テレメンタリー 2018「一度でいいから 〜日朝をつなぐ家族の絆〜」

『テレメンタリー』は、ANN系列のドキュメンタリー番組である。タイトルは「テレビドキュメンタリー」からの略称による造語。タイトルの後には年号が入る(例:『テレメンタリー2017』)。

出典:goo Wikipedia

放送日 2018年4月7日(土) 3:30~ 4:00
放送局 テレビ朝日

番組概要

オープニング (その他)
03:31~

オープニング映像。

一度でいいから 〜日朝をつなぐ家族の絆〜 (バラエティ/情報)
03:31~

2月20日、今回で38回目の訪朝になるフォトジャーナリストの伊藤孝司さんは北朝鮮に訪れていた。伊藤さんは今回、北朝鮮で暮らす日本人女性たちの特別な取材許可を得ていた。昨年8月、伊藤さんは北朝鮮唯一の残留日本人、荒井瑠璃子さんの取材を行っていた。荒井さんは終戦時の混乱の最中、家族と離れ離れになり、以来北朝鮮で暮らし続けてきた。その時の取材で出会ったのが1950年代に始まった帰国事業で在日朝鮮人の夫と北朝鮮に渡った日本人妻たちだった。あれから半年、北朝鮮を取り巻く状況は大きく動き始めた。その片隅で見たのは肩を寄せあって暮らす日本人女性たちだった。

取材初日、伊藤さんは北朝鮮当局の担当者から今回の取材に関する情報を聞かされた。それはメインで取材しようとしていた人2人が亡くなっていることだった。翌日、東部の町「咸興(ハムン)」を目指し当初の予定通り日本人を取材。咸興には現在36人の日本人女性が暮らしている。荒井瑠璃子ら4人の日本人女性と会った。

今回亡くなっていることがわかった岩瀬藤子さんは半年前は元気な姿を見せていた。この時行っていたのはダム建設の労働者達に日用品を送るボランティア活動。一昨年、咸興に暮らす日本人女性は咸興にじの会を立ち上げた。岩瀬さんは中心人物として活躍。しかし1ヶ月前に脳出血で死亡。中本愛子さんは岩瀬さんと50年以上苦楽を共にしてきた。中本さんは一日中泣いて暮らしたと話した。

1959年に始まった在日朝鮮人の帰国事業。この時、在日朝鮮人の男性と結婚していた約1800人の日本人妻が北朝鮮へ渡った。しかし消息がわからなくなった日本人妻も多く、現在、健在の人の数は不明。北朝鮮に暮らす日本人女性の多くは急速に高齢化。荒井さんも転倒して腰を痛めていた。体の衰弱が進む中、日本への一時帰国を待ちわびている。翌日、伊藤さんは亡くなった岩瀬さんの家を訪れた。岩瀬さんは息子夫婦と暮らしており、晩年は故郷を思い出していたと話す。孫のチョンちゃんは現在も岩瀬さんが日本で治療中と信じている。25年に渡り約9万3000万人が北朝鮮へ渡った帰国事業。当時在日朝鮮人の多くが民族差別と生活難に苦しみ、生活保護を受ける人も多くいた。財政負担を減らしたいと考えていた日本政府。そして体制の宣伝や日本との関係改善を模索していた北朝鮮。両国政府の思惑が一致し、大規模な帰国運動に発展。当時の日本のメディアも北朝鮮の国力を礼賛、「地上の楽園」とも呼ばれていた。しかし、北朝鮮を脱北した日本人妻の手記には生活環境に苦しむ姿が記されている。29歳で北朝鮮に渡った中本さん。現在は娘と孫と暮らしている。

当初、3年経てば里帰り出来ると言われてきた日本人妻たち。時折集まっては相談し支え合ってきた。

1990年代に始まった日朝国交正常化交渉により日本人妻の里帰り事業が大きく進展した時期があった。1997年から3年間で3度に渡り43人の一時帰国が実現。しかし2002年に突然の中止。その後北朝鮮は核開発に動き出し、日朝関係は悪化。流れが変わったのは2014年のストックホルム合意で日本人妻を含む全ての日本人の調査について合意した。しかし、日本政府が拉致問題を優先する中、日本人妻たちの里帰り問題は棚上げにされてきた。

ハムンを離れる前日、伊藤さんはにじの会の事務所に挨拶に訪れていた。この日中本さんが大切している51年前に妹から来た手紙を見せてくれた。中本さんが日本を出てから両親はなくなり、兄弟だけが残された。何度かやりとりしていた手紙も次第に滞るようになり、現在は互いの消息がわからなくなっていた。中本さんは日本を離れる直前の妹との思い出を話し、せめて手紙の1本でも来てくれたら夜な夜な思うことが多いと話した。伊藤さんは1時間でも2時間でも故郷に行きたいと言っている人もいてその思いを何とか実現させてあげたいと強く感じたと話した。

中本さんの依頼を受け、番組は転居を重ねていた妹を探し、会うことが出来た。

キーワード
平壌空港
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咸興にじの会
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島倉千代子
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成田空港
ストックホルム合意
熊本県
岩瀬藤子さん
北朝鮮に嫁いで四十年

一度でいいから 〜日朝をつなぐ家族の絆〜 (バラエティ/情報)
03:53~

北朝鮮に渡って60年になる中本愛子さんの妹に林恵子さんに姉の姿を見てもらった。林恵子さんも中本さんからの手紙を大切に保管している。林さんは北朝鮮にいる中本さんに対して、早くに母親にを亡くしていて、女として腹の底から相談できる姉がいたらと良かったと話した。林さんは姉の中本さんにビデオメッセージを残した。

エンディング (その他)
03:58~

エンディング映像。

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