池上彰が総ざらい 今年のニュースでわかる 平成30年間の日本 2018年12月27日放送回

放送日 2018年12月27日(木) 19:00~23:10
放送局 テレビ朝日

番組概要

オープニング (その他)
19:00~

池上彰が、「今年もいろんなニュースがあった。なんと言っても平成最後の新年をまもなく迎える。平成30年を振り返ると、私達の暮らしがどう変わったのかが見えてくる」などと話した。

オープニング映像。

池上彰が総ざらい 今年のニュースでわかる 平成30年間の日本 (バラエティ/情報)
19:01~

今年は数々の偉業に日本中が湧いた。2月には宇宙飛行士の金井宣茂さんが日本人として5年ぶりに船外活動に成功。5月には藤井聡太さんが史上最年少で七段に昇段し、6月には「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産に登録され、11月には男鹿のナマハゲなどが無形文化遺産に登録された。同じ月、2025年大阪万博の開催が決定し、遡って10月には本庶佑さんがノーベル賞を受賞。2月には羽生永世七冠と井山七冠が国民栄誉賞を受賞し、同じ月に行われた冬季五輪では過去最多となるメダル13個を獲得した。羽生結弦選手は史上最年少で国民栄誉賞を受賞した。6月にはサッカーW杯で日本代表が決勝トーナメントに進出した。

日本に世界遺産が誕生したのは平成になってからのこと。全部で22件ある。出演者が世界遺産を挙げていった。

平成5年、初めて日本に世界遺産が誕生した。屋久島と姫路城を含めて4件同時。この最初の登録から4年連続で、日本に世界遺産が誕生している。日本に22件ある世界遺産だが、そこからは自然破壊や過疎化などの問題が見えてくる。

世界遺産の目的は、人類共通の宝を保護・保存すること。管理を怠ると、世界遺産登録が取り消されることもある。今年登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」でも、過疎化が問題となった。

今年10月、本庶佑さんがノーベル賞を受賞。日本出身の受賞者27人のうち、平成30年間の受賞者は20人。出演者が名前を挙げていった。

キーワード
金井宣茂さん
藤井聡太七段
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
男鹿のナマハゲ
無形文化遺産
2025年大阪万博
ノーベル賞
本庶佑さん
羽生永世七冠
井山七冠
国民栄誉賞
藤澤五月選手
小平奈緒選手
羽生結弦選手
サッカーW杯
大迫勇也選手
世界遺産
白川郷・五箇山の合掌造り集落
明治日本の産業革命遺産
富岡製糸場と絹産業遺産群
知床(北海道)
姫路城
紀伊山地の霊場と参詣道
厳島神社
屋久島
石見銀山遺跡とその文化的景観
平泉(岩手)
法隆寺地域の仏教建造物
白神山地
古都京都の文化財
原爆ドーム
古都奈良の文化財
日光の社寺
琉球王国のグスク及び関連遺産群
小笠原諸島
富士山
ル・コルビュジエの建築作品
「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群
白川郷
日光東照宮
過疎化
野依良治さん
益川敏英さん
カズオ・イシグロさん
赤崎勇さん
天野浩さん
中村修二さん
大江健三郎さん
山中伸弥さん
田中耕一さん

池上彰が総ざらい 今年のニュースでわかる 平成30年間の日本 (バラエティ/情報)
19:18~

平成12年、タッチパネルに応用されている電気が通るプラスチックの開発で白川英樹さんがノーベル賞を受賞。平成14年には小柴昌俊さんが受賞し、平成27年には弟子の梶田隆章さんが受賞した。平成20年には下村脩さんや南部陽一郎さんなど4人が同時受賞。平成22年には鈴木章さんと根岸英一さんが受賞した。平成26年から今年までは5年連続で受賞している。

平成になって増えた日本のノーベル賞。学会などの旅費の補助や、論文投稿のサポートなどを国が行い、日本の優れた学者が国際的に認知されるようになった。しかし現在、「日本の科学の未来は明るくない」と言われている。2年前にノーベル賞を受賞した大隅良典さんは、「役に立つという言葉が社会をダメにしている」と話していて、近年の国・企業は成果が見えやすい研究にお金を出す傾向にある。

近い将来、ノーベル賞は中国人だらけになると言われている。主な国の研究開発費を比較すると、中国は日本を抜いてアメリカに迫る勢い。潤沢な研究費によって、世界中から優秀な学者が中国に集まっているという。

今年は将棋の羽生永世七冠と囲碁の井山七冠、フィギュアスケートの羽生結弦選手が国民栄誉賞を受賞。平成30年間の国民栄誉賞受賞者を紹介する。

キーワード
ノーベル賞
白川英樹さん
小柴昌俊さん
梶田隆章さん
下村脩さん
南部陽一郎さん
小林誠さん
鈴木章さん
根岸英一さん
赤崎勇さん
天野浩さん
中村修二さん
大村智さん
大隅良典さん
カズオ・イシグロさん
本庶佑さん
中国
アメリカ
国民栄誉賞
羽生永世七冠
井山七冠
羽生結弦選手

池上彰が総ざらい 今年のニュースでわかる 平成30年間の日本 (バラエティ/情報)
19:27~

今年3人が国民栄誉賞を受賞。多くが平成になってから受賞していて、27組中21組が平成に受賞している。出演者が受賞者の名前を挙げていった。昭和の時代には6人が受賞している。

国民栄誉賞の受賞者を決めるのは時の内閣。そのため、「内閣の人気取り」と言われることもある。しかし受賞の基準は曖昧で、必ずしも人気取りになることはない。

平成30年間の日本の偉業。池上彰は特に印象に残っているニュースにつちえ、ノーベル賞の受賞ラッシュを挙げた。池上彰は、「湯川秀樹さんの最初の受賞で、戦争に負けた当時の日本人に勇気を与えた。今や名前を思い出せないくらい多くの人が出てきたことは感無量」などと話した。

今年はお金に関するニュースが多かった。1月、仮想通貨580億円相当が不正アクセスにより流出。3月からは食品・サービスなどが次々と値上げされた。7月は記録的な不漁によりウナギの価格が上昇。10月からはレジ袋の有料化が義務付けされ、たばこも一斉に値上げされた。同じ月には安倍総理が消費税10%引き上げを表明。その一方、日経平均株価はバブル崩壊後最高値を更新した。

企業の評価に相当する時価総額。ランキングベスト50を紹介した。平成元年はほぼアメリカと日本の企業だったが、平成30年になると平成元年の32社から1社まで減っている。

キーワード
国民栄誉賞
羽生善治永世七冠
井山裕太七冠
羽生結弦選手
なでしこジャパン
森光子さん
美空ひばりさん
長嶋茂雄さん
王貞治さん
福田赳夫総理
吉田沙保里さん
松井秀喜さん
渥美清さん
男はつらいよ 寅次郎相合い傘
小渕恵三官房長官
千代の富士
長谷川町子さん
藤山一郎さん
丘を越えて
東京ブギウギ
服部良一さん
いつでも夢を
吉田正さん
黒澤明さん
高橋尚子さん
遠藤実さん
高校三年生
森繁久彌さん
大鵬
伊調馨さん
植村直己さん
古賀政男さん
山下泰裕さん
長谷川一夫さん
衣笠祥雄さん
森喜朗総理
麻生太郎総理
菅直人総理
湯川秀樹さん
ノーベル賞
仮想通貨
値上げ
ウナギ
消費税
安倍総理
日経平均株価
バブル崩壊
時価総額
アメリカ

池上彰が総ざらい 今年のニュースでわかる 平成30年間の日本 (バラエティ/情報)
19:42~

平成30年間の日本のお金に関するニュース。消費税がスタートしたのは平成元年から。最初は3%だった。同じ年、日経平均株価は今より倍近い約4万円。値段が高くてもモノが売れる年が続いた。円高の影響もあり、海外旅行も大ブームに。平成2年のころ、海外に行くと買い物に行く日本人で溢れかえった。しかし平成3年にバブル崩壊。株価も一気に落ち込み、平成20年になるとリーマン・ショックで世界的な不景気になった。そんな中、日本では安売り競争が始まった。

物価が下がり続けるデフレ。給料が少なくなると使うお金も少なくなり、その悪循環で景気が悪くなる。反対にお金を使えば企業が儲かり、給料も増える。平成初期は高くてもモノが売れるため好景気だった。

キーワード
消費税
日経平均株価
香港(中国)
バブル崩壊
リーマン・ショック
デフレ
LCC
発泡酒
第3のビール

池上彰が総ざらい 今年のニュースでわかる 平成30年間の日本 (バラエティ/情報)
19:51~

様々なモノが値上がりした今年。平成初期のように景気が良いとモノの値段が上がるが、今年の値上がりは人手不足や物流費の高騰などが理由のため、景気が良くなったわけではないという。

景気のいいニュースがあるにもかかわらず、多くの人があまり実感を感じていない。企業が儲けを会社に貯め込む内部留保が約446兆円まで膨らんでいるため、景気が回復しないという。一部の大企業が儲かり、一時的にボーナスなどを増やしているが、毎月の給料の増額や新事業などにはお金を使っていないため、多くの中小企業や一般人には景気回復の実感がないのが現状。会社も個人もお金を使わないため、給料もモノの値段も上がらない。景気良し悪しは物価を見れば分かる。

政府は定期的に物価を調査している。政府に委託された物価調査員が、モノの値段を調べて政府に毎月報告している。調査員はよく買われている銘柄の価格を調査。炭酸飲料だとコカ・コーラ、ドリンク剤だとリポビタンDなどを調査している。

物価調査員は何を調べているのか。出演者が予想した。つゆ・たれの調査項目では「エバラ焼肉のたれ 黄金の味」、ふりかけの調査項目では丸美屋の「のりたま」を調査している。暮らしの変化につれて調査対象が変わったものもあり、入浴剤は「バスクリン」から「バブ」、即席めんは不特定の商品から「カップヌードル」、アイスクリームは不特定のバニラアイスクリームから「ハーゲンダッツバニラ」、人形は「リカちゃん」から「シルバニアファミリー ファミリーセット」に変わっている。

日本の労働環境が大きく変わった今年。6月に働き方改革関連法が成立し、時間外労働の上限規制が設けられた。今月には改正出入国管理法が成立。

平成30年で職場環境はどう変わったのか。平成元年のよくある職場のイメージから、今ではほとんど見かけなくなった7つを出演者が予想した。

平成で労働環境はどう変わってきたのか。「24時間タタカエマスカ」が流行した平成元年、完全週休2日制が銀行からスタートした。平成4年からは役所でも完全週休2日制が開始。その後、一般企業にも広まり、平成9年には原則週40時間労働となった。学生の就職活動も現在とは大違いで、企業は学生を囲い込もうと会社説明会に参加するだけで1万円払ったり、入所後に土地をプレゼントしたりしていた。しかし平成6年に就職氷河期になると、平成20年には派遣切りにあった派遣労働者を救済する「年越し派遣村」が話題になった。平成23年にはブラック企業という言葉が流行。平成27年には大手広告会社の新入社員が過労自殺した。このころから働き方改革が叫ばれるようになった。そして今年、大きなニュースになった労働問題が外国人労働者受け入れ問題。治安悪化などが懸念されている。

改正出入国管理法が成立。平成の間で子どもの数が減り、全国で過疎化が進んでいて日本は深刻な労働人口不足に陥っている。農業と漁業は特に深刻で、農業では茨城県で20~30代の約3人に1人、香川県で約5人に1人、漁業では広島県で約2人に1人、高知県で約3人に1人が外国人労働者となっている。日本で働く外国人労働者の多くはアルバイトの留学生や技能実習生だが、賃金の低さが問題となっている。政府はおととい、報酬額は日本人と同等以上にすることなどの基本方針を決定している。

平成のお金や仕事に関するニュースで、池上彰は特に印象に残っていることに学生たちの就職活動を挙げた。池上彰は、「バブルの頃は1人で何社も内定をもらっていたが、景気が悪くなると就職氷河期になった。就職氷河期が長く続いたことで、若者が大人しくなった」などと話した。

今年、様々なハラスメントが問題になった。5月は日大アメフト部で悪質タックル問題が発生。日大の第三者委員会では前監督・コーチによる指示を認定したが、警視庁は「指示はなかった」として立件を見送った。1月にはレスリングの強化本部長がパワハラで辞任。7月には日本ボクシング連盟でパワハラ疑惑が浮上し、前会長・理事30人が辞任。審判員に圧力をかけた問題「奈良判定」は、今年の新語・流行語大賞のトップ10に入った。11月には芸能プロ社長によるパワハラ疑惑が発覚し、被害者は傷害で刑事告訴した。4月には財務事務次官によるセクハラ問題が発覚。本人は否定したまま辞任した。

ハラスメント法という法律はなく、法律にするには厳密な定義が必要になる。ハラスメントでも違法の程度に差があるため、法律化することが難しいという。厚生労働省は来年以降、「ハラスメントは許されない行為」として法律に明記する方向で動いている。

平成元年、新語・流行語大賞にセクシャル・ハラスメントが選ばれた。きっかけは、女性が職場の上司から性的な嫌がらせを受け不当解雇されたと訴えた裁判。日本初のセクハラ裁判として大きなニュースになった。平成2年には女性差別として各地でミスコンが廃止。平成5年になると、国がセクハラを定義化した。その後も男女平等の意識は広まり、平成6年ごろから学校でのブルマー着用が廃止。体育の授業も男女同じになった。法律の改正とともに、それまでの職業名も変更。平成13年には女性専用車両が登場し、新たなハラスメントとしてパワハラも登場した。ここから様々な○○ハラスメントが生まれた。

キーワード
値上がり
内部留保
物価
コカ・コーラ
リポビタンD
エバラ焼肉のたれ 黄金の味
のりたま
丸美屋
バスクリン
バブ
カップヌードル
ハーゲンダッツバニラ
リカちゃん
シルバニアファミリー ファミリーセット
安倍晋三総理大臣
働き方改革関連法
改正出入国管理法
就職氷河期
週休2日制
年越し派遣村
ブラック企業
過労自殺
働き方改革
外国人労働者
過疎化
広島県
高知県
香川県
茨城県
技能実習生
バブル
宮川泰介選手
日大
内田正人前監督
井上奨前コーチ
警視庁
リオ五輪
栄和人前強化本部長
日本ボクシング連盟
山根明前会長
パワハラ
新語・流行語大賞
奈良判定
セクハラ
福田淳一前財務事務次官
ハラスメント
厚生労働省
セクシャル・ハラスメント
女性専用車両
マタハラ
家事ハラ
セクハラやじ
モラハラ
オワハラ
ジタハラ

池上彰が総ざらい 今年のニュースでわかる 平成30年間の日本 (バラエティ/情報)
20:23~

社会問題となっているハラスメント。裁判で認定されたわけではないが、パワハラとして訴えられたケースを紹介した。パソコンのデスクトップ画像を家族の写真にしていたところ、これをみた他の従業員から「結婚していない人にとっては苦痛」と訴えられたケース、給湯室で1対1で注意をした上司が「威圧感を感じた」として訴えられたケースなどがある。現在は何でもかんでも「ハラスメント」だと騒ぎ立てる「ハラスメント・ハラスメント」という言葉も登場している。

ハラスメント保険が登場している。現在40種類以上あり、2年間で2倍以上の加入率だという。月額1080円で弁護士に相談できる直通ダイヤルと、弁護士費用の一部補償などを受けられる。北村晴男は、「有効だと思う。泣き寝入りを一定程度防げる」などと話した。さらに仕事を辞めるための退職代行サービスなるものも登場している。費用は3~5万円。

平成の間に女性の社会進出が進んだ。今年9月には女性の就業率が過去最高を更新し、5月には選挙で各政党が男女同じ数の候補者擁立を目指す男女共同参画推進法が成立した。

平成元年、衆院選で多くの女性候補が当選するマドンナ旋風が起きた。土井たか子が初の女性党首となり、平成5年には女性初の衆議院議長になった。同じ頃、女子が大学・短大の進学率で男子を初めて上回ると、平成3年には女子大生の就職率も男子を超えた。すると共働きと片働きの世帯数が逆転。女性の社会進出が急速に進み、平成4年には育児休業法の成立で努力義務だった育児休暇が申請すれば取れるようになった。平成6年には日本人女性初の宇宙飛行士である向井千秋さんがスペースシャトルに登場。企業のトップになる女性も次々に現れた。平成11年には改正男女雇用機会均等法が施行。多くの女性が夜10時以降も働けるようになった。男性のイメージが強かった職種にも女性が進出し、平成の中頃以降には女性政治家の進出も目立った。

キーワード
パワハラ
ハラスメント・ハラスメント
退職代行サービス
ハラスメント保険
男女共同参画推進法
マドンナ旋風
衆院選
土井たか子委員長
育児休業法
育児休暇
向井千秋さん
DeNA
南場智子さん
椎木里佳さん
改正男女雇用機会均等法
田中眞紀子さん
扇千景さん
小泉チルドレン
猪口邦子議員
片山さつき議員
佐藤ゆかり議員
蓮舫議員
事業仕分け
小池百合子さん

池上彰が総ざらい 今年のニュースでわかる 平成30年間の日本 (バラエティ/情報)
20:34~

女性の管理職の割合は、平成元年は2.0%で平成28年は10.3%。国会の女性議員比率は衆議院の2.3%が10.1%に、参議院は13.1%から20.7%になっている。一方、113の国や地域と比較すると女性の管理職の数は104位、女性議員比率は193カ国中160位となっている。女性の社会進出がニュースになっている一方で、専業主婦になりたい女性は3人に1人、2006年には専業主婦になりたい女性の割合がOECDの中で1位になった。

平成の社会問題で、池上彰が印象に残ったニュースに女性議員へのセクハラやじを挙げた。池上彰は、「女性記者が取り上げたことで問題になった」などと話した。

今年、100歳以上の高齢者は過去最高となる6万9000人を超えた。平成になり、日本人は長生きになっている一方、今年は病気に関するニュースが続出した。

1月、インフルエンザが大流行。ワクチンの製造が遅れたことが原因の1つとなった。5月には日本全国ではしかが流行し、11月には風疹が流行した。風疹は妊婦が感染すると胎児に影響が出る可能性がある。

キーワード
OECD
セクハラやじ
インフルエンザ
はしか
風疹

池上彰が総ざらい 今年のニュースでわかる 平成30年間の日本 (バラエティ/情報)
20:41~

今年、はしか・風疹が流行。昔流行った病気がなぜ今また流行しているのか。はしか・風疹はせきやくしゃみで感染し、感染力は高く特効薬がないため、事前にワクチンを打つことで予防できる。しかし免疫を持っていない人が多い世代があり、風疹については28歳~56歳の人に免疫のない場合が多いという。特に男性の風疹の免疫がない場合が多く、国は特定の世代の男性に来年から3年間、風疹の抗体検査や予防接種を無料にする。一方はしかは25歳~46歳の人が予防接種を2度受けていない人が多く、感染しやすいと言われている。

平成8年、O157が全国的に大流行。平成12年には入浴施設でレジオネラ症の集団感染が発生した。平成14年には中国からSARSが世界へ拡大。32の国と地域で約8000人が感染した。平成17年、同じく中国から鳥インフルエンザが流行。このウイルスが進化し、人から人へ感染するようになったのが平成21年に流行した新型インフルエンザだった。世界で約1万8000人が新型インフルエンザで死亡している。平成18年には都内のホテルで347人がノロウイルスに集団感染。平成26年はデング熱が流行した。翌年の平成27年、オリンピック目前のブラジルなど南米でジカ熱が流行した。日本でもこれまで16人の感染者が報告されている。

キーワード
はしか
風疹
O157
レジオネラ症
SARS
鳥インフルエンザ
新型インフルエンザ
ノロウイルス
デング熱
ジカ熱

池上彰が総ざらい 今年のニュースでわかる 平成30年間の日本 (バラエティ/情報)
20:50~

現在日本では83%の確立で新型栄養失調のリスクがあるという。子どもの貧困も指摘されており夏休みに給食がないため栄養失調となる子供が増えている。今、小・中学校では朝ごはんを提供する取り組みも広がっているという。

ビビる・大木はSARSが流行している時にイギリスでロケがあり、日本と中国がごっちゃになってて「SARSだから来るな」と言われたエピソードを話した。さらにデング熱の感染ルートについて池上が解説した。

今年も日本でエボラ出血熱の危険があるという。2018年にコンゴ民主主義共和国の保健省が流行宣言を出した。未だ有効なワクチンは開発されていない。現在日本では研究の為、エボラ出血熱などのウイルスの持ち込みが検討されているが、住民の反対などで研究ができていないという。

世の中が清潔になりすぎたため様々なアレルギー症状が出るようになったとも言われており、花粉を外敵と判断し攻撃する際に花粉症が起きると言われている。松嶋の娘がアナフィラキシーを持っており2人の先生が食べ物を確認してから提供していることなどを明かした。昨今、学校給食ではアレルギーのある子どもに別メニューを提供するなど変わってきているという。

平成17年度から廃止となったツベルクリン反応検査。かつて日本人の死因トップだった結核。その免疫の有無を調べるのがツベルクリン反応だった。しかし診断に結びつかないなどの理由から廃止になった。平成に入りインフルエンザ予防接種も無くなったという。平成28年から寄生虫卵検査や座高検査が必須項目から削除された。さらに平成7年度から胸囲検査も任意となった。

今年1年の自然災害や気象などを振り返る。1月から2月は全国各地で大雪が発生。今年は全国60ヵ所以上で最低気温を更新した。7月には日本観測史上最高41.1度を記録した。7月には平成最悪の水害が西日本を襲い、9月には25年ぶりに非常に強い台風が上陸し関西国際空港が水没した。2月は南海トラフ地震の発生確立が上昇し、6月には大阪北部地震が発生した。9月には北海道胆振東部地震が発生。さらに各地で発生した噴火の様子などを伝えた。

TKO・木本は大阪北部地震の時に新幹線で9時間閉じ込められたことなどを明かした。

今年12月にはインドネシアで噴火・津波が発生。1月にはフィリピンでマヨン山が噴火し、2月には台湾で地震が発生。5月にはハワイ・キラウエア山で噴火が発生したことなどを振り返った。今年11月のカリフォルニアの火災は2週間燃え続け、東京23区と同等の面積を焼いたという。

平成30年間の日本の自然災害を紹介。1991年には雲仙普賢岳が噴火し火砕流が発生。死者・行方不明者は44人に上った。

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子どもの貧困
SARS
デング熱
エボラ出血熱
コンゴ民主主義共和国
東京オリンピック
栄養失調
メタボリックシンドローム
花粉症
免疫
アナフィラキシー
ツベルクリン
寄生虫卵検査
座高測定
新宿区(東京)
渋谷区(東京)
金沢市(石川)
あわら市(福井)
熊谷市(埼玉)
坂町小屋浦(広島)
倉敷市(岡山)
西日本豪雨
地震調査委員会
南海トラフ地震
大阪北部地震
北海道胆振東部地震
本白根山
新燃岳
えびの市(宮崎)
桜島
木下隆行
インドネシア
マヨン山
キラウエア山
噴火
カリフォルニア(アメリカ)
火砕流
雲仙普賢岳

池上彰が総ざらい 今年のニュースでわかる 平成30年間の日本 (バラエティ/情報)
21:34~

今年のニュースでわかる平成30年間の不祥事を紹介。

今年1月、成人式に振り袖が届かず式に出られなかった人が出た。5月には東大で食堂を改修する際に名画を誤って廃棄、8月には東京医科大学で不正入試が発覚、さらに省庁や自治体で障害者雇用人数の水増しが発覚した。11月には日産自動車のゴーン容疑者が逮捕され、12月には札幌でスプレー缶大量噴射による爆発事故が起きた。一方、中国では高級ホテルの清掃員が洗面台を拭いたタオルでコップを拭く動画が話題になった。

スタジオトーク。新井は「はれのひ事件はひどかった」などと話し、木本は「東京医科大学の不正入試は衝撃的だった」とコメントした。池上は「女性は合格しにくい背景がある、結婚・出産に影響されない男性医師が欲しい」などと説明した。

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池上彰が総ざらい 今年のニュースでわかる 平成30年間の日本 (バラエティ/情報)
21:41~

平成5年、子どもに悪魔と命名しようとした親に対し役所が拒否、親は常用漢字と反論し騒動となった。平成10年、大蔵省の幹部が過剰な接待で大量処分された。平成12年、三菱自動車が事故につながる不具合を長年隠していたことが判明、平成28年には軽自動車の燃費データを改ざんしたことも問題となった。平成18年は元ライブドア社長の堀江貴文氏が粉飾決算で逮捕された。平成19年、誰のものか分からない年金記録が5000万件見つかり、これがきっかけで「ねんきん定期便」が誕生した。平成19年は食品偽装が相次ぎ、平成23年には焼肉店で集団食中毒が発生した。平成25年はホテル等で食材偽装が発覚し食の安全性に注目が集まった。

スタジオトーク。池上は食品偽装の増加により食品表示Gメンと呼ばれる人による覆面調査が行われるようになった、覆面調査員は立ち入り調査ができるようになったと説明した。摘発数は年間約700件あり、悪質業者は公表される。食品表示Gメンは全国に2000人いるという。

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ライブドア
堀江貴文氏
粉飾決算

池上彰が総ざらい 今年のニュースでわかる 平成30年間の日本 (バラエティ/情報)
21:51~

平成27年、マンション等で杭打ちデータの改ざんが問題となった。同年、日本年金機構から個人情報が流出、さらに東京五輪エンブレムのパクリ騒動もあった。平成29年には「てるみくらぶ」が倒産、タカタがエアバッグの欠陥を隠蔽し続けた結果倒産した。

スタジオトーク。池上は不祥事で会社がつぶれる時代になったと話し、コンプライアンス違反による倒産件数を紹介した。

池上は「働く人の意識が変わった」などと話し、上場企業へ行ったアンケートを紹介した。アンケートでは不正があったと答えた企業が約半数あったと話し、うち41.8%が企業自ら不正事実を公表していると話した。隠し事をしないことが企業にとって大切になってきたという。

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てるみくらぶ
山田千賀子被告
日本年金機構
タカタ
コンプライアンス
はれのひ
  1. 12月27日 放送