NHKニュース おはよう日本 2017年12月11日放送回

放送日 2017年12月11日(月) 7:00~ 7:45
放送局 NHK総合

番組概要

オープニング (その他)
07:00~

出演者の挨拶。

ニュース (ニュース)
07:00~

先週末に熊本市南区や鹿児島市などで行われた大相撲の冬巡業では、1つの会場に3600人ほどが駆けつけ取り組みに見入っていた一方で、売店では日馬富士を含めた4横綱の手形とサインの入った手ぬぐいが売れず残っていて、取り組みの後には選手たちを牽引する春日野親方が謝罪文を読み上げるなど各所に事件の傷跡が色濃く残っていた。貴ノ岩は巡業には参加しなかった。これまで日馬富士から2度にわたって任意で事情を聴き、また横綱白鵬などその場にた全員から聴取して証言の食い違いがないかを調べてきた鳥取県警は、”暴行に至った経緯や詳しい状況などが解明できた”として、起訴を求める意見付をした上で、きょうにもこの元横綱を傷害の疑いで書類送検することにしている。貴ノ岩は事件で頭に全治10日程度の怪我をした。日馬富士とはこれまでに示談はしていない。書類送検されたあとは、検察が起訴するかどうかなど刑事処分について判断することになる。

核兵器禁止条約の採択に貢献した国際NGOのICANがノーベル平和賞を受賞した。ノルウェー・オスロで行われた授賞式では代表としてベアトリス・フィン事務局長と被爆者のサーロー節子さんが記念のメダルと賞状を受け取った。フィン事務局長は壇上で、「核兵器の終わりか、人類の終わりか、どちらかを選ばくてはなりません。アメリカよ、恐怖よりも自由を選びなさい。ロシアよ、破壊よりも軍縮を選びなさい。北朝鮮よ、後輩よりも知恵を選びなさい。すべての国に呼びかけます。私たちの終わりではなく核兵器の終わりを選びましょう」と核兵器の廃絶を訴え、また被爆者としてはじめての演説を行ったサーロー節子さんは「私が13歳のとき、アメリカが最初の核兵器を私の暮らす広島の町に落としました。多くの市民が燃えて灰と化し、蒸発し、黒焦げの炭になりました。その中にはわたしの家族や351人の学校の仲間もいました。私たち被爆者は72年にわたり核兵器禁止条約を待ち望んできました、この条約を終わりの始まりにしましょう」と述べ、その真摯な姿勢は聴衆の涙を誘った。演説が終わると会場一同皆立ち上がって、2人に惜しみない拍手を贈った。会場近くでは広島や長崎の被爆者20人が集まり、式典の様子をICANの関係者とともに見守った。出席者や被爆者など多くの人々が今回の受賞を喜び早期の核兵器廃絶を望んだ一方で、今回の授賞式に核保有国の大使の姿はなく、核兵器をめぐる国際社会の対立が改めて浮き彫りになった形だ。今回ICANが平和賞を受賞したことを受けて、河野外相は昨夜「ICANが推進した核兵器禁止条約は日本政府のアプローチとは異なるが、核廃絶というゴールは共有している。今回の受賞を契機に国際社会の核軍縮・不拡散への認識や機運が高まることを喜ばしく思う。日本は核兵器の保有国を盛り込んで現実的・実践的な取り組みを粘り強く進める」という内容の談話を発表した。

スウェーデン・ストックホルムで10日、ノーベル文学賞の授賞式が行われ、日系イギリス人作家のカズオ・イシグロさんがスウェーデンの国王陛下からメダルと賞状を受け取った。受賞の理由について、文学賞の選考委員のダニウス教授は「記憶と忘却を追及しつづけたイシグロさんの作品について、激動の歴史の中にいる私たちがみずからを見つめ直す拡大鏡のようなものを与えてくれる」と評価した。このあと、恒例の晩餐会に出席したイシグロさんは、食事のあと「(ノーベル賞受賞という)栄誉は人類の進歩への貢献だ」と演説し、拍手喝采を浴びた。

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ノーベル文学賞
ダニウス教授
カズオ・イシグロさん
ストックホルム(スウェーデン)

おはよう天気 (ニュース)
07:10~

東京・渋谷から中継。全国の気象情報を伝えた。きょうから明日にかけて各地の天気は大荒れとなる見通しで、日本海側では最大瞬間風速30mから35mという暴風が吹き荒れそうだ。また大雪にも警戒が必要で、おおいところであす朝までに北陸で60cm、北海道・東北で40cmの雪が降る見通し。

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ニュース (ニュース)
07:12~

気象庁によると、日本海にある低気圧が急速に発達しながら北東へ進み、明日にはオホーツク海に進むと予想され、上空には今夜以降強い寒気が流れ込み、日本付近は明後日頃にかけて強い冬型の気圧配置が続く見込みだ。そのため北日本~西日本の日本海側はところによりふぶき、荒れた天気になる見込みだ。気象庁は暴風雪や高波、大雪による交通影響・雪崩に注意するよう呼びかけている。

パレスチナ暫定自治区では各地でイスラエル軍との衝突が起き、パレスチナ赤新月社によると、けが人はあわせて157人にもなるという。そしてエルサレムではバスターミナルの入り口で安全検査を行っていたイスラエル人の警備員がパレスチナ人の男にナイフで刺され大怪我をした。男はその場で捕まったが犯行の動機は分かっていない。パレスチナの武装勢力がイスラエル領内に向けてほっていた地下トンネルの映像をイスラエル軍が公開した。そして隣国のレバノンではアメリカ大使館近くで数百人が抗議し治安部隊と激しく衝突した。抗議デモはエジプトやトルコ・インドネシアなどでも行われているという。

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スペイン大使館
新宿御苑

けさのクローズアップ (ニュース)
07:22~

NEXT…「スピードスケートW杯 小平奈緒選手が世界新」

ノーベル平和賞を核兵器禁止条約の採択に貢献したとしてICANが受賞し、広島と長崎の被爆者の方も現地に出席しているが、一方で核廃絶を巡る現状に不安を抱えている。

ノーベル平和賞を核兵器禁止条約の採択に貢献したとしてICANが受賞し、広島と長崎の被爆者の方も現地に出席しているが、一方で核廃絶を巡る現状に不安を抱えている。式に招かれた被爆者の1人の田中煕巳さんは日本被団協の代表委員を務めていて、ICANの受賞については1つの成果だと感じているが「核兵器にしがみついている人達がいる」と話していた。72年前に広島と長崎に落とされた原子爆弾ではあわせて20万人以上が亡くなったと見られていて、田中さんは13歳の時に長崎で被爆し、親族5人をなくしていて、半世紀近く核根絶を訴えていた。国際社会で核兵器禁止条約に向けた議論が本格化したのは4年前で非人道性について話し合う議論で、田中さんが「けが人と何百人もの遺体が放置されていて地獄でした。被爆者の経験は核兵器の非人道性を語る出発点であるべきなのです」と話したことだった。そして、田中さんを動かしていたのは核の恐ろしさを知る被爆者がなくなっていく中で自分たちの声が世界に届かなくなる危機感だった。しかし、北朝鮮による核・ミサイル開発によって国際情勢は緊迫を増していった。

おはスポ (ニュース)
07:32~

アメリカ・ソルトレークシティーで行われたスピードスケートW杯で、女子1000mに日本勢から高木美帆選手、小平奈緒選手が出場、小平選手は世界記録を100分の9秒更新する1分12秒09の世界新記録で優勝、2位は高木美帆選手。日本の女子選手が個人単種目で世界新記録をマークしたのは初めてのこと。自信を持って1000mも私の距離だと思えると小平選手は話した。

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