ザ・ノンフィクション “六本木の帝王”がいない冬

『ザ・ノンフィクション』は、1995年10月15日からフジテレビで放送されている日本のドキュメンタリー番組。字幕放送で、一部放送回ではステレオ放送あり。BSフジでも2011年4月7日から2014年9月までレギュラー放送された。現在は不定期放送。

出典:goo Wikipedia

放送日 2013年12月15日(日) 14:00~14:55
放送局 フジテレビ

番組概要

オープニング (その他)
14:00~

今日のザ・ノンフィクションは、ニューハーフを主軸に据えて大成功した六本木のショーパブのオーナー・谷本捷三に密着。しかし、六本木の帝王と呼ばれた谷本捷三は、取材中の2011年12月に亡くなった。その晩年、人間模様とは…。

“六本木の帝王”がいない冬 (バラエティ/情報)
14:04~

六本木にあるシアターレストラン「六本木・金魚」は、ニューハーフを中心にしたダンスを見せるいわゆるショーパブ。客層は幅広く、自在に上下するステージがめくるめくイリュージョンを生み出し、踊り子が舞う。

「六本木・金魚」の経営者、谷本捷三は新宿にもショーパブを2軒持ち、ショーのクオリティに絶えず目を光らせていた。この日、新宿の「ギャルソンパブ」にやってきた谷本は、新人ダンサー・樋口帆波を抜擢したが、元々のメンバー達には面白くなかった。練習を視察した谷本は14年来の付き合いがある振り付け担当の片山治軌(通称ハル)を罵倒し、ハルの顔は青ざめていた。

そのハルが谷本への不満を爆発させたのは「琉球村」で行われていた沖縄公演での事だった。会場を沸かせるやり方は、ハルと共に沖縄を任された演出家の鎌田絢也が担当していた。一月の公演を終えた打ち上げの席では、溜め込んでいた谷本批判が噴出した。鎌田は「金魚」のステージに衝撃を受けて谷本の門を叩き、谷本にかわいがられてきた人物だったが、沖縄公演から戻ってみると谷本と鎌田の間にも冷たい隙間風が吹き始めていた。

「金魚」には、オープン以来演じ続けられてきた沖縄を舞台にした演目がある。谷本を水商売に引き入れたのは実の姉・池口麗子だった。六本木のランドマークだったスクエアビルで谷本は10軒のディスコを経営していたが、それも今は昔。スクエアビルの跡地は今は駐車場になっている。バブル終焉を察知した谷本は「金魚」をはじめとするショーパブを成功させたが、その頃の谷本をよく知る「DAINI’S table」の岡田大貮は、ショーパブと聞いて当時は驚き、谷本以外には誰もその発想が無かったと語った。

谷本に抜擢された新人ダンサー・樋口帆波をセンターに据えた事でステージは一際パワーを増した様に見える。だが、踊り子達の間にも波紋は広がっていた。例えばニューハーフのフィリピン人ダンサーのケイトはトップの座を帆波に奪われて店を辞め、ベテランの朝倉南も辞めていった。ダンサー達の離脱は大きな痛手だったはずだが、谷本は悠然としており、「金魚」は他の店からダンサーを呼んで急場をしのいだ。

キーワード
池口麗子さん
スクエアビル

“六本木の帝王”がいない冬 (バラエティ/情報)
14:25~

六本木にあるシアターレストラン「六本木・金魚」は、ニューハーフを中心にしたダンスを見せるいわゆるショーパブ。客層は幅広く、自在に上下するステージがめくるめくイリュージョンを生み出し、踊り子が舞う。

「六本木・金魚」の経営者、谷本捷三は新宿にもショーパブを2軒持ち、ショーのクオリティに絶えず目を光らせていた。この日、新宿の「ギャルソンパブ」にやってきた谷本は、新人ダンサー・樋口帆波を抜擢したが、元々のメンバー達には面白くなかった。練習を視察した谷本は14年来の付き合いがある振り付け担当の片山治軌(通称ハル)を罵倒し、ハルの顔は青ざめていた。

そのハルが谷本への不満を爆発させたのは「琉球村」で行われていた沖縄公演での事だった。会場を沸かせるやり方は、ハルと共に沖縄を任された演出家の鎌田絢也が担当していた。一月の公演を終えた打ち上げの席では、溜め込んでいた谷本批判が噴出した。鎌田は「金魚」のステージに衝撃を受けて谷本の門を叩き、谷本にかわいがられてきた人物だったが、沖縄公演から戻ってみると谷本と鎌田の間にも冷たい隙間風が吹き始めていた。

ダンサーが相次いで離脱した「金魚」を救う為、鎌田は静岡市のニューハーフラウンジ「PRICILLA」を訪れ、ユキをスカウトした。「PRICILLA」のオーナー、紅は谷本の為ならとユキを送り出す考えがあったが、ユキは臆していた。最終的に、鎌田の説得によりユキは店を移る事になったが、谷本はユキを「金魚」ではなく新宿の店に入れると決めてしまった。谷本は、鎌田の事を「闘う事を持っていない」と評していた。

ほどなく、谷本は新人ニューハーフとして真田玲臣を連れてきて、厳しいレッスンを受けさせた。フィリピン人ダンサーのシャイナは「金魚」で5年のキャリアを重ねてきており、谷本や鎌田の持ち味をわかっていたが、2人が作っている物には違いがあると語っていた。

新潟で公演が行われた日。谷本は公演を視察しにきたが演出の鎌田と会話しようとせず、谷本に無視をされていると感じていた鎌田の心は限界に来ていた。

キーワード
六本木・金魚
ギャルソンパブ
琉球村

“六本木の帝王”がいない冬 (バラエティ/情報)
14:38~

新潟公演を終えて1か月、谷本との溝が深まっていた鎌田は「金魚」を辞める決心をした。谷本は涙を流しながらも引き止めず、「まず自分のために頑張れ」などと声をかけて鎌田を送り出した。

それから11か月後、谷本は心筋梗塞によってあまりにも唐突にこの世を去った。葬儀は近親者だけを集めてひっそりと行われた。享年67、六本木の帝王は伝説となった。

“六本木の帝王”がいない冬 (バラエティ/情報)
14:44~

谷本の葬儀から2ヵ月が経った2012年2月6日、谷本を見送るお別れ会が「金魚」で開かれ、ごく親しい友人達が集まった。「DAINI’S table」の岡田大貮や株式会社アクスの松井雅美が、谷本の死を惜しむコメントを出した。谷本が目をかけていた真田玲臣もステージに既に立っており、谷本は家族の様に自分を気にかけてくれていたと語った。

谷本が亡くなってから既に2年近くが立つが、「金魚」では伝統の公演が今でも行われている。谷本のやり方に不満をむき出しにしていたハルは事実上の責任者となっていたが、今は谷本と出会えた事が幸せだと思っていると語っていた。静岡から上京したユキは新宿の店でトップダンサーになっていた。谷本の元を飛び出した鎌田は、小さなマンションの一室でイベント会社を旗揚げしており、今でも時折谷本の事を想うと語っていた。

2013年11月、系列3店舗のダンサー達が「金魚」に集まった。今はハルの呼びかけで、谷本の3回忌に向けて追悼のステージが準備されているという。

テーマ曲:「サンサーラ」(たむらぱん)、挿入曲:「Only Blue」(寺井尚子)

キーワード
アクス
北山創造研究所
谷本捷三
サンサーラ
たむらぱん
Only Blue
寺井尚子

エンディング (その他)
14:51~

映画「ラーメンより大切なもの~東池袋 大勝軒 50年の秘密~」のDVDが発売中。視聴者10名にプレゼントする。

キーワード
ラーメンより大切なもの~東池袋 大勝軒 50年の秘密~
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