新報道2001 2015年6月14日放送回

『新報道2001』(しんほうどうにせんいち)は、フジテレビ系列(クロスネット局除く)で2008年10月5日から2018年4月1日まで毎週日曜日 7:30 - 8:25(JST)に生放送されていた政治討論番組である。

出典:goo Wikipedia

放送日 2015年6月14日(日) 7:30~ 8:55
放送局 フジテレビ

番組概要

ニュース (ニュース)
07:30~

FIFA 女子ワールドカップ2015・グループステージ第2戦がカナダ・バンクーバーで行われ、女子日本代表・なでしこジャパンがカメルーンと対戦。日本は澤穂希が20年ぶりにスタメン落ちするなど、初戦と比べて5人を入れ替えた。鮫島彩選手は同じく初スタメンの川澄のアシストで先制、代表初選出の菅澤優衣香選手が2点目。後半には澤穂希が途中出場して膠着した試合の中でチームを鼓舞した。試合は日本が2対1で勝利、選手層の厚さを見せつけ決勝トーナメント進出を決めた。

日本の国会では、与党が派遣法改正案の審議を強行。自民・渡辺博道委員長の入室が民主党議員らに妨害され、のちに民主党の内部文書で妨害工作が指示されていたことがわかった。委員長はその後通院し、頚椎捻挫で全治2週間のけがを負ったと主張した。内部文書には安倍首相に対する行動も書かれており、「手を出さない」「ヤジは飛ばす」などの指示に従ったという。

委員会質疑では野党が妨害の理由として、日本年金機構の情報流出問題に関する審議を要求している。今月1日に理事長らが会見を開き謝罪、のちに東京・港区の海運会社のコンピュータに個人情報が蓄積されたことが判明した。職員がメールに添付された遠隔操作プログラムを実行して感染したといい、専門家の杉浦隆幸氏(ネットエージェント)がその手口と効果を解説した。プログラムの分析にあたる会社の政本憲蔵氏(マクニカネットワークス)が、攻撃の特徴について解説した。

過去の委員会での審議阻止を紹介。2004年の参院・厚生労働委員会では委員長のマイクを与野党が奪い合った。その他、椅子や机が倒される映像などを紹介した。

キーワード
FIFA 女子ワールドカップ2015
なでしこジャパン
カメルーン
バンクーバー(カナダ)
鮫島彩選手
菅澤優衣香選手
澤穂希
渡辺博道委員長
民主党
頚椎捻挫
安倍首相
派遣法改正案
年金
ネットエージェント
川澄
港区(東京)

ニュース (ニュース)
07:39~

日本年金機構の情報流出について、ウイルスを分析する会社のセンター長・政本憲蔵氏(マクニカネットワークス)は、ウイルスが中国の春節の時期に1つも作られていない、メールに中国語特有の漢字が使われているなどと指摘する。日本への攻撃について、分析会社代表・西本逸郎氏(ラック)が解説した。中国の攻撃はアメリカなどにも及び、米国内での400万件の個人情報流出が中国によって行われた可能性があると報じられた(ロイター)。慶応大学大学院・土屋大洋氏は、中国には日米の政府中枢の情報をとりたいとの狙いがあると話す。

政府の推進する「マイナンバー制度」についても、セキュリティ会社代表・西本逸郎氏(ラック)が懸念を語る。内閣官房HPでは「安全・安心」を国民に訴える動画を公開しているほか、自民・公明両党がおとといから年金情報問題の対策協議を始めている。

日本年金機構の設立について解説。社会保険庁時代に「消えた年金」問題が発覚したことから2010年に設立した。ゲストの長妻昭氏は、設立は民主党の問題追及によるものであり、その後の民主党政権下では緊張感があったと語る。厚労省による事業評価では民主党政権時代も個人情報保護の取り組みの甘さが指摘されるなど、体質が変わらなかったとの指摘もある。セキュリティ会社社長・三輪信雄氏(S&J)は、ITの専門家が組織内にいない可能性があると指摘する。今回のウイルス感染時の対応についても、感染が確認されたコンピュータのみを切り離して対応を終了させたなどの対応の甘さが指摘されている。国会ではメールの送受信を問題発覚後も続けていたなどの対応が指摘され、理事長らが追及を受けたほか、大臣も対応をわびた。

キーワード
年金
中国
ロイター
アメリカ
民主党
塩崎恭久厚労相
マイナンバー制度
慶応大学
社会保険庁
厚労省

“年金不安&天変地異”パニックを回避せよ!SP (ニュース)
07:45~

オープニング映像。

導入が予定されている「マイナンバー制度」について紹介。今年10月から国民への番号通知が始まる。民主・長妻昭氏が、流出前提で制度を設計すべきと指摘し、政府が導入を進める「メタボ検診」の紐付けなどを挙げて個人の傾向がわかる情報とは結びつけるべきでないと求めた。自民・萩生田光一氏は、情報が漏れないよう二重・三重のセキュリティを講じていくなどと答えた。

NEXT…天変地異に備えよ!必須の防災アイテムは?

年金の情報流出について、地震や噴火の問題も重なり国民の不安が高まっていると紹介。民主・長妻昭氏に年金の情報流出について聞くと、管理職の育成制度や年金業務監視委員会がなくなっているとの問題を指摘した。自民・萩生田光一氏は問題について聞かれ、批判を真摯に受け止めて取り組むとしながら、機構自体は民主党が設立したと指摘し、問題点をともに話し合いたいと提案した。民主・長妻昭氏は、機構を作ったのが問題との意見に反論するとともに、対応の検証が必要と話した。

日本年金機構の情報流出についてトーク。自民・萩生田光一氏は、機構の職員よりもNISC(内閣官房情報セキュリティセンター)が早く問題を発見できたと指摘し、インターネットにつながったシステムに個人情報を置いておいたなどの問題を紹介した。民主・長妻昭氏は、政権にある立場で人ごとのように説明すべきでないと批判した。

日本年金機構の情報流出についてトーク。自民・萩生田光一氏は、なりすましによる年金の詐取などは起こり得ないと説明して理解を求めた。平井文夫は、過去に発生した「年金未納の覗き見」「組合のヤミ専従」などを指摘し、過去の政権も機構や社会保険庁をコントロールできなかったと指摘した。自民・萩生田光一氏は、組織上の問題は認識しており改革していきたいと答えた。民主・長妻昭氏は、基幹システムが都内某所に置かれておりオンラインでつながっている、これらが漏れていないことを確認したいと話した。

日本年金機構の情報流出についてトーク。藤川太氏は、メールの不審な添付ファイルをクリックさせる手口に引っかかることはレベルが低いと感じる、管理の問題に加えて技術的な対策を徹底すべきと話した。家計相談の立場から、年金への信頼が揺らいでおり年金を支払う必要性を疑う声もあると話した。

日本年金機構の情報流出についてトーク。高知県知事・尾崎正直氏が問題について聞かれ、自治体としても標的型攻撃メールへの対策を指示している、問題について情報共有したいなどと答えた(「標的型攻撃メール」の解説がテロップで流れた)。

危機管理について、磯田道史氏に歴史上の教訓を聞く。吉田松陰の故事を取り上げ、危機管理には前提として危機感を持つことが必要、黒船の脅威にさらされていた沿岸地域の藩で議論が活発だったなどと説明した。自民・萩生田光一氏が危機管理体制について聞かれ、東京五輪を見据えて人材を育成していきたいと答えた。

続いて、派遣法採決の強行についてトーク。平井文夫が、乱闘国会は国民には理解されないと指摘し、野党は法案の修正を求めるべき、与党も議論に応じるべきと語った。民主・長妻昭氏は、与党が議論なしに採決する、大臣がはぐらかし答弁をするという問題もあるなどと反論した。自民・萩生田光一は、野党は委員会に出席して議論すべきなどと主張し、野党の審議阻止を批判した。

トークでは民主・長妻昭氏が反論し、安保法制の議論では野党が出席して議論しており、与党側が答弁を詰まらせる事態になっているなどと指摘し、与党に誠意ある答弁を求めた。

続いて、日本各地での噴火や火山活動の活発化を取り上げる。今月11日には浅間山の噴火警戒レベルが2に引き上げられた。5月30日にはマグニチュード8.5の地震が発生、「小笠原諸島西方沖地震」と名付けられた。この地震では各地でエレベーターが止まり、東京スカイツリーなどでも閉じ込めが起きた。菅官房長官も定例会見で問題に言及。首都直下地震では約1万7000人の閉じ込め被害が予想されている。災害危機管理アドバイザー・和田隆昌氏は、閉じ込めが3日前後に及ぶ可能性もあると話す。

5月30日の地震で、エレベーターに長時間閉じ込められた人の体験を取材。六本木ヒルズでは家族と友人の6人が閉じ込められたといい、52階から5階に向かう直通エレベーターなので途中の階で扉が開かなかったという。撮影された動画を紹介した。家族への取材では、警備担当者からは到着時間などが知らされず不安だったなどと話した。警備会社側は、10分おきに体調を確認し復旧のめどを伝えたと回答している。

エレベーターの閉じ込めについて、管理会社の担当者に聞く。佐藤直樹さん(アイテック24)が、エレベーターの上の扉は外から救出するためにつけられていると紹介した。和田隆昌氏は、エレベーターの救助にはさまざまな資格が必要で、救助できる人員は首都圏に2~3000人程度と語る。(映像:地震発生後の六本木ヒルズなど)

エレベーターの閉じ込めについて、東日本大震災発生後の事例を紹介。東京・杉並区で男性1人が閉じ込められ、消防隊員10名が救助にあたった。今後の大地震ではエレベーター3万台の停止が予想されている。

エレベーターの閉じ込めに対する対策グッズを紹介。「エレベーター非常用備蓄キャビネット」は飲料水や簡易トイレなどを備えている。「まちみらい千代田」が住宅に配備。

続いて、地震を予知するための取り組みを取材。気象庁は実用的な手法の確立に至っていないとの見解を発表したが、東海大学地震予知研究センター所長・長尾年恭氏は異を唱える。センターでは大地震の前に起こる地震活動の低下を研究しており、阪神淡路大震災や東日本大震災などでも直前に傾向が見られたという。センター長は、国による予算が少ない、研究しても就職につながらないことから研究者が少ないと語る。

地震によるエレベーターの停止についてトーク。出演者がフジテレビ本社のエレベーター前に集合した。小笠原沖地震と同じエレベーターの停止について、生放送で実演する。和田隆昌氏が、地震が起きたら進行方向のボタンをすべて押して最寄りの階で開いたら降りる、閉じ込められて照明が消えても非常電源が働く場合が多いなどと説明した。

フジテレビ本社のエレベーターから、続いて非常ボックスを紹介。救急セットやブランケット、飲み水などが用意されている。和田隆昌氏が非常用トイレの使い方を実演。大きなエレベーターでは安全装置が働くため落ちる心配はまずない、落ち着いて救出を待つことが大事と答えた。

スタジオから地震予知についてトーク。現在続いている火山活動と、今年に入っての大地震の一覧を紹介した。磯田道史は、予知することは難しいが五感を大事にする必要があると話し、明治時代の桜島噴火では山から地鳴りが聞こえて逃げた人が助かったなどと紹介した。

「火山議連」創始者でもある、自民・萩生田光一氏に火山への対応について聞く。日本には最新の技術があるが研究者が枯渇している、予算を拡充して研究者を育てるべきなどと話した。民主・長妻昭氏は事業仕分けでの予算削減について聞かれ、必要な予算は検討して拡充すべきと答えた。平井文夫は、日本のエレベーターは安全性を重視するあまり救助に時間がかかる問題があると指摘した。

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年金業務監視委員会
民主党
NISC(内閣官房情報セキュリティセンター)
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地震予知
東海大学地震予知研究センター
阪神淡路大震災
小笠原沖地震
火山議連

“年金不安&天変地異”パニックを回避せよ!SP (ニュース)
08:27~

続いて、高知県知事・尾崎正直氏に南海トラフ地震への対応について聞く。避難施設を整備しており国に支援をお願いしたい、負傷者に現地で対応する必要があり徹底した備えが必要と話した。藤川太氏は、防災は保険と同じで備えることで将来の経済にとってもプラスになると語った。和田隆昌氏は、民間の防災力を上げる必要もあると話した。

続いて、急増する相続トラブルを特集。大阪で88歳の兄が82歳の弟の自宅を放火し逮捕、動機が土地の相続だったことが明らかとなった(産経新聞)。相続相談所代表・曽根恵子氏(「夢相続」)は、遺産の少ないケースでもトラブルが多いと語る。司法統計年報によると、遺産相続で事件となったケースの3割以上が1000万円以下、75%以上が5000万円以下だった。

実際に起きた相続トラブルのケースを紹介。あるケースでは建物と土地を4人で相続することにしたが、難病を患う家族を持つ母親が土地を売るべきと主張、実家には家族の1人が住んでおり兄弟が反対し憎しみ合う結果となった。専門家は、家だけが資産となるケースではルール作りが必要と話す。

相続トラブルの別のケースを紹介。60代の女性は母親が死亡、父親が認知症を患って姉が介護施設に入れたが、その時に父親に遺言書を書かれて姉に財産を譲ると約束されてしまったという。妹が訴訟を起こし、遺言書作成当時の認知症の進み具合を巡って争った。

キーワード
南海トラフ地震
相続
産経新聞
認知症

“年金不安&天変地異”パニックを回避せよ!SP (ニュース)
08:38~

このあとは…ニュースのタネ

相続トラブルについて専門家が解説。認知症によるトラブルは多く、高齢化によって争わないための対策がしづらくなったという。先ほどの姉妹の訴訟では、和解して遺産が半分ずつ相続されたが、姉妹は絶縁したという。

相続トラブルについてトーク。家計相談員の藤川太氏が、近年は兄弟は平等だという意識からくるトラブル、遺産を受け取る側の家計が苦しいことからのトラブルが多いと話した。歴史家の磯田道史氏が、遺言状は鎌倉時代から存在した、室町時代に長男が相続する仕組みができて遺言状が廃止されてしまったと紹介した。

キーワード
相続
認知症

ニュースのタネ (バラエティ/情報)
08:44~

NEXT…都vs国…仁義なき戦い 出来るの?新国立競技場

「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」が開幕。35の国と地域が参加、3年に1度開催されている。4色のライトで室内を照らした古民家など、展示物の一例を紹介した。オイシックス社長・高島宏平さんも業界人を招待するなど、地方創生につなげる活動も行われている。

きょう紹介する本は「新しい広場をつくる-市民芸術概論綱要-」(平田オリザ/岩波書店)。地方におけるコミュニティの形成に芸術活動を役立てるという活動を解説している。バッハ・幅允孝さんが本の内容を解説した。

きょう紹介する本は「新しい広場をつくる-市民芸術概論綱要-」(平田オリザ/岩波書店)。

スタジオトークでは、高知県知事・尾崎正直氏が感想を聞かれ、地方にあるものを活用する取り組みは大事と答えた。高知県でも砂浜にTシャツを並べるなどのアートの取り組みを行っているそう。

キーワード
新国立競技場
地方創生
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ
平田オリザ
新しい広場をつくる-市民芸術概論綱要-
バッハ
岩波書店
高知県

エンディング (その他)
08:49~

新国立競技場をめぐる東京都と文科省の衝突について、IOCが懸念を表明。自民・萩生田光一氏が感想を聞かれ、みっともないものであり収束を望むと答えた。平井文夫が、知事と大臣のけんかが東京のブランド価値を下げていると指摘し、安倍総理にかわって仲直りをさせるべきと注文した。

番組を振り返ってトーク。日本年金機構の情報流出問題について、問い合わせ用の電話窓口を案内した。

キーワード
新国立競技場
IOC
舛添知事
下村大臣
安倍総理
日本年金機構 専用電話窓口

スポット

レジャー/交通

東京スカイツリー
六本木ヒルズ

不動産

アイテック24

情報/通信

フジテレビ
ラック
マクニカネットワークス
フジテレビ本社

政治/経済/地方自治体

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自民
内閣官房
自民党

科学/環境/気象

気象庁

金融/保険

日本年金機構
S&J
夢相続
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