FNSドキュメンタリー大賞 結(ゆい)思いは海を越えて?南の島の産声を守れ3?

『FNSドキュメンタリー大賞』(エフエヌエス・ドキュメンタリーたいしょう)は、FNN/FNS加盟28局が番組制作の質向上を目指すことを目的に1992年から毎年行っているドキュメンタリー番組のコンテストである。

出典:goo Wikipedia

放送日 2012年9月17日(月) 2:20~ 3:15
放送局 フジテレビ

番組概要

結(ゆい)思いは海を越えて~南の島の産声を守れ3~ (バラエティ/情報)
02:21~

鹿児島県徳之島では、生まれたばかりの「そらちゃん」のお祝いの会が催されていた。 徳之島は出生率日本一で子どもが生まれると総出で誕生を祝う。徳之島では「結」という人と人が手をとり合うという島の精神が生きていた。出産は鹿児島までいかなければならなかったという。

オープニング映像。

キーワード
徳之島(鹿児島)

結(ゆい)思いは海を越えて~南の島の産声を守れ3~ (バラエティ/情報)
02:26~

大量出血の可能性もあったが鹿児島市の病院でそらちゃんが無事に生まれ、家族みんなで喜んでいた。

2007年の種子島にあった池田医院は、頑張れば営業は続けられたがバックアップがとれてないので患者が逆に危険だという。

過去に務めていた宮上病院も閉鎖されてしまったこともあり、徳之島では産婆さんを目指し活動している助産師だったの女性がいて母親でもあるのでなにか出来ないかと活動しているという。「どうする!?徳之島のお産」シンポジウムが開かれ、島の人々が集まってお産について考えていた。

野中さんは2011年2月に岩手県遠野市の「遠野市助産院ねっと・ゆりかご」を訪れ、ネットなどの仕組みを教えてもらった。遠野市でも産科医が不足したため「モバイルCTG」を使用し開業したという。「遠野市助産院ねっと・ゆりかご」では周辺の12の医療機関とネットワークを結び、テレビ電話などを使い遠隔操作で検診などを行っていた。

岩手市内に周産期医療情報ネットワーク「いーはとーぶ」を導入さら、岩手県内の39の産婦人科機関と24市町村が加盟している。妊婦の緊急搬送では救急車に助産師たちが同乗し24時間体制で対応してくれるという。野中さんは鹿児島の離党にもこのシステムを導入しようと考えていた。

2011年3月11日に東日本大震災が発生し、多くの犠牲者がでて遠野市の遠野市助産院ねっと・ゆりかごでは妊婦や母親たちの支援に動いていた。

キーワード
鹿児島市(鹿児島)
種子島(鹿児島)
池田医院
徳之島(鹿児島)
「どうする!?徳之島のお産」シンポジウム
遠野市(岩手)
モバイルCTG
いーはとーぶ
岩手市(岩手)
東日本大震災

結(ゆい)思いは海を越えて~南の島の産声を守れ3~ (バラエティ/情報)
02:43~

沖永良部島で唯一の沖永良部徳洲会病院の産科医小林純郎医師が亡くなった。離島の産科医不足はますます深刻になった。

今年3月徳之島徳州会病院に福島から赴任していた産科医の伊藤史浩医師が島を去ることになった。伊藤医師は福島県立医科大学の出身では医師の流動化が深刻なことから福島へ帰ることを決意。徳之島は小児科医が島内にいなく後任の医師は決まったものの伊藤医師は5年間の間一人で島の分娩を支えてきた。

種子島では2008年種子島産婦人科医院が誕生。2011年唯一の常勤・助産師の退職で休診の危機に晒された。田上病院の高山千史麻酔科医は助産師のハードな勤務実態を行政に訴えた。結果、鹿児島市の病院などから応援の助産師が送り込まれるなど、島の行政も助産師の待遇を改善した。

キーワード
小林純郎
沖永良部島
徳之島
種子島
田上病院

結(ゆい)思いは海を越えて~南の島の産声を守れ3~ (バラエティ/情報)
02:52~

2011年11月種子島の高山麻酔科医の呼びかけで地域の産声を守るために運動している人が種子島に集結して「へき地離島 周産期医療フォーラム」が開かれた。参加者は宮崎、長崎、香川、群馬など多彩。このフォーラムにも参加した野中さんは徳之島のNPOで「島々を結ぶ産声ネット」を立ち上げ、鹿児島市の小児科医と徳之島の母親たちとをICTで結ぶシステムづくりに取り組んでいた。またフォーラムでは加藤一朗医師から参加の研修を積んだ総合医などが島にいればお産を継続できるという提案などもあがった。

島根県の隠岐島は2006年に産科医が不在になり産科医が崩壊した。市長の要請などで総合医の加藤一朗医師が島に赴任した。1人体制ではお産はしないという島の方針から加藤医師は助産師との連携で島に産声を取り戻した。この経験から「お産の輪を広げよう」という活動「ALSO」に参加。また、日本初の地域の救急救命士を巻き込んだお産救急の基礎講習の「BLSO」を開催させた。

2011年11月 種子島で加藤一朗医師は鹿児島県では初のセミナー「BLSOの講習」を開いた。救命救急士や保健士などが受講した。受講した鹿児島大学の学生は良い体験ができたと話した。今回種子島で開催された「へき地離島 周産期医療フォーラム」は次回、島根県隠岐島で開催される。

キーワード
種子島
徳之島
へき地離島 周産期医療フォーラム
島根県
隠岐島
ALSO
BLSO

結(ゆい)思いは海を越えて~南の島の産声を守れ3~ (バラエティ/情報)
03:03~

2012年2月、徳之島。徳之島空港には徳之島子宝空港と愛称が付けられた。そこに岩手県遠野市の「ねっと・ゆりかご」のメンバーが来島した。彼らは勉強会で、周産期医療情報ネットワークの「いーはとーぶ」などについて話した。陸前高田では住民基本台帳のデータも失われたが、いーはとーぶのホストコンピュータは内陸の岩手医科大学にあったので、データが守られた。

菊池幸枝は、震災を経験して、今あるものを創りあげていくともっと良い取り組みになるのではないかと語った。沖永良部島和泊町の職員や与論町の助産婦は研修会に参加した感想と自分たちの環境について語った。

奄美大島では、モバイルCTGが導入され、妊婦に活用された。この日訪ねた、白石由希菜さんの家まではおよそ1時間かかった。 毎朝モバイルCTGを使用して検診した結果は奄美市内の産科医に情報が送られる。小田切幸平医師らは、モバイルCTGの必要性や島々における体制について語られた。

徳之島では多くの家族が浜辺で初夏を楽しんでいた。鹿児島の行政は、島外出産費用の助成や医療ICT活用を模索中であることを紹介した。しかし、野中涼子さんは産科医の確保がままならないなかで、一緒になって動いてくれている人がいると語った。

岩手県・陸前高田で被災した浅沼里奈さんは親子で遠野市に避難した。浅沼さんは失った母子健康手帳を再発行できたことについて、このシステムが全国どこにでもあれば心強いと話した。

キーワード
徳之島(鹿児島)
遠野市(岩手)
ねっと・ゆりかご
いーはとーぶ
陸前高田市(岩手)
与論町(鹿児島)
和泊町(鹿児島)
沖永良部島
震災
モバイルCTG
奄美市(鹿児島)
奄美大島
医療ICT
徳之島
陸前高田(岩手)
母子健康手帳
  1. 前回の放送
  2. 9月17日 放送
  3. 次回の放送