新報道2001 2015年2月15日放送回

『新報道2001』(しんほうどうにせんいち)は、フジテレビ系列(クロスネット局除く)で2008年10月5日から2018年4月1日まで毎週日曜日 7:30 - 8:25(JST)に生放送されていた政治討論番組である。

出典:goo Wikipedia

放送日 2015年2月15日(日) 7:30~ 8:55
放送局 フジテレビ

番組概要

ニュース (その他)
07:30~

きょう未明コペンハーゲンで銃撃事件が起きた。ロイター通信によると男性1人が死亡、3人の警察官が負傷。銃弾が撃ち込まれた現場は「表現の自由」に関する討論会の会場となっていた。その会にはイスラム教の預言者 ムハンマドの風刺画を描いたスウェーデン人画家が参加していた。この画家は風刺画を発表した際「イスラム国」の前身に当たる過激派組織から脅迫を受けていた。この事件を受けてデンマーク トーニングシュミット首相は「テロ行為」と非難した。犯人は現在も逃走中である。

おととい神奈川・厚木市で強い突風が発生した。その正体は「旋風」。天気の良い日に上空と地上の気温の差が多い時に発生する。きのうも神奈川・相模原市の小学校で旋風が発生した。気象予報士 吉野元子さんは広いところで起こりやすく関東平野は全国の中でも発生しやすい場所で、神奈川県には突風が起きる前日から春先の空気が入り暖気と寒気がぶつかりあったと説明した。

おととい青森・五所川原市で猛烈な風と雪が発生し視界がほぼゼロのホワイトアウト状態になった。さらに秋田港でも台風並みの強風が吹き荒れ空の便などにも影響がでた。

いわゆる「ナッツリターン事件」について、大韓航空元副社長の判決公判が行われ懲役1年の実刑判決が下された。被告の弁護団は李明博元大統領の兄の貯蓄銀行汚職、サムスンとアップルの特許紛争を担当したソ・チャンヒ弁護士らで構成されている。現地報道によれば執行猶予を勝ち取れば数億円ものボーナスが出る契約だという。判決公判で被告は反省文を提出した。しかし裁判長は関係者が作成したものだとして反省に疑問を呈した。しかし反省文を提出したのはこれで7回目と多く裁判中は反省文とは異なりごまかすような発言をしている。

ソウル市民は1年でも短いという声が多かった。キム・ジョンジン弁護士はこの事件で大韓航空や被告に対する国民の世論はとても悪く、世論の影響で恩赦や仮釈放などはほぼ不可能だとコメントしている。さらに今回の事件を受け、財閥に属する者が罪を犯した場合一定期間経営に参加できなくする“趙顕娥防止法”という法案が提出される。法案可決をめぐっては財閥が猛烈なロビー活動を行なうと予想される。

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表現の自由
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相模原市(神奈川)
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大韓航空
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吉野元子さん
ホワイトアウト
ソウル(韓国)
趙顕娥防止法
李明博元大統領
サムスン
アップル

オープニング (その他)
07:39~

オープニング映像。

オープニングトーク。デンマークでのテロ行為について小野寺五典は日本も他人事ではないと述べた。またナッツリターン事件について三遊亭円楽がコメントした。

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小野寺五典
三遊亭円楽
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デンマーク
テロ行為

老後破産 (ニュース)
07:40~

福岡県のある町の一軒家を取材した。ゴミ屋敷と化したこの家で芸術家として活躍していた87歳の男性が孤独死をしている。遺品整理業者 株式会社「友心」の岩橋ひろし代表取締役は男性は活発に動いていたと推測した。近所づきあいもあまりなく、岩橋氏は家族間だけではなく近隣の方々からの孤立も原因だと話した。

きょうのテーマは「老後破産」。家計見直し相談センターが作成した危険度チェックリストを紹介した。ラサール石井は自分は破産予備軍だと自虐した。小野寺五典は誰にでも起こりうる危険と述べ、下重暁子は引退は絶対しないと語った。フジテレビ解説副委員長 平井文夫は最後のチェックだけ当てはまると話した。リストで最も危険度が高いのが「1988年から97年に家を購入した」である。センターの藤川太代表はバブル期に購入した人は価格の下落などがあり、70以降も住宅ローンを払う人は老後苦労するパターンが多いという。牧野知弘オラガHSC社長は、タワー型マンションが人気で郊外の住宅の価格が大幅に下落していると解説した。

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家計見直し相談センター
牧野知弘
藤川太代表
平井文夫
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小野寺五典
下重暁子
福岡県
岩橋ひろし代表取締役

老後破産 (ニュース)
07:53~

住宅ローン問題支援ネットにこの日訪れたのは66歳の女性5年前、10年・2000万円のローンで自宅を建て替えた。事故などがあり予定通りいっていないという。年間300件近い相談を受ける高橋愛子代表取締役は老後にローンをたくさん残っている方が一番多いと話した。

この日の相談者は神奈川・平塚市の50歳の女性。夫は60歳の測量技師で今年定年を迎える。ローン返済に行き詰まり売却を決意した。行き詰まった原因はゆとり返済による金利の高さ。ゆとりローンはバブル末期に登場した商品。返済当初2%の低金利で支払額も低く“家賃より安い”として話題となった。初年度だけで70万件の契約が成立したといわれている。終身雇用と定期昇給を前提として設定されており、6年めと11年目に返済額が二段階に引き上げられる。返済の前半は金利の支払いに回され元金はほとんど減ることはない。女性の場合も月8万から11万へ。ボーナス払いも30万から40万へと増えた。

去年3月から返済が滞納している女性宅はすでに競売の手続きが進められていた。評価額は862万円だった。高橋さんは競売ではなく任意売却を薦めた。これは不良債権化した物件を債権者と交渉することで市場価格に近い価格で売り出すことができる方法で競売より高く売れる。女性と夫は現在老朽化が進む公団住宅で暮らしている。近所づきあいも頻繁にしていたが現在はほとんどないという。高橋さんは1380万で売り出し、これで勝負をかけるしかしないと話した。

家を購入し80歳までローンを組んでいるラサール石井はゆとりローンについて疑問を呈した。ゆとりローンは自己破産が急増し2000年に廃止された。

「老後破産」に陥る理由として最も多いのが物件価格の下落である。藤川太家計見直し相談センター代表は当時の判断は正しかったが、こうなるとは思わなかったのではないかと話した。下重暁子は年金や退職金を生活費をあてにして購入することは問題だと指摘した。三遊亭円楽は分相応であることをわきまえよと話した。

郊外物件の下落の実態を取材した。左近山団地は去年7月に大規模修繕を実施済みである。価格は380万円。プレジール湯沢 ウエストサイドは当時約3000万円だったが現在は230万円である。

小野寺五典は郊外に暮らしたい若者が増えている。しかし雇用が足りない現状があり中々進まない。これからは地方の雇用をしっかり確立することが急務だと述べた。また都市部の高齢者を地方で受け入れる制度も考えるべきだと述べた。これに対し下重暁子は都市部の方が利便性が優れていると反論した。その後三遊亭円楽が今回のテーマに則した小咄を披露した。

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藤川太家計見直し相談センター代表
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三遊亭円楽
プレジール湯沢 ウエストサイド
小野寺五典

老後破産 (ニュース)
08:21~

老後破産で注意べき2つ目のことは「元気なうちのリフォーム」。退職するとその後の介護なども考えてバリアフリーにしたいという人が多い。しかしバリアフリーはかなりお金がかかる上、介護の段階にならないとどんな介護が必要かわからないので、必要とはならないところにお金をかけてしまうことになりかねない。下重暁子が自分がリフォームした時のことを話した。それに関して小野寺五典は、「介護保険が下りるので必要なときにリフォームしたほうがいいと思う」などと話した。また牧野氏によると、リニューアルした団地の家の費用はリフォームした金額なので、資産ではないとのこと。

円楽師匠が子どもに関しての小噺をした。

千葉鎌ヶ谷市に暮らす村田まさ子さんは、鉄工所に務める夫と二人暮らし。2500万円で販売していた物件を買ったのは、15年前の50歳のとき。しかしローンを続けることが難しくなり、残債は1700万円もある。36歳になる息子がおり、家とローンを継いでくれると考えていたが、息子は10年前に家を出て独立しマンションを購入したため、返済計画のあてが外れた。今年1月に1100万円で任意売却が決まったが、ローン残債は800万円ある。年間5000件以上の任意売却相談を受けている会社によると、親子間でのローン返済の問題は老後破産の引き金とのこと。

岡部さんは23年前に、二世帯住宅にしようと庭付き・4LDKの建売住宅を4500万円で購入した。ローンは30年であり、月々21万円の返済でローン終了は8年後の79歳の予定。しかし子どもは家もマンションも養子縁組を解消してしまった。現在は500万円以上の借金を重ねているという。岡部さんは楽になりたいと、自殺用のロープを用意していた。自己破産も考えたが、弁護士費用30万円が出せないという。岡部さんは「家の崩壊ですよ」と話した。

老後は子どもに面倒を見てもらいたいという人が多いので、結婚や孫の出産時などの度に大きなお金を失い、その後自分たちの手元にお金がそれほど残らないといったことが多々ある。また、長寿社会なので代替わりしないということで子どもや孫が一緒に暮らしたがらないということも影響しているという。

自分一人を養うことにする個人の問題にするのか、それともいくつかの世代に渡り協力して暮らした方がいいのかを議論した。小野寺五典によると、話していてよい家庭だと感じるのは親子3世代4世代が一緒に住んでいる家であるという。本当はそのような日本が元々持っていた環境が子育てにはよいが、色々な理由でそれを切っていくという過程で、このような老後破産の問題が出てきているのではないかと話した。

円楽師匠が家族についての小噺をした。

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バリアフリー

老後破産 (ニュース)
08:41~

NEXT…ニュースのタネ

「退職後は海外のいろいろな国へ旅行したい」というのはなぜ老後破産の危険があるのかというのを聞いた。藤川氏によると、老後は時間がたっぷりあり、その時間をお金を使って潰そうと考えてしまい、海外旅行などで大きなお金を使って時間を潰してしまうと元気なうちにどんどんお金がなくなっていくという。ラサール石井がフィギュアを大人買いしたことに関しても、衝動買いをしている点で危険だと指摘した。しかしあまり節約ばかりしていても良くない・孤独死をしても幸せだった人もいるのではないかなどといった意見も出た。

ニュースのタネ (バラエティ/情報)
08:46~

キーボードのエンターキーを強く叩いて壊してしまうという人が多い中、開発されたのがビッグエンター。これを開発したのは株式会社ハイの羽鳥英作さん。羽鳥さんはエンターキーを壊してしまったことをヒントにこの商品を作り、「これだと音が出ないですし周りの方に優しい設計になっている」と話した。

そこで「偉大なる失敗 天才科学者たちはどう間違えたか」という本が紹介された。誰もが知っている科学者たちが犯した間違い・失敗をまとめて一冊にしているとのこと。スタジオではビッグエンターをラサール石井が試した。

キーワード
ビッグエンター

エンディング (その他)
08:51~

家族について、血のつながりがあるのが家族という観念を変えなくてはいけないという意見が出た。また、円楽師匠は友達よりも仲間が多いから嬉しいと話した。

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