災の後、福島県で復興支援活動を行っていた田中さん。東京の友人と会話をする中、「3月11日って何があったっけ?」という言葉に愕然としたという。田中さんは6年前の3月11日、女性が中心となって若者の防災意識を高めるため、団体を立ち上げた。東日本大震災を経験した友人と田中さんの雑談の中では「ヒールを履き続けることはありえない」「普段から折り畳めるパンプスを持っていれば」という会話から折り畳める靴が誕生。防災グッズにファッション性を取り入れることで若者に興味を持ってくれることに気がついた。

先月、田中さんたち防災ガール★のメンバーは災害の爪痕が残る崩れた建物へ。3年前に震度7の地震を観測した熊本・益城町で、未だ復興への長い道のりを歩んでいる。被災者たちの声に耳を傾けるメンバーたちは現場のニーズに応えることが重要だと考えている。何度も現地へ足を運ぶメンバーの声からは足元の悩みが出たことも。作業用長靴と共同開発し、試行錯誤の末にファッション性の高い長靴が生まれた。長靴は下に鉄板が入っており、釘の踏み抜きがないよう工夫されている。これまでの長靴は女性用サイズがなく重たい問題点があった。そこで軽量化し、持ち運びの際も丸めてコンパクトに。この長靴は災害ボランティアとして現地を訪れる女性たちに大きな反響を呼んだ。

この6年で一定の成果を残せたという田中さんたちは後継者育成に取り組んでいる。若者の防災意識を変えていくには自分たち以外にも同じような発想ができる企業・団体が必要だと考えている。今月、香川・高松市で行われた運動会では田中さんたちのアドバイスを受けているイベント会社が企画。イベントでは消火器での的倒し、心臓マッサージなどが行われた。田中さんたちはファッションに限らず、それぞれの企業・団体に合った形でレクチャーをしている。

防災について新井隆太さんは「防災意識を広める側も増えていかいないとなかなか難しい」などと述べていた。スタジオでは防災ガール★が開発したもの以外の防災グッズが登場。防災頭巾になるクリアファイルは正面にライトもついている。他にも防災頭巾になるランドセルカバーやストーンペーパーを使った折り紙で作ったお皿などが紹介された。

横浜の総合区民施設にあったのはオレンジ色のボード。このボードを作った新潟・長岡の紙加工メーカーによればこのボードはけが人を乗せる担架。約500kgの重さに耐えられるうえ、水に濡れても200kgまでなら問題なし。持ち手がたくさんついているので2人でも運べるが、大勢で協力して運ぶことが可能。ボードは紙を何層にも重ね合わせ、強い力で圧縮している。安達さんは創業77年を迎えたこの会社の3代目。これまで強度の高い紙を活かし、投票箱やランドセルなどユニークなアイデアを次々と生み出して来た。

きっかけは1995年の阪神・淡路大震災、けが人が畳や戸板に乗せられて運ばれたことだった。畳・戸板はそれ自体が重たく、その上にけが人を乗せて運ぶのは大変だろうと安達さんは考えた。紙の担架を作った後、2004年には中越地震が発生。報道に接した安達さんは避難所用の更衣室・授乳室を作った。更衣室は中越地震の他、能登半島地震や東日本大震災でも活用された。地元長岡市にも紙の更衣室は用意されていて、安達さんは「この材料の可能性をもっと広げていきたい」などと話している。

ある高齢者福祉施設では最近防災用の帽子を取り入れた。この帽子は防災頭巾よりも衝撃を吸収し、燃えにくい素材で作られている。たためばコンパクトになるため、場所を取らずに保管できる。別の会社では腹と足を固定することで介助者一人だけで階段を降りられる車椅子を導入している。車椅子の後ろにはゆっくり回転するベルトがついており、これがブレーキの役割をしているため、介助者が支えるだけで安心して降りることができる。お年寄りのベッドに敷かれているパッドは両サイドにポケットがあり、中にベルトが入っている。シートベルトと同じ丈夫な素材で出来ており、2本のベルトを肩にかければ車椅子などを使わずに避難ができる。このパッドは元消防士の方が自らの経験を基に開発されたものとなっている。

キーワード
避難訓練
防災の日
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ハザードマップ
津波
渋谷区(東京)
東日本大震災
福島県
東京都
仮設住宅
益城町(熊本)
明石(兵庫)
高松市(香川)
南区(神奈川)
長岡(新潟)
阪神・淡路大震災
中越地震
能登半島地震
長岡市
長岡市(新潟)
敬老の日
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