テレメンタリー 2014「壁よ、さようなら〜ハンセン病元患者と子どもたち〜」

『テレメンタリー』は、ANN系列のドキュメンタリー番組である。タイトルは「テレビドキュメンタリー」からの略称による造語。タイトルの後には年号が入る(例:『テレメンタリー2017』)。

出典:goo Wikipedia

放送日 2014年9月2日(火) 2:26~ 2:56
放送局 テレビ朝日

番組概要

オープニング (その他)
02:27~

オープニング映像。

壁よ、さようなら〜ハンセン病元患者と子どもたち〜 (バラエティ/情報)
02:27~

国内にあるハンセン病療養所の最大規模の施設、国立ハンセン病療養所 菊地恵楓園。高い壁で区切られた施設内に生きていく人達がいる。園田米子さんは20代でハンセン病に診断され、施設に入った。子どもを産まないという書類に判子をおした時のことは忘れられないと語った。

杉野芳武さんと桂子さんの夫婦はともに10代でハンセン病にかかり、身篭っていた子どもを産むことが許されなかった。ハンセン病は必要以上に隔離され、患者たちは迫害を受けた。しかし2001年にハンセン病違憲国賠償訴訟で勝訴し、国に責任を認めさせた。さらに、施設の中に「かえでの森 こども園」が設立され、雰囲気は大きく変わった。

菊池恵楓園入所者自治会事務所では「地域に開かれた療養所づくり」を始めている。施設に保育施設を建てたのもその一環で、入居者たちは子どもたちと触れ合うことができている。園田米子さんは子どもに人気のおばあちゃんになっていた。

卒園式の日に保護者と子どもたちが入居者たちを訪ね、お世話になった挨拶を行った。しかし、こういった中にも、園田米子さんが不安を抱いていたことがある。何も知らない子どもたちだけでなく、父兄もともにいた事から、出るに出られない状況があった。このように心に壁が作られるようになったのは、2003 年にホテルがハンセン病患者の宿泊を拒否した問題が背景となっている。誹謗中傷の手紙が届くなど、社会との距離を実感させられた事件である。しかし、そんな中、感染者の胸中を知った保護者たちが手紙や便箋でメッセージを送るようになった。保育士の吉原一さんがそのメッセージをコピーし、入居者たちに手渡して伝えている。

キーワード
ハンセン病
菊池恵楓園入所者自治会

壁よ、さようなら〜ハンセン病元患者と子どもたち〜 (バラエティ/情報)
02:42~

園田米子さんは子どもの保護者たちからもらったメッセージで心を開く勇気を持つようになった。「かえでの森 こども園」では今年3人の卒園者を出し、その保護者たちは入居者に感謝の気持を語った。

杉野さん夫婦は介護の必要性から、設備の整った家屋へ移住した。入居者の平均年齢は82歳、最も多い時期1700人いた入居者は現在301人になった。杉野さんは残された時間を幸せに過ごしたいと願った。

園田米子さんのもとに卒園した子どもたちが保護者とともに遊びに来た。少しずつ、壁を払う一歩を踏み出している。療養所に入居して以来、初めて壁の外の家に訪れるなどもした。菊池恵楓園の盆踊りには参加する住民も増え、見えない壁を取り払おうとしている。

キーワード
ハンセン病

エンディング (その他)
02:54~

エンディング映像。

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